平山吏は、ひらやま のりお と読む。

福島県の 県立磐城高校と言うところを卒業したらしい。本人曰く、ラグビーでインターハイに出たと言うが、団体競技だから本人の力だけではないし、そもそもレギュラーだったのかどうか。

二浪していたせいか、入学早々態度がでかく、欠けた前歯の隙間からタバコの紫煙を吐き出していた。

コイツは人間のクズで、働かなくて金がないくせに酒を飲みたがり、しょっちゅう目につく人から金を借りていた。この場合「借りていた」というのは「寸借詐欺」と同意語である。

「●●君、金貸さない?8千円でいいよ。奨学金が入ったら返すから。」のように、1万円に満たない金額をあちこちから借り、奨学金が入ると「××君、飲みに行こうよ、奨学金が入ったから」
もちろん、●●君に金が戻ることはない。

そんなことをしていたものだから同級生やサークルの人たちから信頼を失う。
一年経つと相手にしてくれる人(=金を恵んでくれる人)がいなくなるものだから、毎年つきあう人間、グループが変わっていく。

働けばいいのに、働かない。バイトのヒトツもすればいいのに、と世間知らずで純朴だった私は思うのだが、コイツが言うには、「ハンバーガーショップでバイトなんかするとな、時給550円で年下の店長に命令されるんだ」とか言う。

ハンバーガーでもスーパーでもコンビニでもガソリンスタンドでもバイトすれば、少額でも安定したバイト料が入り、多少は安定すると思うのだが、彼のアタマでは違うらしい。

閑話休題。
その大学の先輩で、誰もが公認のカップルがいた。同学年で同じ学部の同じ学科、同じサークルで同じ党派性で、いつも一緒にいたのだが、このラブラブカップルが別れたという衝撃のニュースが学内を駆けめぐった(おおげさ)。

すると、別れた女性と、この人間のクズ 平山吏(ひらやまのりお)がくっつくという意外な展開をみる。しかも女性のお腹には厳粛なる事実(って古いな、園田天光光か)、要は妊娠したのだった。

学内の狭いサークル近辺の話である、二人を知る人は驚天動地、どうすんだ一体と騒ぎになったが、二人が結婚するというのだから止めることはできない。

やりましたよ、学内の施設借りてささやかながらお祝いの会を。
女性の方は父親はすでに亡くなっていたと思う、母親が大分(だっけ)から出てきて、皆さんにお礼を言うけど、参加者一同は「どうなのかなぁ、大丈夫かなぁ」と思っていた。

あにはからんや、この人間のクズ 平山吏(のりお)は、奥さんが大きなお腹かかえているのにマタニティドレス一枚買ってやることなく、相変わらず働かず毎日のように学内のサークルボックス棟や生協食堂を徘徊していた。していることと言ったら、ただの駄話を知り合いと繰り広げるばかりである。

奥さんが懇願したのだろうか、某政治団体関連の印刷会社に就職、と思ったらアルバイトで、それもあまり真面目に行っていなかったようだ。

そんなこんなで十月十日が経ち、無事生まれた男児には「真理(しんり)」という、本人曰く哲学的な名前をつけたのだが、生まれてもやっぱり働かず、ミルク代にも事欠くありさま。

愛想をつかした奥さんは大分(多分)に帰ったときく。あ、ということは大学も辞めたのか。まぁ赤子かかえて勉学どころではない。

働かないのか働けないのか、とにかく人間のクズの平山吏(のりお)は、当時出入りしていたサークルの活動費を持ち出し(窃盗)、しかし当時すでに高学年だったコイツに意見したり厳しい処分を言い渡せる下級生はおらず、穏便に済まされてしまった。

ラブラブカップルだった片方の男の方は、この女性と別れたあと、隣の学部の後輩の女の子と結婚した。接点がどこにあったのか、今思えば不思議。
女性よりもこの男の方が結婚が早かったのではないだろうか。
だから、女性はあてつけであんなロクデナシと無理やりできちゃった結婚したのかと。

その後、その男性は、ある年の瀬、職場の忘年会の帰りにホームから転落して亡くなった。どういうことだったのかよく分からないのだが、事故の後、しばらくは生きていたのだが結局駄目だったというようなことだった。

大晦日が葬式だった。
喪主は奥さん、二人の間には、女の子二人が生まれていた。
葬式の間、この子たちはおとなしくしていたのだが、父親が亡くなったことがわかっていたのだろうか・・・

しかしその後、遺族年金で生活はでき、向学心に燃えた奥さんは翻訳学校行ってたとも聞くが、さてまたその後はどうしているのか・・・

そんなろくでなしの平山吏(のりお)、ふと思い立ってネット検索してみたら、新宿ゴールデン街に出入りしていたらしく、客で作ったラグビーチームに参加していた。

久し振りに再度検索してみたら、なんか変なところにもぐり込んでいたことがあるようだ。最近のネット検索はpdfファイル上の文字まで検索してくるから素晴らしい。

今はどこでどうしているのか知らないが、コイツにはとにかく散々迷惑かけられたので、もう私の前には二度と現れないでもらいたい。

266220
漫画家で、柳沢きみお先生がいらっしゃいます。

和光大学中退、少年ジャンプの新人賞でデビューし、デビュー作「女だらけ」は女5人姉妹と末っ子長男の男の子のギャグ漫画でした。
その後、少年キングで中学生がアパートで独り暮らしする「すくらんぶるえっぐ」、そして少年マガジンで連載した「跳んだカップル」が大ヒット、テレビドラマにも映画にもなり、映画は相米慎二監督、薬師丸ひろ子主演でこちらも大ヒット。
その後も「特命係長 只野仁」がテレビドラマ化されヒット、と40年以上にわたって前線で活躍している漫画家である。
・・・前置きが長いな・・・・

