2009年3月7日のフィクショナスな日記
2009年3月7日 日常 コメント (2)
fictionous 創作上の、架空の、ウソの、虚偽の
(カレッジライトハウス英和辞典より)
銀座のレストランでお見合いするので、出掛ける。
「ディズニーランドに行ったことがありません」というと、アメリカのディズニーランドのことだと思われたらしく、「あら、私も、遠いですものね」と言われる。
東京ディズニーランドのことだとわかって、ドン引きされる。
一人寂しく、ふらふらと銀座通りを歩くと、アップルストアがある。入って、場違いな雰囲気にスゴスゴと退散する。
なんか、「デザイナーズブランドの服を買いに行くときに来ていく服がない」ような感じ。
諦めてまっすぐ帰ろうかと思ったが、文具オタクとしては銀座伊東屋に立ち寄らないわけにはいかない。銀座に来るのは5年ぶりなので、あっちこっち物珍しく、キョロキョロしながら歩いていると「あなたは神を信じますか?」と声をかけられる。
無視して、銀座伊東屋に突撃。まずは下から一つずつ爆撃。
中二階に万年筆売り場があるのだが、えらく混んでいて、接客されるのも順番待ち。で、売れているのは、1万円どころか、2万、3万の万年筆がどんどん売れている。カウンターの中の陳列台が、あちこちに抜けがある。売れている証拠だ。
メルシー券に現金足している人も多数。今年1月で廃止になり、来年1月までしか使えないからか。しかし、150円の券なんて初めて見た。何買ったらこんな高額の券をもらえるんだ(ちなみに、200円で10円もらえる)。
景気悪いのもどこ吹く風、こういうものにはお金を出す人はいるのだ。また、万年筆を買いたい、いや、買うのだ、というひとが、このパソコン全盛の世の中、こんなにいるのだ。しかも、「万年筆を買うのなら、銀座伊東屋のあの売り場で買いたい」という人が。いや、みんなメルシー券かもしれないけど。
店員も馴れたもので、その高額な、一生に一度触れるか触れないかの万年筆を、手際よく扱い、試し書きさせている。
そんな高い万年筆は買えないし、店員も相手にしてくれないので、奥のほうに行くと、ラミーのサファリが陳列してある。ここは自由に触れて試し書きもできる。
2009年限定のオレンジと、2008年限定のライムグリーンが、何気なく置いてある。限定品ともなんとも書いてない。
買わずに、その上の階に行くと、カランダッシュのボールペンが多数。伊東屋あたりだと、2,500円のボールペンなんて、貴重品でも高価でもなくて、もうフツーに、100円のボールペンと一緒に並べてある。試し書きして、買わないで別の階を見て回る。
A5サイズのバインダーノート(っていうのか?要はルーズリーフです)に切り換えようと思って物色するが、20穴のルーズリーフはかなり品数が少ない。一方、システム手帳(6穴)のリフィールは、各社から沢山でている。うん、こっちだな。
つかっている手帳もかなりマイナーなものなので、扱っている店が少ない。自分はマニアックな人間だと自覚しているが、入手に苦労するものをわざわざ使うほどではないので、こっちもどうしようか検討中(検討し始めて数年経っているはず)。
伊東屋でも扱いを辞めたというので、ますます移行を検討中。
大体、ここ2、3年くらい、「手帳術」の本が色々でているが、それらはもともとできる人たちがどのように手帳を使ったか、であって、できないオレがその本を読んで真似したからといって、仕事ができるようにはならないのである。
10を20や30にすることはできるが、0を1にすることはできないのである。
眺めているときりがないので、適当に切りあげて帰る。
銀座にきて手ブラで帰るのも寂しいので、銀座木村屋のあんパンを買って帰る。
一番安い(たぶん)銀座土産。東京近郊のデパートにはあちこち入っているが、やはり本店に行ってきた、ということで。
ついでにビッグ・イシューを買う。ホームレスを支援する雑誌だが、自分だっていつ無職になり、再就職もかなわず、路上で生活することになるか、わからないのだ。
今日のカウンタ73658
(カレッジライトハウス英和辞典より)
銀座のレストランでお見合いするので、出掛ける。
「ディズニーランドに行ったことがありません」というと、アメリカのディズニーランドのことだと思われたらしく、「あら、私も、遠いですものね」と言われる。
東京ディズニーランドのことだとわかって、ドン引きされる。
一人寂しく、ふらふらと銀座通りを歩くと、アップルストアがある。入って、場違いな雰囲気にスゴスゴと退散する。
なんか、「デザイナーズブランドの服を買いに行くときに来ていく服がない」ような感じ。
諦めてまっすぐ帰ろうかと思ったが、文具オタクとしては銀座伊東屋に立ち寄らないわけにはいかない。銀座に来るのは5年ぶりなので、あっちこっち物珍しく、キョロキョロしながら歩いていると「あなたは神を信じますか?」と声をかけられる。
