ソープランドと呼ばれるようになる前の、雄琴のトルコ風呂のルポルタージュ。
こういう風俗営業は、夕刊紙の記事になることはあっても記録に残ることはあまりなく、1973年に始まるこのルポルタージュは今となっては大変貴重なもので、かつ名著。
随分昔から名前だけは知っていたが廃刊だったらしく、ちくま文庫に入ったというので「必要かなぁ」と逡巡しながら買って積ん読しておいて、いつまでたっても読まないので自分に痺れを切らしてやっと読む。

これを読んだ翌日くらいに、CSの衛星劇場をつけたら日活ロマンポルノの「トルコ行進曲 夢の城」をやっていた。この映画の原作でもあるようなので(エンドクレジットだけ見た)、また放送していたら観よう。

読みたい本は沢山あるが、読めないなぁ・・・・・

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先日、BIGで日本最高額12億円の当選が出る、というニュースが流れていたが、その回で私も当たった。ただし6等300円。10~20回に1回くらいしか当たらず、当選額も少ない。くじなんてそういうものなんだろうが、それにしても宝くじより確率が低い。やはり一攫千金なんてものはないのであろうか。

そんなこととは全く関係なく。

ネットで紹介されていた本を図書館で借りて読む。

「東大なんか入らなきゃよかった」
東大に入り、大学院農学生命科学研究科の博士課程を中退して出版社勤務のあとフリーライターになった筆者による東大OBの不幸せな行く末を書いたインタビュー本(というのか)。

東大出て官僚になったが、国会対応で死にそうになっている人、銀行入ったが営業やらされてエライ目にあっている人(銀行での本部勤務は2割程度でメインは営業職なんだそうな)、博士課程まで進んだもののそこで限界悟ってしまってにっちもさっちもいかなくなってしまった人、卒業したものの学歴隠して警備員の職に就いている人などなど・・・・・

会社が本郷にあるので、合格発表を見に行ったことがある。先輩が「権之助君、東大の食堂に行こう」と誘われて、食後にぶらぶらしているとちょうど合格発表の場所を通り掛かった。

あちらこちらで悲喜こもごもの風景を見ていたが、ふと見ると、両親とおぼしき男女のもとに小走りに駆け寄ってくる受験生。「どうだった」と聞く母親に、「受かった!」と言う子どもに抱きつく両親。
あぁ、これでこの受験生の未来は拓けたなぁと思ったのだが、そう簡単なことばかりでもないのかな。

テーマとしては面白かったが、今の私にはあまり読む意味はなかったかな・・・・

ほぼ一日中ネットサーフィンしていると、あちこちで本の紹介記事や読後感想文を見るのだが、こういうのは営業というかパブ記事というか、記事の形式をとった広告だったりするので、ネットで見て「面白そう!」と思ったからといって図書館に予約申し込んだりするのはちょっと考えた方がいいかもしれない。


時間も空間もエネルギーも限られているので、残りの人生少ない私の場合、どの本を読みどの本を読まないか、はちょっと考えた方がいいな。

面白そうな本は沢山あって、ネットでも店頭でも気になる本も沢山あるが、映画も観たいし旅行にも行きたい、全てできるわけではないので、優先順位をつけるしかないな。・・・・

今の自分に必要な本なのか、ただ楽しみのために読むのか・・・・


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図書館で目について借りてみたが、なかなか参考になるようなならないような。

「あんたそんな地味というかセンスのない服、どこで売ってるんだ、なんで買ったんだ」と思うような服を着ている人があちこちにいる。全身上から下までなにかで煮しめたような灰色とか、ベルトが長すぎてぐるっと身体を半周しているとか。

私の会社にもいる。50歳くらいなのだが、なんでそんなじじくさい服をわざわざ選ぶのか、その服を選ぶセンスはどこで醸成されたのだ、と聞きたくなる。
最近、私服で出勤する人も多いのでさらに目立つのだが、まぁなんでこんなセンスない服着ているのかと思うが、でも仕事とは関係ないしな。
とはいえ、仕事できて明るい人はだいたいお洒落。
時々、服装と仕事ぶりとの相関関係を考えるが。


そうかと思うと60過ぎ、いや60台後半、どうかすると70歳くらいなのにパパス(https://papas.jpn.com/ja)やらヘンリーコットンズやらポールスチュワートやらをおしゃれに着こなしているお年寄りが伊勢丹あたりにはして、やっぱりセンスなのかやる気なのか、いやいや最終的には金目でしょ(石原伸晃か)。

そんな、イケてないおっさんでも金をかけずにどうにか見られるようなおしゃれを教えてくれる本。

デパート行って高級ブランド品買わなくても、ユニクロ、無印良品、ちょっと張り込んでLLビーンとかエディ・バウアーあたり買えばまぁおしゃれなおっさんには見えるだろう、あとはコーディネートかな。