そんな柳沢きみお先生がヒットマンガのかたわらでライフワークのように描き続けているのが「大市民」というエッセイ風マンガ。
作者本人と思しき小説家が世田谷あたりのボロアパートに設けた仕事場で飲んだた食ったり料理したりあれこれぶつくさ意見開帳したり、というものなのだが、初期はストーリーのかたわらご意見開帳だったのが、あちこちのマンガ誌で連載しては終了しまた別のマンガ誌で連載し、という履歴を経る内にだんだん文字ばっかりになってきた。
ある日突然「サンデー毎日」で連絡が始まり、いつ単行本になるのか楽しみにしていたが、電子書籍止まりらしい。

で、やっと本題。

その、おそらく最後の「大市民」こと、「終活人生論 大市民晩歌 Kindle版」
で紹介されているのが柳沢先生独自のストレッチと体操。

立ったまま両手をグルグルと前後に回す。左右にも回す。
ヒザに手を当ててヒザ屈伸を何回もやり、両手を床にペタペタと何度もくっつけ、
腰に手を当てて後ろにぐいぐいとのけぞらせる。

腰を左右に回転させる。
床にぺたりと座り、足に胸をペタペタくっつける。
左右の足に胸を何度もくっつける。前にも何度も曲げて最後は胸を床にペターっとくっつける。
しめに起き上がって、両足首と首をコキコキと回して終わる。

そして筋トレを、
逆立ち一分。
腕立て伏せ90回。
膝屈伸90回。

そして、60歳過ぎてからは腹八分目。睡眠をたっぷりと取る。

このマンガには出てこなかったが、水泳がお好きで毎週行っていたそうである。


ちょっと真似して、腕を片方ずつ前後に回してみたが、10回もやるとだるくなってしまう。相当なまってるな。

近所(でもないか)の公園に時々散歩に行くのだが、たまに見かける人が鉄棒のところでおかしな体操をしている。

胸から腹の高さくらいの鉄棒の前にたち、握って、腰をゆらゆらと前後に動かしている。1分くらいで終わるだろうと眺めているとなかなか終わらない。
それ以外にも妙な体操をしていて、「変な人だなぁ」と眺めていたのだが、ある日思いついて同じような体操をやってみた。

とてもキツイ。
件の人は、だいたい20~30分くらいやっていると思うのだが、その間ずーっと身体を動かし続けている。
強度は高くないが、これだけ長い間動かし続けるのは結構きつい、というか今の俺にはできない。

簡単そうに見える体操でも、やるとやらないの間には深くて暗い川があるのである(黒の舟唄か)。




266187
「すばらしき世界」を観てきた。
https://wwws.warnerbros.co.jp/subarashikisekai/

この女優見たことあるなぁ、長澤まさみに似てるなぁ、と思ったら長澤まさみだった。
あれ、この人、安田成美そっくりだ、と思ったら安田成美だった。
ん、このおばさん、いや女優さん、えーと、誰だっけ、えーと、前の芸名が太田雅子で、その後の芸名の方がずーっと有名なんだけど、えーとえーと・・・
梶芽衣子だった。

映画監督のいまおかしんじ氏が絶賛していて、
http://pink2000s.cocolog-nifty.com/meikemitsuru/2021/02/post-958dba.html
果してどんなもんだろうかと観に行ったのだが。

最近の映画館は前売り主体で予約もできて、当日行ってみたら満席立ち見ということがない反面、時間ギリギリに駆け込んでくる奴、本編始まってからのそのそ来る奴が増えた気がする。
大ヒット映画だと、普段映画館に来慣れていない人も来るので、ポリ袋を延々とガサガサガサガサ触り続けている奴もいたりして。

うん、役所広司は素晴らしかった。

ざっくり言うと、この映画は、あれだね、「竜二」だね。竜二と似てる。
竜二は、妻と娘がいて堅気になったもののヤクザに戻ってしまう。
一方、この主人公、三上は一匹狼のヤクザ(というのが存在し得たのかどうか知らないが)だったが今回こそ堅気になろうとするが、社会の冷たさに、かつて知り合ったヤクザの元を訪ねるが・・・・・

東京新聞金曜夕刊に、新作映画の映画評とともに土日の上映スケジュールが掲載されている。何本も観たい映画はあるが、土日どちらか、それも毎週ではなく、せいぜい月に1本くらいしか観られない。
残念だが、しかし月に一本でも映画を観られることは幸せなんではないだろうか。


そんなことより、G-darkさんが記事にした件。
https://webmaster.diarynote.jp/202103021827098168/

DiaryNoteは、吐き出したいけど世界中に拡散するのははばかれる内容などが書ける秘密日記機能がよかったのだが、果たしてどうなるのか。
1年くらいの猶予をおいて閉鎖になるのか、このまま生き続けるのか。

まぁ、すでにlivedoorとかはてなブログとかgoo blogとかfc2とかいくつかブログのアカウントはあるのだが。

日記形式ならナスカかなぁ
http://diary1.nazca.co.jp/

でもナスカには知り合いいないし、秘密日記機能はないし。

266130
今日のイースターエッグから。

エロ広告多数注意。メインコンテンツの始まりはずーっと下の方です。

中学時代の仲間でかけがえのない人が出来た話
https://eegg.fun/text/20150523194408.html

【以下ネタバレ注意】



在宅勤務をさぼってずーっと見ていて、おぉ面白い、とかちょっと感動したりしていたが、ちょっと待て。
この話、要は男3人女2人の中学時代からのグループの中でくっついたり離れたりグループ外から引っ張ってきたりしたけど、生まれたところで育ち、中学時代の人間関係の中で結婚して家庭を持っていくという、山田昌弘教授あたりが提唱していたものではなかったか。または、イオンでなんでも済んでしまう、または周囲にはイオンしかない、というところの話のような。

ちょっと違うのは、この男3人女2人のグループはみんながバイク乗りでどこに行くにもバイクで行くというところくらいか。だから、元々の話は2ちゃんねるのバイク板でに書き込まれていたらしい。

