2009年2月26日の原宿の眼科に行ってきた
2009年2月28日 日常 コメント (2)
本当に行ったのは25日なんですけどね。
なんかものの見えかたがよくなく、身内に緑内障経験者がおり、歳も歳なので気になって、近所のコンタクトレンズ販売店に併設された眼科に行ってみる。隣町の駅の近所にはいくつもあって、ここが一番診察時間が長いとおもったのだが、後で考えると会社休んでいくから同じなのであった。
それから、家から駅まで行く途中の電信柱に眼科の広告があって、そこがまた地元でも評判の良い眼科だったことに後で気がついた。バカですか私は。
で、とにかく診察というか検査を受けてみると、視野が欠けてはいるとかなんとか。
ところが、その病院では精密な検査はできないというので、もっとデカイ眼科を紹介される。場所は原宿。なんでまたそんなところに。しかも駅から遠い。
生来のだらしなさで(生まれつきか?)、紹介状もらってから3か月くらい経って、やっと会社を休んで検査に行く。
普通は、病院ていうのは朝早く行くもんですけどね。だらしないんで夕方行きました。それでも待っている人はいて、検査も順番待ち。
視力を測り、眼圧を測定し、視野検査をして、診察を待つ。
で、結果は・・・・・よくわかりません。
反応の鈍いところがあるらしいけど、緑内障かどうかはもっと突っ込んだ検査をしないといけないとか。
私の場合は、眼圧が15くらいで、そんなに高いわけではない。20を超えるとヤバいらしいですが。
視力も悪くない。1.2とか。これは関係ないか。
で、日を改めてゴールドマン視野検査と眼底写真を撮るそうです。
またいくのかよー、原宿の駅から歩いて8分くらいのトコロまでー。
めんどー、と言いたいところなのだが、実はこの眼科までの道は、昔歩き慣れた道だったりする。
最初の眼科で地図をもらって説明を受けたとき、「あ、この道・・・もしかしたら」とおもった。実際に行ってみたらやっぱりその道だった。というか、忘れるはずがない。
ずいぶん昔、交際していた女性が、原宿と千駄ヶ谷の間あたりに住んでいたことがあり、原宿から行く道の途中に、その眼科はあるのでした。
東京に修学旅行に来たことのある方はご存じでしょうが、竹下通りというのがありまして、原宿駅の竹下口をでると目の前にあります。その通りを抜けると、明治通りにでます。通りを渡って、明治通りから鋭角に内側に入っていく通りがあるのです。
昔は呑み屋が1、2軒しかない、静かな通りでした。後は、地元の人向けの八百屋とか。あまり知られていませんが、もともと原宿近辺は住宅街で、公団も近くにあったし、アパートも結構あったのです。
当時は明治通り沿いの小さな店だったビームスが、この裏通り側にも入り口があります。要は、土地買って店舗を拡張したんでしょう。セダークレストのショップや、このあいだ、フジテレビの「ザ・ノンフィクション」で取り上げられていた、中華料理屋もあります。
しまった、録画しておいたのに、行くことないと思って、消去しちゃったな。
その通りを抜けると、かつて「ベアズレア」とか「パーソンズ」のショップがありました。今はどちらもありません。bape kidsの店ができています。
道を渡ると、ユナイテッドアローズのビルがあります。アローズのナナメ向かいあたりに眼科はあります。今日の目的はここ、のはず。
眼科を通りすぎ、公園の横を曲がり、てくてく歩くと、昔、郷ひろみの母親がやっているという美容院がありました。もうすこし歩くと、千駄ヶ谷小学校のある信号に辿り着きます。渡って、文房具屋の横を曲がりちょっと歩くと、その昔彼女が住んでいたアパート、の跡地。
2階の、六畳一間キッチントイレ付きの部屋が、当時彼女の住んでいた部屋でした。
田舎者だったからなのか、上昇志向だったのか、原宿とか高円寺とか阿佐ヶ谷とか、そういう有名なところに住みたがる人で、結局原宿を選んだのでした。
原宿駅から歩いて10分以上、千駄ヶ谷からも同じくらいかかるような不便なところでしたが、住宅街で、近所には同じようなアパートもあり、静かなところでした。
近所には、店といえば小さな酒屋と生協しかないようなところでした。銭湯が歩いて3分くらいの所にありました。彼女が住み始めてすぐに、ファミリーマートが開店しました。
明治通り沿いにはモスバーガーがあり、ときどきいったことを覚えています。
眼科の診察が終わったので、とっとと帰れば良いものを、てくてくと昔の彼女のアパートのほうに歩いてみる。
昔は陸の孤島のようなところで地元住民しかみかけないような感じでしたが、久し振りに来るとずいぶん開発されていてちょっとびっくり。
「田谷」の本社まである。近所には不釣り合いなビル。郵便局や、古びた蕎麦屋はそのまんま。
今どきの若い者向けのカフェがある。中でパソコン拡げている奴がいる。こういうところではやはりMacでしょう、とおもったらバイオでした。
いわゆる裏原とは違うけど、アパレルが多いよう。でも、ちょっと歩くともう住宅街。
千駄ヶ谷小学校の信号まで来る。昔は深夜までやっている喫茶店ともレストランともつかないような店だった。今はまったく別の店が入っている。
千駄ヶ谷小学校の横の文房具屋は、まだ営業している。近所の文房具屋は昨日で廃業したのに、と思う。ここはなぜか週刊誌を売っている。本屋がないからね。
その文房具屋の角を曲がると、昔、彼女が住んでいたアパート。来るのは今日が初めてじゃない。
今回は、その昔、銭湯だったところの周りを歩いてみる。以前来たときは自転車だったので(遠かった)、ゆっくり歩き回るという感じではなかった。
商店街でもないところにぽつんとある酒屋に行く。昔、彼女が酒買ってたところだ。銭湯のあったところを聞く。生協の斜向かい、今はハイマンションっていうマンションになっていると言われる。が、わからない。近所をグルグル歩く。コインランドリーがあるが、こんなに細い道だったっけ?
