寺脇研氏と言えば、もと文部省の官僚にして、いわゆる「ゆとり教育」の導入役で、日本の教育をダメにした戦犯みたいな言われ方をしているが、もともとこの人開成⇒東大で、なおかつ大学在学中から「キネマ旬報」の映画評欄に投稿しており(もちろん掲載もされている)、文部官僚として忙しい中(と書くと大変みたいだが、公務員が仕事のかたわら、と書くとまるでさぼっているようである)、映画評論を続け、キネ旬はもとより何冊も映画関連の単著をモノにしている。

そんなお人が映画製作に乗り出したというので、面白半分怖いもの見たさで観に行く。





全然面白くなかった。
ただ女優を裸にして濡れ場を撮っているだけで、面白くもなんともないの。
散々映画評論やっていても、やはり作る側になると違うというのは、水野晴郎先生が「シベリア超特急殺人事件」ですでに証明されているのだが、やっぱり寺脇研でも無理だったか。

まぁ時間の無駄でした。

戦争と一人の女

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