そう考えると、「ちょっといい話」とか「感動の話」ではなくなり、ただ、生まれた地元で中学時代の人間関係のまま成長して、その地元の仲間内で結婚してそこで生活していくというだけの話。

ただ、このように、学校を出た後でも都会に出ないで地元に根付いて生活していく人がいなければこの国の地方は成り立っていかない。
こういう人が地方を、日本経済を支えているのだと思う。

当時の2ちゃんねるでの書き込みは15年くらい前なので、書き込み主が健在なら40歳前後だろうか。

サボテン作っているというから特定できそうな感じなのだが、成田から飛行機乗って帰省したというから、どこなんだろうか。

夫婦で健在で、商売も繁盛していて、子どもも産まれていて大きくなっていてみんな幸せだといいなと祈る。

266053
岡田一成は、おかだかずなりと言う。
彼は、チビで、ぶおとこだった。
ジミー大西から愛嬌をなくしてもっとぶおとこにしたら、岡田一成になる。

彼の実家は墨田区は押上の喫茶店だった。
今でこそ押上といえばスカイツリーのお膝元だが、当時の押上はなんにもないただの浅草の隣の下町だ。
後年、「WAY-OUT」の倉庫でのバーゲンで何回も通うことになるが彼と知り合った頃は未踏の地だった。

今も盛り上がっているのはスカイツリー周辺だけでちょっと離れた商店街はさびれたまま。
あ、「キャプテン サンタ」と「BOAT HOUSE」があるな。
http://www.joymark-design.co.jp/shoplist/
閑話休題。

彼は紙袋で通学していた。
そしていつもアルバイトニュースを持っていた。今の若い人は知らないと思うが、当時は「日刊アルバイトニュース」というアルバイト情報誌が駅売店で売られており、アルバイトを探すのはこれしかないのだった。
後にリクルートが「FROM A」で殴り込みをかけるが、それはまた別の話。

そう、彼はいつもアルバイトを探していた。学食、サークルボックス、その他あちこちで見かけるときは、いつもアルバイトニュースを広げていた。
金がないのか実家の喫茶店が儲からないのかはたまた兄弟が多いのか知らないが、彼を見かけると、いつもアルバイトニュースと赤サインペンを持っていた。

彼は毎朝アルバイトニュースを買い、よさそうなアルバイトを見つけるとすぐに面接の電話をかける。三つ四つ、時にはもっとかけて面接の予約をするが、実際に面接に行くのはヒトツだけなのだ。
それは面接する側に迷惑だと思うのだが。

そうして見つけたアルバイトは、いつも短期で、1週間、せいぜい2週間のものばかりで、次々とアルバイトを替えていく。
アルバイト探して次々替えるくらいなら、その時間もアルバイトした方がずっといいと思うのだが。

彼に「岡田、時給幾らなら応募するの?」と聞いたことがある。
「最低600円だね」
マクドナルドが530円とか550円だった頃の話である。

しょっちゅうアルバイトを替えるせいで、時にはアルバイト料を受け取りに行く時間がないこともあったりする。
彼に受け取りを頼まれたことがある。

「おい、権之助、頼みがあるんだけど」「アルバイト料を取りにいってくれないか」「今のバイトが忙しくてさ、取りにいけないんだよ」

今の私なら「半額もらうよ」と言って体よく断るか本当に半分もらうのだが、当時おぼっちゃん(ぼっちゃんでなく)だった私はなんともひとのいいことに、学芸大学の「ベルン」という、今はデパートにも入っていたり結婚式の引き出物になったりするお菓子メーカーの事務所までバイク飛ばして取りにいったのである。

https://berne.temiyage-gift.com/?p=21

おそるおそる入っていくと会議中で、「岡田一成のアルバイト料を受け取りに来ました」という怪訝な顔で出してくれた。
これ、実は労働基準法違反。本当は本人に直接現金で払わなければいけない。

そして彼に全額渡した気がするのと、小遣いも手間賃も手数料もくれなかった気がする。あぁなんてお人好しだったんだ。世間知らずもいいとこである。

そんなバイト探しとバイトばかりしていた彼に、やっとよいアルバイトが回ってきた。
某新聞社の原稿係、通称「こどもさん」である。
履歴書を送ってから数カ月、連絡があって働けることになった。

新聞社の本社の編集局での雑用係なのだが、時給1,000円、新聞社だけあって昼勤務、夜勤務、泊まり勤務(といっても26時くらいに終わる)があり、その気になると結構稼げる。
そんな彼は毎日のように出勤して働いた。

しかし、そんな彼を悲劇が襲う。
学費未納で大学を除籍になったのだ。
アルバイトに精を出していて殆ど学校に行っておらず、また家にも帰っていなかったのか、大学からの通知が本人に届かず、親もいいかげんだったのか、学費の督促が本人に届かなかったのだ。
大学の事務は何回も電話したり書類送ったりしたらしいがとうとう期限までに届かず、あえなく除籍となってしまった。何故か除籍の連絡だけは届いたようだ。

新聞社のアルバイトは学籍がないとできないので、こちらも辞めざるを得なくなった。
そんな彼に会ったのは、何故か学芸大学の商店街で偶然すれ違った。
喫茶店に誘うと、除籍になった経緯、復学する方法について聞いた。

聴講生になって何十単位か取れば復学できる。
しかし、正規の学生と違い、一単位何千円を払わなければならない。
通常4単位なので1万6千円。4コマ(16単位)だと6万4千円。
多分これでもまだ足りない。なにしろアルバイトばかりしていて大学なんか来ていないのだ。

彼は、司法試験を受けたいのでなんとしても復学するというのだが、彼がいたのは文学部である。在学中も法律の講義で見かけたことはないし、そもそも大学に来ていない。
そもそもこの学校はレベルが低く、司法試験なんて滅多に受からない。