基本は、白いオックスフォードのボタンダウンにクルーネックのTシャツ、ニットのカーディガン、濃紺のデニム(色が落ちたら買い換えるんだそうだ)、そして白いスニーカー。
これだけあればよくて、後は季節によって追加する。
うん、これなら安くおしゃれになれる、かな。

まぁどうでもいいです。
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ネット上の、プレジデントオンラインだったか東洋経済だったかでこの人の書いた記事を読んだ。

近くにがん患者がいたこともあり、そのときにがんについてネットで色々検索したが、まぁ「あやしいがん治療」「あやしいクリニック」はもんのすごく沢山ある。

「がん」とか「××がん」でネット検索すると、上位に表示されるのはSEO対策に大金かけてるような免疫療法クリニックだったりする。
こんなところは、保険が効かないので何十万~何百万もかかり、しかし効果はなく、もしなにかあっても入院できるわけではなくて、その際は救急車頼んでくれ、なんていう処なので、相手にしないが吉。

標準治療というのは「並の治療」ではなく、現段階で考えられる最高の治療、という意味なのだがどうもそうは受け取られず、上中下の中、松竹梅の梅、と思われているフシがある。

近藤誠医師のいうことも信じちゃダメですよ。

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本棚の片づけしていて久し振りに発掘されたので読んでみる。
あまりにも身も蓋もないこと書かれていて耳が痛いのだが、自分の日記で2008年3月に感想を書いていた。

https://52048.diarynote.jp/200803022337410000/

今と全く一緒。
しかし、12年も前だったとは。

耳が痛いことばかり書かれているが、捨てようかどうしようか・・・

そんなことを言いたいためにこんな日記を書いている場合ではないのだが。

この本の著者はがんセンター医師と名乗っているけど、がんセンターの整形外科に1年ほど非常勤の研修医として勤務していただけだそうな。
なんとその元勤務先から、注意喚起の文書がホームページに掲載されている。
こんなクズ本でも7刷になるってことは、どんだけ藁をもつかむ思いのがん患者が世の中に沢山いるかってことだ。

http://www.ia-nkcc.jp/news/general/kanshu.html

気をつけましょうね。

「がん」になったら、私はこの代替医療を選択する―元がんセンター医師の告白

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部屋を片付けないと、という強迫観念ばかり押し寄せてきて、全然片づかない。

昨日は某有名会社勤務の人からこっそりもらったDVDを売りに行ったら、「あー、サンプル盤は買えないです」と言われ、漫画を売りに行ったら「ここからここまでは当店には在庫が結構あるんで買えません、この本だけ50円で買い取れますがどうしますか」と言われて、一冊売って50円もらってすごすごと帰って来ました。

何故か最近100円ショップのビニール合羽を買うことにご執心で、ダイソーでもキャンドゥでも行くと雨具コーナーに行って目ぼしいものを買って帰る。

ダイソーは前ボタン式のレインコートとレインパンツだけど、キャンドゥはポンチョを売ってる。以前、夏フェス行ったときにこのポンチョを持って行ったらこれが便利。
リュック背負っててもその上からかぶれるのでリュックカバーがいらない。

前のときはダイソーで買った記憶があったが、今はキャンドゥでしかおいてないようなので、目についたら買うのだが、しかしもうフェスなど当分いや多分死ぬまで行かないし、山登りはしないし、街中でポンチョ着るのは今日みたいな台風のときだけだし、台風のときはまず出かけないし、で果たして買う意味はあるのだろうか。

もし雨の中で交通事故とか故障でもしたら使うかもしれないが・・・・・

http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/arch/tue/50208.html

週刊ダイヤモンド2014年9/27号[雑誌]
特集1 激変 お金持ちに学ぶ殖やし方、使い方//
特集2 増加する大人の発達障害
あまりの暑さにあちこちの自動販売機でドリンク買いまくっていると、「ドデカミンストロング」が100円の自販機を発見して小躍りして喜んでしまった。

タイトルに惹かれて図書館で借りた。

amazonリンクが出てこないくらいだからたいして売れなかったし、もう誰も読まない本なのだろうが、こういうのが図書館に眠っているから面白い。ことによっては誰かの役に立つかもしれない。以前、図書館でとある人のだした自費出版の本をたまたま借りたら大変面白く興味深く、買ってしまったのだが、その後その本を借りようとしても二度と目にすることはなかった。あれは一体なんだったんだろう。

そんなことはおいといて。
まぁ若い女子向けに、出かけたい気分のとき、何となくさえないとき、何もやる気がしないとき、の三パターンごとに10のやってみることを提案している。

