相変わらずマニアックだなぁ。ネタも限られているので、数号前にやったインクの色味の比較を切り口変えてまたやっている。インクなんかヒトツあればいいんだよ、開封してから何カ月も置いておくとカビが生えたりするらしいし。

理想としては、万年筆一本、これはペリカンのスーベレーン400か600、せいぜい800。
最初の一本にしてずっと使い続けられるものとしては、パイロットの10,000円、セーラープロフィットの12,600円とか。パイロットならキャップレスもいい。ほかのペンと同じ様にノック式で使える万年筆。

しかし、普段のサラリーマン生活では、万年筆を使う場面はそうはない。なくても困らないし、水性ボールペンの方が使いやすい。

ボールペンはカラン・ダッシュの849。ノーマルは面白くないので、限定品とかショップ限定とか。今なら伊東屋と丸善でそれぞれの店名入りのものがある。それより何よりこれは実用性が一番。インクが滑らかでかすれない。六角形ボディで持ちやすい。値段が2,500円程度~なので、もしなくしてもそれほど惜しくない。そして、期間を限っての限定品がしょっちゅう出るので、好きな人は集める楽しみがあり、気に入るデザインがあればそれを持っていれば楽しめる。

しかし、国産のジェットストリーム、ビクーニャ、スラリ、などの方が安くて使いやすい。

シャープペンシルはパーカーの1,000円のジョッターか。最近出た、パイロットのオートマックというのは3,150円するけれど、ノックしないでシャープ芯一本まるまる使い切れるとか。

しかし、各社の300円から1,000円程度のシャープペンなら、どれでも好みで使えばいいと思う。100円シャープとの使い心地の違いに驚く。300円出せば十分だと思う。

文房具に凝っている奴に仕事の出来る奴は(あまり)いない。

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さてそんなこととはまったく関係なく。
相互リンクいただいているSuicaさんが「レバレッジ英語勉強法」をいらいらしながら読んだというので、「あぁそういえばこの人の初期の本では、これだけは読んでなかったわ」と思い出し、図書館で借りてみる。

・・・・んー・・・・・
全然英語出来てなくて、仕事で急に必要になった人が、とっかかりを作るための勉強方法かなぁと思いました。

範囲を絞って3カ月間集中して勉強して、自分の職業に関することを喋れる/ 読めるようになることが目的なら、こういう勉強方法もアリかな、と。
但し、自分ではできないでしょうね。

「半年後にトルコに赴任するから、今から3カ月でトルコ語で仕事ができるようになれ」とか、行きつけのロシアンパブでお気に入りができたのでロシア語勉強しようとか、目的が明確なら、こういう勉強方法はいいのかも。新しい言葉を学ぶときには、初期に集中して勉強するやり方は有効だとは思うのです。

基本単語、生活単語を覚え、基本的な言い回しを覚え、覚えたことを使ってみる。簡単な作文をしてみる。
ここらへんは、シュリーマンの「古代への情熱」に詳しく書かれています。

もともとTOEICは、英語全般の能力が上がれば自然に点数が取れる試験だったはずだったのに、就職昇進などで重用されるにつれ、試験対策が発達して、点数が取れても英語が読めない、喋れない人を大量生産することになった。

つまり、TOEICの点数を求めるだけの勉強は意味がないとは思うのだけど、今は世間ではそういう勉強ばかり。まぁワタシはそれをずっとやってますが。

TOEICの点数よりも、自分の仕事に関連した言葉を覚えた方が使える、というのはまぁ同意。

早起きをしろ、というのと、電子辞書を使え、というのには同意。
英語の勉強云々に関わらず、早起きするのは重要。
今どきの英語の勉強に電子辞書は必須。
基本は紙の辞書をちまちま引く努力を惜しまないことだけど、紙の辞書では出来ないことが出来る。効率が上がる。ヨドバシカメラで比較してみて、説明をよく聞いて、気に入った奴をネットショップで買うのが吉。

しかし、平日毎日1時間半、さらに英会話教室に週一で通い、土日で計5時間を4週間、これでもまだ1時間半足りないから、どこかで勉強しろ、というのは、無理だよ。

巻末に経験者が4人ほど出てくるけど、この人たちはどこでこういう勉強方法を学んで、どうやって著者とコンタクト取れたんでしょう。不思議。

おまけに、「SIM」で勉強したことが役に立った、って。まだあったのかSIM。それに、TOEIC600点程度で「点数が取れるようになりました」って。世間的にはまだまだ実用レベルにはほど遠い点数だと思うのですが、自慢げに言われるとなぁ。

今どきなら、英会話はインターネットですよ。レアジョブとか、フィリピンの大学生を講師にした格安英会話サイトがいくつもあるので、そういうところで話す練習をすればいいと思います。

いや、もちろん、事と次第と目的によっては、学校まで足を運んだ方がいいのでしょうが。

なぜか、女の子にモテルようになるための話術を磨くには、キャバクラに行け、と言った仁村ヒトシを思い出す。

使える英語とは喋れるということで、そのためにはアウトプット優先という考え方は、まぁ分かりやすいっちゃあ、分かりやすい。
文献読んだりニュース聞いて、「分かった!」という喜びよりも、喋れて「相手に通じた!」という方が喜びは大きいから。そして、その方が、有益なように思えるから。
というか、仕事で必要というのは、まず喋れることなんでしょう。自分の仕事の範囲のことなら、確かに少ない単語でも喋れるし。

うーん、色々な意味で考えさせられる本でした。
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趣味の文具箱 21 (エイムック 2300)

150342

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