まぁそれはいいけど、そんな話を聞いて店を出て別れよう、と思ったが帰ろうとしない。店は出たのだがなんか色々言ってきて帰ってくれない。別れの言葉をいくつか言ったはずだが、コイツはしつこくて帰ろうとしない。酒が飲みたいわけではないのだろうが、帰らない、離れない。
「岡田君はね、寂しがり屋なのよ」と言う人がいたが、いや、それにしたって。

迷惑だったなぁ。

その時にはジャパンタイムスでアルバイトしていると聞いた。
新聞のアルバイトが気に入ったのか。

その後、なんかのバーゲンに誘ってくれたのだが寝坊したか遅刻したかで行けなかったことがある。「悪いなぁ」と思い、彼のアパートまで行ったが(なんで知ってたんだろう)、家にいるのに出てこない。扉越しに会話はしているのだが、出てこようとしない。
あの時、私は「あ、オンナがいるから出てこないのだな」と思っていたが、本当はどうだったのだろうか。

それきり、彼とは連絡が途切れた。
復学しなかったし、どこかで偶然会うこともない。

きっとろくでもない生活をしているのだろうと思うし、そうであって欲しい。




266028
岡田一成は、おかだかずなりと言う。
彼は、チビで、ぶおとこだった。
ジミー大西から愛嬌をなくしてもっとぶおとこにしたら、岡田一成になる。

彼の実家は墨田区は押上の喫茶店だった。
今でこそ押上といえばスカイツリーのお膝元だが、当時の押上はなんにもないただの浅草の隣の下町だ。
後年、「WAY-OUT」の倉庫でのバーゲンで何回も通うことになるが彼と知り合った頃は未踏の地だった。

今も盛り上がっているのはスカイツリー周辺だけでちょっと離れた商店街はさびれたまま。
あ、「キャプテン サンタ」と「BOAT HOUSE」があるな。
http://www.joymark-design.co.jp/shoplist/
閑話休題。

彼は紙袋で通学していた。
そしていつもアルバイトニュースを持っていた。今の若い人は知らないと思うが、当時は「日刊アルバイトニュース」というアルバイト情報誌が駅売店で売られており、アルバイトを探すのはこれしかないのだった。
後にリクルートが「FROM A」で殴り込みをかけるが、それはまた別の話。

そう、彼はいつもアルバイトを探していた。学食、サークルボックス、その他あちこちで見かけるときは、いつもアルバイトニュースを広げていた。
金がないのか実家の喫茶店が儲からないのかはたまた兄弟が多いのか知らないが、彼を見かけると、いつもアルバイトニュースと赤サインペンを持っていた。

彼は毎朝アルバイトニュースを買い、よさそうなアルバイトを見つけるとすぐに面接の電話をかける。三つ四つ、時にはもっとかけて面接の予約をするが、実際に面接に行くのはヒトツだけなのだ。
それは面接する側に迷惑だと思うのだが。

そうして見つけたアルバイトは、いつも短期で、1週間、せいぜい2週間のものばかりで、次々とアルバイトを替えていく。
アルバイト探して次々替えるくらいなら、その時間もアルバイトした方がずっといいと思うのだが。

彼に「岡田、時給幾らなら応募するの?」と聞いたことがある。
「最低600円だね」
マクドナルドが530円とか550円だった頃の話である。

しょっちゅうアルバイトを替えるせいで、時にはアルバイト料を受け取りに行く時間がないこともあったりする。
彼に受け取りを頼まれたことがある。

「おい、権之助、頼みがあるんだけど」「アルバイト料を取りにいってくれないか」「今のバイトが忙しくてさ、取りにいけないんだよ」

今の私なら「半額もらうよ」と言って体よく断るか本当に半分もらうのだが、当時おぼっちゃん(ぼっちゃんでなく)だった私はなんともひとのいいことに、学芸大学の「ベルン」という、今はデパートにも入っていたり結婚式の引き出物になったりするお菓子メーカーの事務所までバイク飛ばして取りにいったのである。

https://berne.temiyage-gift.com/?p=21

おそるおそる入っていくと会議中で、「岡田一成のアルバイト料を受け取りに来ました」という怪訝な顔で出してくれた。
これ、実は労働基準法違反。本当は本人に直接現金で払わなければいけない。

そして彼に全額渡した気がするのと、小遣いも手間賃も手数料もくれなかった気がする。あぁなんてお人好しだったんだ。世間知らずもいいとこである。

そんなバイト探しとバイトばかりしていた彼に、やっとよいアルバイトが回ってきた。
某新聞社の原稿係、通称「こどもさん」である。
履歴書を送ってから数カ月、連絡があって働けることになった。

新聞社の本社の編集局での雑用係なのだが、時給1,000円、新聞社だけあって昼勤務、夜勤務、泊まり勤務(といっても26時くらいに終わる)があり、その気になると結構稼げる。
そんな彼は毎日のように出勤して働いた。

しかし、そんな彼を悲劇が襲う。
学費未納で大学を除籍になったのだ。
アルバイトに精を出していて殆ど学校に行っておらず、また家にも帰っていなかったのか、大学からの通知が本人に届かず、親もいいかげんだったのか、学費の督促が本人に届かなかったのだ。
大学の事務は何回も電話したり書類送ったりしたらしいがとうとう期限までに届かず、あえなく除籍となってしまった。何故か除籍の連絡だけは届いたようだ。

新聞社のアルバイトは学籍がないとできないので、こちらも辞めざるを得なくなった。
そんな彼に会ったのは、何故か学芸大学の商店街で偶然すれ違った。
喫茶店に誘うと、除籍になった経緯、復学する方法について聞いた。

聴講生になって何十単位か取れば復学できる。
しかし、正規の学生と違い、一単位何千円を払わなければならない。
通常4単位なので1万6千円。4コマ(16単位)だと6万4千円。
多分これでもまだ足りない。なにしろアルバイトばかりしていて大学なんか来ていないのだ。