この著者って、女子向けの自己啓発本をずい分書いてるなぁ。

ワタシのばあい、やることがない、と休日になるたびに思うけれど、実はやるべきことは死ぬほど沢山あって、どれ一つとして手をつけられないから何もできないのであった。

とりあえずは、靴磨きからやってみるかな・・・

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なんでこの本を借りようと思ったのか、さっぱり記憶がないのだが、3日くらいで読了。

倒産して、今はなくなってしまった全日本女子プロレスには小人プロレスがあったのをキミは知っているか。

ビューティペア、クラッシュギャルズ全盛の時でも、テレビでは放送されなかった彼らをおった記録。

AV女優のインタビュー記事を書いた永沢光雄もそうだったが、著者のひとり語りが続くところがある。永沢と違って、そこが気になる。

今はもう見ることができない小人プロレスラーたちが何を考えていたのか。


今日のカウンタ83135
図書館で借りて読む。
「テレパル」連載をまとめたもの。

帯を飯島愛が書いてるらしいのだが、さすがは図書館、帯がない。
帯くらい、切り取って張り付けとけよ。


おーい、北野誠ー、早く帰って来いよー、「探偵ナイトスクープ」のホームページからも消えてしまって残念至極、バーニングー


今日のカウンタ78179
「おぉ、まるでオレの為に書かれたような本だ(笑)」とまでは言わないが・・・・・

この本で少し心がラクになりました。
いや、そんなこともあるんです。

今日のカウンタ71218
ISBN:4894512114 単行本 箱田 忠昭 フォレスト出版 2005/11/16 ¥1,365

んー。
それなりには興味深く読んだが、あまり・・・・

1)「シングルパッガー」と「ダブルバッガー」の違い
2)モケジフォの法則(目標、計画、実行、フォローアップ)

というのは頭に残ったが、それ以外はなぁ・・・
結局自分の自慢になっちゃうのね。

細かいマニュアルよりも、考え方のほうが重要だと思う今日この頃。

ブックオフにとっととたたき売りたいところだが、書き込みしちゃったし。書き込みの線をシコシコ消して、クルマでブックオフもっていっても、たぶん200円くらいだろう。
手間と時間とガソリン代の対価としては少ないよな。それなら図書館の不要本交換コーナーに持っていったほうが無駄がないような気がする。

時々、「ブックオフには売りに行くひとしかいなくて、誰もブックオフから本を買わなくなったら、簡単に倒産するよなぁ・・・」と思う。

持ち運びする手間を考えたら、アマゾンで売ってもいいかな。
ISBN:4835615123 単行本 『夢をつかむイチロー262のメッセージ』編集委員会 ぴあ 2005/03/11 ¥1,050

女子プロゴルファーの宮里藍が、「読んでとても参考になった」課「勉強になった」と言っていたので、図書館で借りた(買えよ)。

いままで黙っていたが、実は私も20歳の女子プロゴルファーなので、読んで勉強して宮里藍に次のツアーでは勝とうと思う。
ISBN:4886299628 単行本 嵩元 友子 鳥影社 2006/01 ¥1,890

文句一。ちょっと高い。買うには金が惜しいので図書館で借りた。

文句二。著者の年齢がわからないので、どういう経緯でこの本を書いているのか、がよく分からない。ついでにいうと著者近影が気取りすぎ。たかだか専修大学卒業のクセにえらそうだ。

文句三。「ヤクザ映画とロマンポルノ」「暴力とセックスを売り物にした作品」などという書き方をしていて、まるで東映実録任侠ものと日活ロマンポルノは銀座並木座のような名画座でかける映画ではないような書きぶりが気に入らない。
小津と成瀬だけが名画じゃないぞ。

おほめの言葉一。上映作品リストは充実している。とりあえず、量はある。全280ページのうち、95ページくらいが上映リスト。これを見ると、俺があの映画を見たのはいつだったか、がわかる。ただし、正確かどうかまでは知らん。朝日新聞の縮刷版で調べたというから、まぁ正確なんだろう。

思えば東京から、いや日本から名画座が減って久しい。絶滅寸前だ。文芸坐も、名画座というよりは二番館としての上映が多い。今の日本で名画座たりえているのは、フィルムセンターだけではないかという気がする。
ISBN:4837961819 文庫 富田 隆 三笠書房 2003/03 ¥500

俺は、もてない、とはっきり言いきってしまおう。
いや、そんなことみんな知ってるって。

家人(妻じゃないよ)に言わせると、「あんたはこういう本を読んでいるからダメなのよ」。

まだ読んでませんけど、こういう本を一冊読んだだけでモテるようになったら努力なんかいらんよ。
とりありず、歯を磨いて風呂に入ろう。全てはそこからだ。
ISBN:4880861804 単行本 三浦 哲 成甲書房 2005/03/18 ¥1,470

