サザエさんか。

弘前に行ってきました(って誰に向かって)。
ゴールデンウイークの頃に、桜を観に行きたかったんだが、諸般の事情(要するにグズ)で新潟の高田に行くことにして、弘前はまた来年、と思っていた。

実は、というかなんというか、弘前城址の天守の下の石垣が外側に膨らんでいるとかで、天守を動かして工事に入るので、今のところの天守はこの春(2015)でしばらく見納めだ、ということだった。

で、テレビだか新聞だかで、その天守の工事の模様をやっていた。曳屋(ひきや)、というやり方で、つまりは現状の建物の形を保ったまま、下にコロとか車を入れてそのまんま70メートルばかり動かすらしい。100年に一度の大工事(前回は1897年から始まり、1915年に竣工)とのことで、これも見に行かねばなるまい、ということで、例によって朝早起きして東北新幹線で新青森まで。

それにしても東北新幹線は本数が少なくて困る。
弘前へは、特急もあるが、鈍行に乗り換えて約40分ほど。

キレイな街ですな。道路、舗道や看板に気を配られているなと思う。また、コンパクトシティと言うんですかね、街づくりが、どこかの地方都市みたいに行き当たりばったりでなく、きちんと都市計画立てて行われている感じ(個人の感想です)。
そして、部外者からは小さい街に思えるのに、紀伊国屋とジュンク堂がある。ほかにも大型書店がある。大学があるとはいえ、ただの地方都市にしか考えていなかったので、これは意外だった。知的レベルは高いのかもしれん。

で、なんで桜もないのに弘前に行こうと思ったかというのは、曳屋工事見物はもちろんだが、どうも先日読んでたこの漫画で弘前桜まつりのことを読んだのが潛在意識に刷り込まれていたらしい。とはいっても、作者は桜まつりに行ったものの、まだ早すぎて桜の花を見てはいないんだけど。


100人で天守を引っ張る、というイベントを見て、公園内をくまなく散歩して、コーヒー飲んで肉まん食べて、神社にお参りして、銭湯入って帰って来ました。

日帰り、滞在時間5時間45分では見きれない、もったいない。

来年のゴールデンウイーク近辺には、泊まり掛けで桜を見に行こうと思いました。それまで生きていればのことだけど。



はらぺこ万歳! 家ごはん、外ごはん、ときどき旅ごはん

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