無視して、銀座伊東屋に突撃。まずは下から一つずつ爆撃。
中二階に万年筆売り場があるのだが、えらく混んでいて、接客されるのも順番待ち。で、売れているのは、1万円どころか、2万、3万の万年筆がどんどん売れている。カウンターの中の陳列台が、あちこちに抜けがある。売れている証拠だ。
メルシー券に現金足している人も多数。今年1月で廃止になり、来年1月までしか使えないからか。しかし、150円の券なんて初めて見た。何買ったらこんな高額の券をもらえるんだ(ちなみに、200円で10円もらえる)。
景気悪いのもどこ吹く風、こういうものにはお金を出す人はいるのだ。また、万年筆を買いたい、いや、買うのだ、というひとが、このパソコン全盛の世の中、こんなにいるのだ。しかも、「万年筆を買うのなら、銀座伊東屋のあの売り場で買いたい」という人が。いや、みんなメルシー券かもしれないけど。
店員も馴れたもので、その高額な、一生に一度触れるか触れないかの万年筆を、手際よく扱い、試し書きさせている。
そんな高い万年筆は買えないし、店員も相手にしてくれないので、奥のほうに行くと、ラミーのサファリが陳列してある。ここは自由に触れて試し書きもできる。
2009年限定のオレンジと、2008年限定のライムグリーンが、何気なく置いてある。限定品ともなんとも書いてない。
買わずに、その上の階に行くと、カランダッシュのボールペンが多数。伊東屋あたりだと、2,500円のボールペンなんて、貴重品でも高価でもなくて、もうフツーに、100円のボールペンと一緒に並べてある。試し書きして、買わないで別の階を見て回る。
A5サイズのバインダーノート(っていうのか?要はルーズリーフです)に切り換えようと思って物色するが、20穴のルーズリーフはかなり品数が少ない。一方、システム手帳(6穴)のリフィールは、各社から沢山でている。うん、こっちだな。
つかっている手帳もかなりマイナーなものなので、扱っている店が少ない。自分はマニアックな人間だと自覚しているが、入手に苦労するものをわざわざ使うほどではないので、こっちもどうしようか検討中(検討し始めて数年経っているはず)。
伊東屋でも扱いを辞めたというので、ますます移行を検討中。
大体、ここ2、3年くらい、「手帳術」の本が色々でているが、それらはもともとできる人たちがどのように手帳を使ったか、であって、できないオレがその本を読んで真似したからといって、仕事ができるようにはならないのである。
10を20や30にすることはできるが、0を1にすることはできないのである。
眺めているときりがないので、適当に切りあげて帰る。
銀座にきて手ブラで帰るのも寂しいので、銀座木村屋のあんパンを買って帰る。
一番安い(たぶん)銀座土産。東京近郊のデパートにはあちこち入っているが、やはり本店に行ってきた、ということで。
ついでにビッグ・イシューを買う。ホームレスを支援する雑誌だが、自分だっていつ無職になり、再就職もかなわず、路上で生活することになるか、わからないのだ。
今日のカウンタ73658
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コメント
SDはねぇ、なんとも不憫で。さすがに僕ももう使っていません。SDのホームページは残してありますけど。最近はひたすら綴じ手帳というか、普通のノートにバンバンメモするというやり方が多いです。で、あまり考えずに、どんどんいろんなノートを使ってます。仕事用に大きなモレスキン、プライベートにB6のリングノート。マインドマップでのメモ用にA6の文庫サイズのノート。これがいつもカバンに入っているので重いです。(笑)
あ、そうそう、手帳はマンダラ手帳なんですが、これも最近飽きてきて、生産性手帳の84番Executive タイムリーというのを使ってます。胸ポケットに収まるスリムタイプのバーチカルウィークリー手帳です。(月間予定はブロックタイプ)
これが使い出したら、気持ちよくて、こればっかり使ってますねぇ。あんまり気にしないでいろいろ使ってみるって言うのも良いのではないですか? 飽きたら数ヶ月で乗り換えたっていいんだし。過去の情報の保管用に段ボール箱を一個だけ決めて、いろんな手帳をそこにほおりこむ事にするとか。人間、飽きますからね。適当に楽しみつつ、いろいろ試すって言うのも手ですよ。09年はこれだったなぁ、08年はこれかぁとか。
いやまぁ、僕が適当すぎるだけの話ですが。
4月始まりの手帳というのもありますねぇ・・・。
年の途中ですけど、替えてみるのもアリですね。
適当とおっしゃいますが、誰かさんみたいにあまりガッチリと決めすぎるほうがよくないような気がします。