仕事帰りのコンビニで東スポと夕刊フジと日刊ゲンダイを買いながら、隣の列の客が流れないのをボーッとみている。
業務用ゴミ券を買っている客がいたのだが、買った内容の処理に店員が手間取っている。券を10枚まとめて買いたいらしいが、それの処理ができない。
見かねた先輩店員が、それでもやさしい物言いで、「ほら、10枚まとめてだから、ここをスキャンして」とかなんとか説明している。その説明されている店員をみていると、職場でのオレみたいだなぁ、と思う。

自分が何をするべきかわかっていない、目の前にある仕事を自分がしなければならないとわかっていない、目の前にある仕事をどうやってやればいいのか、わからない。
人さまに逐一教えてもらわないとできない。ただし、ほかの人は聞かなくてもできている。

言われれば、できる。手取り足取り、一つ一つ教えてもらえば、できる。これでいいのか、と毎回聞きながら、ならできる。「これでいいの?」と確認してもらいながらなら、できる。

こういうのは、できるとはいわない。「誰かに教えてもらわないとできない奴。一人じゃなんにもできない奴」というのが、大抵の世間の評価。

そういう評価というのは、どういうわけか、本人の耳には入って来ない。


今更ながらのあることにやっと気がついて、このままではこのままだと、慄然とする。

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