彼は、司法試験を受けたいのでなんとしても復学するというのだが、彼がいたのは文学部である。在学中も法律の講義で見かけたことはないし、そもそも大学に来ていない。
そもそもこの学校はレベルが低く、司法試験なんて滅多に受からない。

まぁそれはいいけど、そんな話を聞いて店を出て別れよう、と思ったが帰ろうとしない。店は出たのだがなんか色々言ってきて帰ってくれない。別れの言葉をいくつか言ったはずだが、コイツはしつこくて帰ろうとしない。酒が飲みたいわけではないのだろうが、帰らない、離れない。
「岡田君はね、寂しがり屋なのよ」と言う人がいたが、いや、それにしたって。

迷惑だったなぁ。

その時にはジャパンタイムスでアルバイトしていると聞いた。
新聞のアルバイトが気に入ったのか。

その後、なんかのバーゲンに誘ってくれたのだが寝坊したか遅刻したかで行けなかったことがある。「悪いなぁ」と思い、彼のアパートまで行ったが(なんで知ってたんだろう)、家にいるのに出てこない。扉越しに会話はしているのだが、出てこようとしない。
あの時、私は「あ、オンナがいるから出てこないのだな」と思っていたが、本当はどうだったのだろうか。

それきり、彼とは連絡が途切れた。
復学しなかったし、どこかで偶然会うこともない。

きっとろくでもない生活をしているのだろうと思うし、そうであって欲しい。




266028
その昔々、子どものころ、「知らないと損500」という本が好きで何回も読み返していた。家族で出かけるときにも(そんなことあったな)、この本を持っていくくらい好きだった。
この本の中に「痔の直し方」が絵入りで説明されていた。
要は、「用がすんだあとは水でお尻を洗え」というものだった。

そこには小学校高学年くらいの男の子がタライのなかに座り「アァーいい気持ち」と言っている絵だった。

そう、たらいに水を張り、用が済んだらこれでお尻を洗うんだそうだ。
たらいがなければ水で濡らしたトイレットペーパーで拭くだけでもいい、とあった。

当時はウォッシュレットなどあろうはずがない時代なのでたらいだったが、今ならウォッシュレットですな。

真冬でも水で洗うとよくなります、多分。

265996
富士モータースは、かつて目黒区鷹番に存在した自動車関連企業である。
目黒通りの上り側で、修理工場とガソリンスタンドを経営していた。
修理工場は、(多分)いわゆる民間車検場というやつで、日産のクルマを扱っていた。修理だけではなく、販売もしていた、ようだ。
ガソリンスタンドは出光で、ガソリン、軽油、灯油を扱っていた。
社長は北条馨という人で、二代目だという話だった。
事務所は修理工場の二階にあり、社長と木津さんという専務、名前忘れた事務のおばさん、というよりおばあさんといった方が似合う女性がいた。

木津さんは中学卒で、努力の結果、この会社の専務になったということだった。

事務のおばさんは、十条だか赤羽だか、そっちの方から通ってきていた。
会社の最寄り駅は東横線の学芸大学だが、駅から遠いので、駅から会社まで自転車で来ていて、毎日同じ時刻にタイムカードを打刻していた。

ガソリンスタンドは、岡崎さんという、当時はおじさんに思えたが、今の私よりもずっと若い人が働いていた。

修理工場は、北条さんという、社長とは同姓のおじさん、名前忘れた若い人が働いていた。この若い人は茨城出身なのは訛りでわかった。
普段は物静かだが、日産のスカイラインだかなんだかに乗っていて、かなり飛ばすと岡崎さんから聞いた。

ガソリンスタンドは常にアルバイトを募集していた。
なにしろ岡崎さんが一人で仕切っていたのだ。
ガソリンスタンドは朝、午前中が忙しく、午後は遊びみたいなもんだ、と岡崎さんは言っていた。

午前中は人手が足りないので整備の北条さんや社長が手伝っていたらしい。
ガソリンスタンドというのは通りすがりで入れていく客もあるが、ここのスタンドの場合、整備工場をやっていることもあるのか、常連というか定期客が多かった。
中でも多かったのは、通りの向かいにあった大角という生コンの会社のコンクリートミキサー車である。
何十台とあり、当然掛け買いである。

トラックやダンプは、自前のクルマで個人事業主として商売している人もいる。当然、燃料費などの経費は自分持ちなので、節約したい人は軽油ではなく灯油を入れる人がいた。
ディーゼルエンジンは灯油でも動くのだが、コレ、本当は法律違反なのだ。だから通りからは見えないように角度を考えて給油していた。

そんな富士モータースは今はもうない。
何があったのかしらないが経営が立ち行かなくなり、自己破産を申請した。

修理工場もガソリンスタンドも、今はマンションになっている。

田園都市線沿線のマンションに住んでいた社長も、きっと個人保証をしていたのだろうから、マンションも失ったのだろう。
いまはどこでどうしているのだろうか。


265976
毎年1月29日に、金庫メーカーのクマヒラから送ってもらっている。

https://www.kumahira.co.jp/company/csr.html

最近は金庫どころかトータルセキュリティソリューションの会社らしい。

母がどこかで見て気に入り、連絡して送ってもらっていたのを私が引き継いだ。
A6サイズ130ページほどの小冊子だが、いい話が載っていて、読むたび、反省させられる。時々、「ケッ」と思ったりもするが。

気になった方はクマヒラに頼めば送ってもらえるし、営業所でももらえるそうです。
https://form.kumahira.co.jp/m/contact?e_39=4


