建築学概論を観る。
なんとまだ公式サイトが残っている。 いつまであるかわからないけど一応。
http://www.kenchikumovie.com/index.html

一昨年のコリアンシネマウィークでは真っ先に売り切れ、昨年5月くらいのロードショーやってたときに観に行きたいと思っていたものの、いつの間にか終了していた。
まぁしょうがないか、と思っていたが、んー、やはり封切りで観ておけばよかった。
封切りで観て、ツイッターやfacebokで語り合えればよかった、なんてね。誰も知り合いはいないのに。

ともに建築学概論を受講していた、大学1年で建築学科の男と、済州島から出てきた音楽学部の女の子がたまたま知り合い、お互いを思いつつも言い出せず、ふとしたことで二度と会わなくなったまま時は過ぎ・・・
35歳になった建築家のところに突然訪ねてきて、家を建ててくれ、と言う女。

男はまもなく結婚し、女は3年前に医者と結婚したというのだが・・・・・・

詳しいことは、輝国山人の韓国映画 http://www.hf.rim.or.jp/~t-sanjin/korea.html と ロケ地情報は「ばつ丸のロケ地を旅する」 http://movie.geocities.jp/badtzmarulocation10/ken.html で。
それにしてもこの大塚ばつ丸氏はなんでこんなに詳しいんだろう。

「展覧会」というグループの唄った「記憶の習作」という歌は多分知らなかったのだが、韓国ではヒットしたらしいので、その時代を思い出す有効なツールなんだろうな。
そして、Disdman、GUESSのTシャツ、ヘアムース、そしてポケベルなど、当時の小道具が一杯。
https://www.youtube.com/watch?v=xQ1mIf8eq9Y


大人を演じたハン・ガインも女子大生時代を演じたスジもかわいい。特にスジ。Miss-AというKPOPグループは知っていたが、なにしろPUFFYの二人の区別がつかなくなってから(まだついていない)アイドルグループの顔と名前を一致させるのはあきらめた。
「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョンを思い出したが、現地でもそういう評価があるらしい。
しかしこういう子が同級生だったらよかったなぁ。私の行ってたところなんか三流だし、田舎者と基地外しかいなかったし。

ハン・ガインは、マルチュク青春通りでお下げ髪の女子高生やってた子というのを、輝国山人の韓国映画で思い出す、というか、再認識。あの映画もスキだった。ブルース・リーとジャッキー・チェンという、アジアの男の子ならみんなが憧れたスターの交替の時期という、これもまた時代背景が偲ばれる。しばらく業界から離れていたらしいが、キレイな人になっていてよかった。35歳くらいの設定だが、このくらいが多分人生で一番いい時期だろうなぁ。


自分の初恋は思い出さなかったが、大学の同級生のことを思い出した。クルマでたまプラーザのアパートまで送って行って、「お茶でも飲んで行って」と部屋に上げてくれたのに。
あぁ、あのとき・・・・

「サニー」といい、「ハロー!ゴースト」といい、最近の韓国映画は益々侮れなくなっている。
一時に比べてヒットしなくなっているし公開規模も本数も減っているが、その分クオリティが上がっていると思う。

今回は、映画の世界に入り込むことができて、幸せな時間を過ごすことができた。現実はとてもハードなのだが。

建築学概論 DVD(2枚組)

219523

コメント

ヴォルフガング
ヴォルフガング
2014年4月24日10:25

そうなんだぁ~!それは知らなんだ。ありがとう。

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