時々落語のハナシを書いたり、寄席に行ったとか独演会に行ったとか書いてますが、そんなに落語が好きなわけではないんです。
することないから行っているだけです。
映画観ててもあまり面白くないし。
コレ前にも書きましたが、ニフティで「ぽっどきゃすてぃんぐ落語」というコンテンツが一時期あって、これで聴いてみたのが運の尽き。
「まぁこういう世界もあるなぁ」と知り、職場に詳しいヤツがいて、ちょこちょこと行き始めたのがことの始め。
とはいえ、噺家の名前は知らない、演目も知らないので、とにかく聴いてみる一方で、図書館で演目解説の本借りたりしているわけですが、まぁこの世界はマニアックにはまろうとすればいくらでもはまれるし、いわゆる落語オタクみたいな人もいるけど、ひと様との接触がうまくできないようでは意味がないので、そこまでははまらず。金も時間ももったいないし。そういや最近は寄席に行かなくなったな。

さてそんな自分語りは置いといて。

新作落語の巨匠、三遊亭円丈が先輩、同業者、後輩について語ったこの本。
野球評論家は元プロ選手なのに、落語評論家は元落語家ではない、そんなヤツがエラそうに評論するな、というわけで普通は聞かない同業者の落語を聴いて評論したという作り。

とりあえず、ワタシの好きな春風亭百栄、立川談笑、柳家三三が出ていたので買う。
「笑点」にて出ている人以外の落語家を知らない人、落語を聴いてみたいけど、誰が上手なのかわからない人には参考になるのでは。
あと、図書館でCD借りたりするのもいいけど、聴き初めは、音声だけというのはちょっとつらいかも。DVDがあるところならそっちを借りた方がいいかも。

学生時代に落研のヤツが言ってましたが、落語は聴く側にも忍耐を強いる、ある程度の知識がないと楽しめない、という、ちょっと敷居の高いところがある娯楽です。
しかし、本当に最初のうちは、演目の内容も知らなくても構わないので、聴いてみて面白かった、つまらなかった、というレベルでも構わないのでは。

まぁどうでもいいです。

落語家の通信簿(祥伝社新書)

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