265946
浦安に「松の湯」という銭湯があり、今月末で無期限長期休業、実質的には廃業というので入りに行く。

浴槽背景には、よくある富士山のペンキ絵ではなくて将棋の駒を描いたタイルがあって、ここは「メランコリック」という映画のロケで使われたらしい。

もう二度と行くことはないのだろうな。

銭湯巡りをしていると、普段なら行くことのない駅を降りて、歩いたことのない街を歩く。銭湯がなくなってしまうと、多分もう二度とそこに行くことはない。


帰宅して録画してあった「愛しのアイリーン」を観る。

ちょっと原作と違うか。いや、原作もきちんとは読んでいないし。
新井英樹のマンガは、なんか必要以上に暑苦しくて「宮本から君へ」を読んでいたときにもついていけなかったのだが、これもそうだ。
木野花演じる主人公の母親が叫びまくるのだが、不遇だったころの80年代日本映画のようでどうにもこうにも。
あのころの邦画は、どの映画を観ても出演者たちが必要以上の大声で怒鳴り合っているような記憶しかない。観ている映画が偏っていたのか。


【長編】旅に出たら人生が変わった
http://blog.livedoor.jp/kiirosokuhou/archives/13698741.html

フィンランド人の女子大生とチャリ旅した話
http://torochan.livedoor.biz/archives/6615260.html

旅に出たら人生が変わった
https://eegg.fun/text/20161105231847.html

この三つすべて、2ちゃんねる(今は5ちゃんねる)の「ニュー速VIP」板に書かれていたもののコピーだけど、この話も面白かった。人生には偶然と奇跡が転がっている。バイク乗り、チャリダーはいいなぁ。
https://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1474231316/

夕方早めの時間に銭湯に行ったので、食後には風呂に入らないで寝る。

265914
確か幻冬舎だったと思うけど、不動産取引業者が「世の中にはこんな嘘みたいな間取りの物件がありまーす」「世間には知られていないけどこんな変な建物が売られています」「有名なあの建物の裏にはこんないわくつきの廃墟があります」「折角建てられてあとは分譲販売開始を待つばかりのはずなのに地元住民が難癖つけてきて訴訟になったら住民の言い分が通ってしまい、分譲できず、どうしようもなくなっているマンションが文京区小松川にあります」とか(しつこい)そういう変な物件ばかりを集めていたネット記事があり、その記事のもともととなったツイッターでの書き込みなどなどをまとめたもの。

ネット記事のときには面白かったのに本になると面白くなくなるのは何故だろう。
ネット記事は一生懸命、仕事をさぼって読むのに書籍になると読むのに難渋するのは何故だろう。

いわゆる旗竿地の竿の部分、つまり旗の部分に行くための通路部分の幅約2メートル長さ数十メートルに建てられた一戸建てとか、大金持ちが建立した勝山市の清大寺こと越前大仏だとか、暇があったら見に行ってみたいと思うものもあるが、いや世の中には変わった建物(不動産)もあるものである。

代官山のヒルサイドテラスの裏側にブルネイ王国が所有する土地があって、工事半ばで放置されている建物があるらしい。
代官山は私にとってはものすごく敷居が高いが、いつの日か行くことがあったら行ってみよう。
・・・多分いかないな。


銭湯帰りの某線某駅のホームで電車を待っていたら屋根がガンガン鳴り出したので、「なんだ、カラスでも屋根で遊んでいるのか」と思ったら音が大きくなり、行き先表示盤が揺れだして立っていてもわかるくらい、よく揺れた。

電車が到着したので乗ると、やっぱり電車も揺れている。
早速、いつも持ち歩いているトランジスタラジオとスマホを同時につけてみる。

そうこうしている内に、揺れが収まり電車は出発してしまう。おいおい、震度4だよ大丈夫か。

結構長いこと揺れていたので「あ、これはきっと東日本大震災の余震に違いない」と思ったが(今までにも長い地震波そういわれることがあった)、今のところけが人はいても死者が出ていないのがなにより。



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先日、BIGで日本最高額12億円の当選が出る、というニュースが流れていたが、その回で私も当たった。ただし6等300円。10~20回に1回くらいしか当たらず、当選額も少ない。くじなんてそういうものなんだろうが、それにしても宝くじより確率が低い。やはり一攫千金なんてものはないのであろうか。

そんなこととは全く関係なく。

ネットで紹介されていた本を図書館で借りて読む。

「東大なんか入らなきゃよかった」
東大に入り、大学院農学生命科学研究科の博士課程を中退して出版社勤務のあとフリーライターになった筆者による東大OBの不幸せな行く末を書いたインタビュー本(というのか)。

東大出て官僚になったが、国会対応で死にそうになっている人、銀行入ったが営業やらされてエライ目にあっている人(銀行での本部勤務は2割程度でメインは営業職なんだそうな)、博士課程まで進んだもののそこで限界悟ってしまってにっちもさっちもいかなくなってしまった人、卒業したものの学歴隠して警備員の職に就いている人などなど・・・・・

会社が本郷にあるので、合格発表を見に行ったことがある。先輩が「権之助君、東大の食堂に行こう」と誘われて、食後にぶらぶらしているとちょうど合格発表の場所を通り掛かった。

あちらこちらで悲喜こもごもの風景を見ていたが、ふと見ると、両親とおぼしき男女のもとに小走りに駆け寄ってくる受験生。「どうだった」と聞く母親に、「受かった!」と言う子どもに抱きつく両親。
あぁ、これでこの受験生の未来は拓けたなぁと思ったのだが、そう簡単なことばかりでもないのかな。

テーマとしては面白かったが、今の私にはあまり読む意味はなかったかな・・・・

ほぼ一日中ネットサーフィンしていると、あちこちで本の紹介記事や読後感想文を見るのだが、こういうのは営業というかパブ記事というか、記事の形式をとった広告だったりするので、ネットで見て「面白そう!」と思ったからといって図書館に予約申し込んだりするのはちょっと考えた方がいいかもしれない。


時間も空間もエネルギーも限られているので、残りの人生少ない私の場合、どの本を読みどの本を読まないか、はちょっと考えた方がいいな。

面白そうな本は沢山あって、ネットでも店頭でも気になる本も沢山あるが、映画も観たいし旅行にも行きたい、全てできるわけではないので、優先順位をつけるしかないな。・・・・

