2012/2/19 ウメサオタダオ展(お出かけ日記)
2012年2月20日 過ぎ去っていく日々の記録 コメント (2)
日本科学未来館http://www.miraikan.jst.go.jp/でやっていた「ウメサオタダオ展」に行く。
梅棹忠夫は、この「知的生産の技術」や「文明の生態史観」を始めとする多数の著書、みんぱくこと、国立民俗学博物館の初代館長その他まぁもんのすごい業績を遺した人。
日本には何人かの、日本を変えた天才、先達がいるが、その一人。
展示方法も、ただ眺めるだけではなく、梅棹の書いたメモのコピーを自由に触れたり、京大式カードに名刺のコピーをしたもののレプリカを自由に眺めることができたり、と博物館のイメージを変えた展示方法で、これも興味深かった。
これだけは行きたいと思って行ったのが、行ってよかった。積ん読になっている「知的生産の技術」も読まなければ。1969年の刊行以来、88版を数えるという。
すこいなぁと思うのは、やはり「こざね法」や京大式カードを使った発想法。発想、というよりも、膨大なメモを組み合わせることで新しい発想が出てくる(ちょっと違うか)ところ。
初期は野帳(フィールドノート)を使っていたのだが、綴じ込み式の不便さのため、膨大なメモを2年をかけてカードに移しかえたと。
そうかと思うと、60歳頃の手帳が展示してあったのだが、こ、これは、8穴のシステム・ダイアリー?湯川秀樹だけじゃなくてこの人も愛用していたのか。
そうかと思うと、山登りに熱中するあまり、旧制三高理科甲類の二年生を3回やったとか。つまり2回留年したということ。一回ならまだわかるが、2回である。
ココロ社(http://d.hatena.ne.jp/kokorosha/)の人が言うのでちょっとココロに引っかかったのが、「僕はインプット自慢の人とも仲良く話せるよ」というのがあって、これ、「私は年間に映画を××本観ます」とか、「年間で本を××冊読みます」とか、そういうことしか言えない人(=私)のことを半分揶揄して言っているのだなぁ、と最近やっと気がついた。
うんうん、確かにそういう人いる。年間××本みたとかいうことだけで、話が止まってしまう人。その映画のどこが面白いとかつまらないとか、そういうアウトプットができないんだな。そういう人(=私)って映画観ても本読んでも芝居観ても落語行っても、無駄だと思うな。せめてブログに批評まではいかなくても感想くらい書けばいいのに、できないんだな(=私)。
大阪でやってたものが巡回して東京の外れに来たのだが、いやー、不便なところだった。
船の科学館の近所で、クルマでないととても行きにくい。お台場とはいえ、デックスやメディアージュのあるところからは離れているし。
しかし、館内に一歩入ると、そこは科学というかハイテク技術を分かりやすく説明するてんじが一ぱい。見るだけではなくて体験できるので、子供たちにも大人気らしい。こういうところに親は連れてきたがるからね。俺も子供がいたら連れてくるだろう。
かつて、上野の国立科学博物館に一回だけ連れて行かれたことがあるが、そこで買ってもらった鉱石見本と同じ様なものがミュージアムショップに売っていて、懐かしくなってしまった。
ウメサオタダオ展は年齢層が高かったが、他の展示は家族連れで一杯で、独身カノジョ無しのおじさんは、悲しくなってスゴスゴと退散してきました。
ケータイ国盗り合戦、という、ケータイの「位置ゲー」というのがあって、これまで150ヶ国以上をわが手中に(笑)治めたのだが、都区内でまだ行ったことのないところが二つあった。
六本木とお台場、である。
今回行ったので、これでやっと征服することができ(笑)、遺すは六本木のみ。しかしこちらのほうがずっと敷居が高そうである。
http://kntr.jp/pc/
なんのとりとめもなくなってしまったな・・・・いや、すごいひとです。
知的生産の技術 (岩波新書)
142198
梅棹忠夫は、この「知的生産の技術」や「文明の生態史観」を始めとする多数の著書、みんぱくこと、国立民俗学博物館の初代館長その他まぁもんのすごい業績を遺した人。
日本には何人かの、日本を変えた天才、先達がいるが、その一人。
展示方法も、ただ眺めるだけではなく、梅棹の書いたメモのコピーを自由に触れたり、京大式カードに名刺のコピーをしたもののレプリカを自由に眺めることができたり、と博物館のイメージを変えた展示方法で、これも興味深かった。
これだけは行きたいと思って行ったのが、行ってよかった。積ん読になっている「知的生産の技術」も読まなければ。1969年の刊行以来、88版を数えるという。
すこいなぁと思うのは、やはり「こざね法」や京大式カードを使った発想法。発想、というよりも、膨大なメモを組み合わせることで新しい発想が出てくる(ちょっと違うか)ところ。
初期は野帳(フィールドノート)を使っていたのだが、綴じ込み式の不便さのため、膨大なメモを2年をかけてカードに移しかえたと。
そうかと思うと、60歳頃の手帳が展示してあったのだが、こ、これは、8穴のシステム・ダイアリー?湯川秀樹だけじゃなくてこの人も愛用していたのか。
そうかと思うと、山登りに熱中するあまり、旧制三高理科甲類の二年生を3回やったとか。つまり2回留年したということ。一回ならまだわかるが、2回である。
ココロ社(http://d.hatena.ne.jp/kokorosha/)の人が言うのでちょっとココロに引っかかったのが、「僕はインプット自慢の人とも仲良く話せるよ」というのがあって、これ、「私は年間に映画を××本観ます」とか、「年間で本を××冊読みます」とか、そういうことしか言えない人(=私)のことを半分揶揄して言っているのだなぁ、と最近やっと気がついた。
うんうん、確かにそういう人いる。年間××本みたとかいうことだけで、話が止まってしまう人。その映画のどこが面白いとかつまらないとか、そういうアウトプットができないんだな。そういう人(=私)って映画観ても本読んでも芝居観ても落語行っても、無駄だと思うな。せめてブログに批評まではいかなくても感想くらい書けばいいのに、できないんだな(=私)。
大阪でやってたものが巡回して東京の外れに来たのだが、いやー、不便なところだった。
船の科学館の近所で、クルマでないととても行きにくい。お台場とはいえ、デックスやメディアージュのあるところからは離れているし。
しかし、館内に一歩入ると、そこは科学というかハイテク技術を分かりやすく説明するてんじが一ぱい。見るだけではなくて体験できるので、子供たちにも大人気らしい。こういうところに親は連れてきたがるからね。俺も子供がいたら連れてくるだろう。
かつて、上野の国立科学博物館に一回だけ連れて行かれたことがあるが、そこで買ってもらった鉱石見本と同じ様なものがミュージアムショップに売っていて、懐かしくなってしまった。
ウメサオタダオ展は年齢層が高かったが、他の展示は家族連れで一杯で、独身カノジョ無しのおじさんは、悲しくなってスゴスゴと退散してきました。
ケータイ国盗り合戦、という、ケータイの「位置ゲー」というのがあって、これまで150ヶ国以上をわが手中に(笑)治めたのだが、都区内でまだ行ったことのないところが二つあった。
六本木とお台場、である。
今回行ったので、これでやっと征服することができ(笑)、遺すは六本木のみ。しかしこちらのほうがずっと敷居が高そうである。
http://kntr.jp/pc/
なんのとりとめもなくなってしまったな・・・・いや、すごいひとです。
知的生産の技術 (岩波新書)
142198