なんだか怪しい本。
いや、「ユダヤ人と日本人」みたいな感じかもしれない。

この本の英語部分を書いたのは、実は訳者本人じゃないかという気がする。根拠は・・・・「hay fever」ってことばを「花粉症」と訳しているとか、そのくらいしかないけど。

ダメな本だと言っているわけじゃないですよ、大切なことが書かれていると思いますよ。

目標は、頭の中に入れておくだけではなく、紙に書け、と。

ちなみに。
http://www.execueng.co.jp/にアクセスすると何かいいことがあるらしい。
ISBN:400700126X 新書 舘神 龍彦 岩波書店 2004/11 ¥819

買おう買おうと思ってたが、岩波アクティブ新書は扱っている本屋も少なく、ネットで買うにも価格が中途半端で、なかなか買えない。面倒になって図書館で借りた。最近の図書館はネットで予約できて取り寄せもしてもらえるので、エラク便利。
で、なんでこれを借りたかというと、ワードやエクセルでリフィルを作る方法が書いてあった、と日経ビジネスアソシエに書いてあったからだが、言われてみればしごく当たり前のやり方だった。

ただ、あれだな、俺も仕事上の住所録は、手書きでチマチマ書くんじゃなくて、パソコンで(というかエクセルかワードで)管理しておいて、それを出力しておいたほうがいいな。
で、電話番号は、携帯に入力しておく、と。なにを今更、なことだが、携帯がなぜ便利かというと、検索してすぐかけられることだ。
これが手帳なら、名前から検索することはすぐできても、電話機に向かって一つ一つ番号をプッシュしなけりゃならん。
もちろんそのかわりに携帯なくしたら全部アウトというリスクもあるから、バックアップはきちんと取っておこう。
ISBN:4344004264 単行本 橘 玲 幻冬舎 2003/12/01 ¥1,575

借りたのに読めなかった本や聴けなかった本田美奈子のCDを返しに行ったら、この本が本棚に入っていた。
半年くらい前までは、人気ランキングに入っていて、予約しなければ読めなかったんだがなぁ。いや別にだからどうということはないけど。
ま、借りるのにあれだけ苦労した(予約して待っただけだが)本が、予約しなくても借りられるというので、つい借りてみた。
どうせ読まないけど。
ISBN:4871772349 単行本 山本 有花 あっぷる出版社 2004/07 ¥1,575

図書館の人気ランキングでずいぶん上のほうにあって、5月に予約して、やっと先日借りられた。
借りられたのはいいんだが。

どこで読んだか覚えてないが、このひとの本は、初心者にはオススメできないそうだ。曰く、初心者に安易に信用取引をすすめているとか、チャートの説明が大雑把だとか、ようは初心者にはやさしくないということらしい。

自分としてはそういう意見にはにわかには賛同しないが、しかし昔にもこの人の本を読んだことはある。テレビにでていたのをみたこともある。
テレビでは、淡々と100万単位の取引をしていたので、「普通の主婦はこんなに簡単に100万単位の買いを入れたりはできないようなぁ」と思いながら見ていた。

ま、この本はこれから読むんだが。

読み終わった。感想。
1)文章が下手くそ。本多勝一いうところの「入れ子構造」があっちこっちにあって、読みにくい。文章そのものがヘタ。
え、「オマエが言うな」って?こりゃまた失礼いたしました。

2)「大きく儲けるには信用取引」というが、信用取引だと損も大きいことにほんのちょっとしか触れていない。
「少額だと儲けも少ない、つまらない」というけど、いきなり最初っから150円×10,000株=1,500,000円も買えるかよ。しかも専業主婦(=夫の扶養家族=夫の収入のみ)が。専業主婦なら、夫から生活費だけもらってそれでやりくりせい。夫婦とはいえ他人の稼ぎで勝負するな。

3)株式用語の説明がない。素人(=俺)のような読者に、「押し目買い」って言ったところで、「なに?」ってなもんだ。

結論。やはり素人にはお薦めできない。おとなしく吉野家で豚キムチ丼でも喰ってろ。
ISBN:4163670807 単行本 武居 俊樹 文藝春秋 2005/05/26 ¥1,680

図書館でみかけて借りてみた。

こういう本(どういう?)は俺にとってどういう意味があるのかな、と思う。読む意味があるんだろうか?
この本は俺の今後の人生にとってどういう意味があるんだろう?どういう役割を果たすんだろう?
いや、この著者がどうこうというのではなく。今後の人生にとって、意味のある本を読みたいな、と思う次第で。

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