今の自分に必要な本なのか、ただ楽しみのために読むのか・・・・


265824
auは来年3月末で3G(いわゆるガラケー)が停波する(要は使えなくなる)ので、「最後の1台になるまで頑張ろう」と思っていたけど、そうとうガタがきていて、電話帳に登録していない番号からかかってくると無音のまま留守番電話になりしかし録音されないという不具合まで出てきたので、とうとう観念してスマホに切り換える。

いまのauショップというのは電話だけじゃなくてインターネット接続にとどまらずがすとか電気とかなんかもう色々やっているので、最初にアンケート数ページ答えさせられてそれから延々と色々な話が始まる。結局スマホを手にして店を出たのは3時間半後だった。午後の予定をまるまる空白にしておいてよかった。

これまで並行して使っていたYモバイルのスマホからauのスマホに移行しようとすると、グーグルアカウントでログインするだけで殆どすべてのアプリが自動的に表示されインストールされていく。便利な世の中だなぁ。

しかし、旧ガラケーから新しいauスマホに電話帳を移行させたのだが、ふとみるとYモバイルスマホの電話帳にもガラケーの電話帳が移行させられている・・・
これはびっくり。
こんなことは期待していなかったのだが。

まぁ、Yモバイルのスマホは用なしになるのでいいか。

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図書館で目について借りてみたが、なかなか参考になるようなならないような。

「あんたそんな地味というかセンスのない服、どこで売ってるんだ、なんで買ったんだ」と思うような服を着ている人があちこちにいる。全身上から下までなにかで煮しめたような灰色とか、ベルトが長すぎてぐるっと身体を半周しているとか。

私の会社にもいる。50歳くらいなのだが、なんでそんなじじくさい服をわざわざ選ぶのか、その服を選ぶセンスはどこで醸成されたのだ、と聞きたくなる。
最近、私服で出勤する人も多いのでさらに目立つのだが、まぁなんでこんなセンスない服着ているのかと思うが、でも仕事とは関係ないしな。
とはいえ、仕事できて明るい人はだいたいお洒落。
時々、服装と仕事ぶりとの相関関係を考えるが。


そうかと思うと60過ぎ、いや60台後半、どうかすると70歳くらいなのにパパス(https://papas.jpn.com/ja)やらヘンリーコットンズやらポールスチュワートやらをおしゃれに着こなしているお年寄りが伊勢丹あたりにはして、やっぱりセンスなのかやる気なのか、いやいや最終的には金目でしょ(石原伸晃か)。

そんな、イケてないおっさんでも金をかけずにどうにか見られるようなおしゃれを教えてくれる本。

デパート行って高級ブランド品買わなくても、ユニクロ、無印良品、ちょっと張り込んでLLビーンとかエディ・バウアーあたり買えばまぁおしゃれなおっさんには見えるだろう、あとはコーディネートかな。

基本は、白いオックスフォードのボタンダウンにクルーネックのTシャツ、ニットのカーディガン、濃紺のデニム(色が落ちたら買い換えるんだそうだ)、そして白いスニーカー。
これだけあればよくて、後は季節によって追加する。
うん、これなら安くおしゃれになれる、かな。

まぁどうでもいいです。
265758
在宅勤務は忙しい。
というか、集中できない(これは昔から)のと、気が散る要因が多数あるのと(これは責任転嫁)、そもそも仕事ができないのと(これは自己責任)、与えられている仕事が面白くない(これは因果応報)ので、やった気になっているけど全然やれていない。

死ぬほど働きたいのだが(嘘ではないが心身ともについていけなくなるだろう)。

イースターエッグから。
例によって周囲にエロ広告多数注意、レイアウトが分かりにくく、本文を見失うことに注意。

裏切った嫁に起きた壮絶な因果応報
https://eegg.fun/text/20160130193246.html

中3の時同級生の母親がデリヘルやってるのがクラス中にバレて自殺してしまった話
https://eegg.fun/text/20170218091039.html

なんか今日は、せつないというかやるせないというかやり場のない感情が沸き上がるようなトピックだな。


265688
もう2月だよ、お立ち会い。

「43年後のアイ・ラヴ・ユー」という映画を観に行った。

原題「リメンバー・ミー」こういうタイトルの韓国映画があったな。
でもストーリーはちょっと違う。

若いころ(43年前)、憧れていて面識もあった女優が認知症でホームに入っていることを知った主人公が彼女の記憶を取り戻すため、自らが認知症と偽って同じホームに入り・・・・・

ご都合主義で適当な映画だったなぁ。
主人公の孫娘役の女の子が才気煥発という感じで将来楽しみ。

ここんとこ毎週のように映画を観に行っているが、そんなに映画が好きなわけではなく、暇なわけでもない。
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1月31日でPHSが終了するそうな。25年の命だったとか。
ポケットベルは使ったことないが、PHSは使っていたなぁ。
最初の端末は三洋の980円だったか。今は絶滅してしまったがマイクフリップとかいうヤツで、マイクが口から近かったので安心感があったし、ボタンが隠れるのでカバンに入れても安心だったなどなど。

最初はDDIpocketだったのに転々として最後はワイモバイルか。

LD(学習障害に非ず)とかVHDとか、MDとか、HDDVDとか、新技術なのに消えていく数々の規格とか、なんか死屍累々だな。

山口百恵の引退コンサートが30日にNHKで放送されるというのでネットの一部で盛り上がっている。私はテレビのEPGで知ったが当然録画する。

確かこれ、当時もテレビでやったような気がするが、観なかったのは何故だろうか。まぁどうでもいい。

新型コロナは、当地東京では減ってきているように見えて、ツイッターでもfacebookでも「金曜日でこの数字ならもうピークアウトした」と発言している人がいるが、果してどうなるか。今朝のテレビでは統計の専門家が「このまま我慢していれば2月終り(だったかな)には数人になる」と言っていたが。

