蕎麦屋で週刊現代読んでたら、向田邦子の本が紹介されていた。
そういや、ドラマは見たことあるが本はないなぁと思い、その足で本屋に寄る。

向田邦子はなく、山口瞳と沢木耕太郎と関川夏央だけがある(ほかにもあったけど)。

仕事帰りに別の本屋にはあった。どれを読もうかと立ち読みしていると、「あ・うん」の解説を山口瞳が、「父の詫び状」の解説を沢木耕太郎が書いていた。

「あ・うん」は小説なのでパス。

帰りの電車で読む。

表題作は、ワガママで妻に向かって怒鳴り散らすような傍若無人な父親が、珍しく娘に世話になったことを、大変にゆがんだ形で詫びを言う話。

威厳を保つというのは大変なのである(そういう話ではない)。


コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索