この間、関東だけだと思うけど、がん患者で、治療しない人の話をNHKでやっていた。いや、正確に言うと、ガン治療に色々な情報が流れていて、その一つに「がんは放置しておけ」というのがある、という流れだった気がする。

世間で売れてて、週刊文春始め色々なメディアに登場している、元慶応病院の放射線科の近藤誠医師が、「がんには、本当のがんとがんもどきがある」「がんは治療しなくて良い」「抗がん剤は効かない」云々という言説を発表して、世間の人々はそれを信じている、または「本当はがんは治療しなくてもいいんだ」というようなことを思い込まされつつあるようだ。

この本は、がん治療専門の腫瘍内科医が近藤医師の本に反論しつつ、がん治療のあるべき姿を書いたもの。

ちょっと勉強になりました。


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