仕事から逃避するためにfacebookを日がな眺めていたりするが、あちこち見ているとどうも日本語のあやしい人が目につく。他人に読んでもらうことを目的としていないかのような、一読して何を言っているのかわからない、独りよがりと言っていいような書き方をしている。
何故だろうか。

265610
なんだか知らないけど寝るのが2時過ぎるので毎日眠くてしょうがない。そして朝起きられない。・・・なんとかしようといいつつ何ともならんか。無理して起きていると、アミロイドβがたまって認知症になるというし。

ボイラー技師の過去問の新刊が発売されたので、買おう。60過ぎたらなんか別の仕事を探さなければならないし、70くらいまでは働かなければいけないみたいだし。

今日もグーグルのCOVID-19 の予測を見ている。
東京は、今日は1,064人か。予測では955人。
明日にはさらに増えるが、以降はまた急速に減り、2月4日に500人を切り、10日に200人、18日に100人を切る予想になっている。
これのグーグルの予測、毎日修正されていて、過去の予測との比較ができないのでよく分からないが、随分減る予測になっている。
当たるかなぁ、当たらないかなぁ。ワタクシ、根が陰険なので、こういう予測が当たったかどうか後になって確かめたいタイプなのだが、こうやって文章にして残しておくしかないのか。

毎日15時過ぎるとニュースが気になる。
当地東京のほかに気になっているのが、北関東と大阪。
東京、埼玉、千葉、神奈川の感染者数は大変多いが、栃木群馬茨城の北関東はがくっと減る。
なんでだろう、と素人なりに考えてみたところ、東京まで出勤している人が少ないことと、クルマ社会なんで通勤にクルマを使う人が多く、接触が少ないのでは、という結論に達した。

大阪は、維新が病院潰し、看護士学校を閉校に追い込み、コロナ対策をないがしろにして特別区廃止条例にうつつを抜かしていてどのようになっているのか、毎日ツイッターで色々見て気にしているが、東京よりも死者が多いというからきっともっと悪化するだろうと見ている。

まぁそんなことより、弊社の希望退職募集の締め切り日は明日29日。
私みたいな役立たずはとっとと首切りたいのだろうな。


265585
今日のイースターエッグ(という名の2ちゃんねるまとめサイト)
※エロ広告多数、センセーショナルなタイトル多数注意※

産みの母親と初対面したんだが、予想外の対応だった
https://eegg.fun/text/20170814150508.html

悪の巣窟とか便所の落書きとか敵に回せば恐ろしいが味方につくと頼りないとか散々な言われようをしていた2ちゃんねるだが(今は5ちゃんねるか)、こういう心ある人々もいる。
書き込み主の女性は、まだ元気なら30歳台半ばくらいか。きっと幸せになっているであろう。

エド・はるみがクラヴマガ(イスラエル生まれの護身術)をやっていると聞いて、やっぱりやりたくなる。赤坂見附の駅に長らくポスターが貼ってあったな。
それにしても考えてばかりで行動が伴わない。合気道やりたいだの少林寺拳法だの。カラテやって1年でギブアップしたのを忘れたわけではないのだが。

人生にハプニン“グー!”は付き物──エド・はるみと山田ルイ53世が向き合う「その後」の人生
https://news.yahoo.co.jp/articles/18b623973b9642ba2e4981e9e8a5d6c05f3ac8c8

先週末、玉置浩二のコンサートに行ってきた。
https://saltmoderate.com/
ちなみに、
 指揮> 栁澤寿男 管弦楽> 新日本フィルハーモニー交響楽団 

東京文化会館なんてクラシックの殿堂で、一生入ることはないだろうと思っていた。で、入ってみると、5階。一番上。ステージ向かって左側、全然見えない。
イープラスの抽選で当たるとこんなところなのか。

40分歌って20分休憩、また40分歌って、アンコール、で終了。
これで1万4千円は、管弦楽の人数考えたら適正価格なんだろうが、いや、もう少し沢山歌ってほしかった。この間のさだまさしも2時間きっちりで終了するし、みんな山下達郎を見習え。
そういや竹内まりやのコンサートも中止になってしまった。

公演終わって上野の山をとぼとぼと歩いて降りる。楽屋口からわらわらと人が出てきて、聴衆とまざる。さっきまでバイオリン弾いていた人たちも打ち上げしないで電車で帰るのね。

エンタメ業界に少しはお金を落とさないと、と思って月に一回はなにかに行くようにしているが、2月、3月の予定はなし。

https://www.stopcovid19.jp/forecast.html
毎日毎日在宅勤務だがまったく集中できないので日々チョコレートをガリガリとかじりながらグーグルの予測を見ている。
明日になったらまた予測数字が変わるのだろうが、月末に2,300人くらいでピークを迎えてから下がり、2月中には1,000人ちょっとで安定するという予想は当たるか。

職場では新たに抗体検査キットも購入したらしく、内心「アホか」と思っているがそれをいうとさらに立場が悪くなるのでいわない。

スーパーまで外出するとき、自転車乗っている人とすれ違うがみんなマスクしている。いっつも心の中で「バカだなぁ、一人で自転車のってて感染するわけないのに」と思っている。

問題なのは会食と会話。
手をきちんと洗ってマスクするのがαでありΩ。

265543
2020年の映画「罪の声」を観てきた。
https://tsuminokoe.jp/

すでにあちこちで映画のあらすじや映画評は上がっているけれど。
まぁ私が書いたところで屋上屋を重ねるどころか駄文を書きつらねるだけだが。

グリコ・森永事件をモデルにしたフィクションを映画化。

封切り時に評判を聞いていて、是非みたいと思っていたのだが、長いのと映画館に行く時間が合わなかったり、なんかほかにやらなければいけないことがあったり、と時間の使い方がうまくいかず、未見のままだった。

うーむ。重厚。面白い、という言葉だけではくくれない。

あの事件で脅迫状を読み上げていた子どもたちは、今、どこでどうしているのだろうか。



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