埒があかないので、コンビニ沿いの自転車屋に入って聞いてみる。
「あぁ、昔の銭湯、もみじ湯ね。今はハイマンションになって、コインランドリーだけが残ってる」
もう一度行ってみると、たしかにかすかにその痕跡が。昔、車で来たこともあったんだけど、すっかり忘れている。
彼女が引っ越し、別れてから××年。自分にとってここら辺を歩いていた時代のことは封印されてしまっているけど、ここに住んでいる人はそんなこととは関係なく、ここに根を下ろしてあれから何年かの時をすごしていたのだな、と思うと、なんか心強い。
ここら辺も、店がちょぼちょぼとしかなかったのに、いわゆるマンションメーカーみたいなアパレルの店やビルが一杯ある。
オレにとってはここら辺は「過去の場所」だけど、いまここにある会社で働いている人にとっては、「今、自分がいるところ」なんだなぁ。
ちなみに、当時彼女が住んでいたアパート跡地は、3階建てのビルになり、こんな会社が入居してます。
http://www.skippers.co.jp/
今日のカウンタ73245
なんかものの見えかたがよくなく、身内に緑内障経験者がおり、歳も歳なので気になって、近所のコンタクトレンズ販売店に併設された眼科に行ってみる。隣町の駅の近所にはいくつもあって、ここが一番診察時間が長いとおもったのだが、後で考えると会社休んでいくから同じなのであった。
それから、家から駅まで行く途中の電信柱に眼科の広告があって、そこがまた地元でも評判の良い眼科だったことに後で気がついた。バカですか私は。
で、とにかく診察というか検査を受けてみると、視野が欠けてはいるとかなんとか。
ところが、その病院では精密な検査はできないというので、もっとデカイ眼科を紹介される。場所は原宿。なんでまたそんなところに。しかも駅から遠い。
生来のだらしなさで(生まれつきか?)、紹介状もらってから3か月くらい経って、やっと会社を休んで検査に行く。
普通は、病院ていうのは朝早く行くもんですけどね。だらしないんで夕方行きました。それでも待っている人はいて、検査も順番待ち。
視力を測り、眼圧を測定し、視野検査をして、診察を待つ。
で、結果は・・・・・よくわかりません。
反応の鈍いところがあるらしいけど、緑内障かどうかはもっと突っ込んだ検査をしないといけないとか。
私の場合は、眼圧が15くらいで、そんなに高いわけではない。20を超えるとヤバいらしいですが。
視力も悪くない。1.2とか。これは関係ないか。
で、日を改めてゴールドマン視野検査と眼底写真を撮るそうです。
またいくのかよー、原宿の駅から歩いて8分くらいのトコロまでー。
めんどー、と言いたいところなのだが、実はこの眼科までの道は、昔歩き慣れた道だったりする。
最初の眼科で地図をもらって説明を受けたとき、「あ、この道・・・もしかしたら」とおもった。実際に行ってみたらやっぱりその道だった。というか、忘れるはずがない。
ずいぶん昔、交際していた女性が、原宿と千駄ヶ谷の間あたりに住んでいたことがあり、原宿から行く道の途中に、その眼科はあるのでした。
東京に修学旅行に来たことのある方はご存じでしょうが、竹下通りというのがありまして、原宿駅の竹下口をでると目の前にあります。その通りを抜けると、明治通りにでます。通りを渡って、明治通りから鋭角に内側に入っていく通りがあるのです。
昔は呑み屋が1、2軒しかない、静かな通りでした。後は、地元の人向けの八百屋とか。あまり知られていませんが、もともと原宿近辺は住宅街で、公団も近くにあったし、アパートも結構あったのです。
当時は明治通り沿いの小さな店だったビームスが、この裏通り側にも入り口があります。要は、土地買って店舗を拡張したんでしょう。セダークレストのショップや、このあいだ、フジテレビの「ザ・ノンフィクション」で取り上げられていた、中華料理屋もあります。
しまった、録画しておいたのに、行くことないと思って、消去しちゃったな。
その通りを抜けると、かつて「ベアズレア」とか「パーソンズ」のショップがありました。今はどちらもありません。bape kidsの店ができています。
道を渡ると、ユナイテッドアローズのビルがあります。アローズのナナメ向かいあたりに眼科はあります。今日の目的はここ、のはず。
眼科を通りすぎ、公園の横を曲がり、てくてく歩くと、昔、郷ひろみの母親がやっているという美容院がありました。もうすこし歩くと、千駄ヶ谷小学校のある信号に辿り着きます。渡って、文房具屋の横を曲がりちょっと歩くと、その昔彼女が住んでいたアパート、の跡地。
2階の、六畳一間キッチントイレ付きの部屋が、当時彼女の住んでいた部屋でした。
田舎者だったからなのか、上昇志向だったのか、原宿とか高円寺とか阿佐ヶ谷とか、そういう有名なところに住みたがる人で、結局原宿を選んだのでした。
原宿駅から歩いて10分以上、千駄ヶ谷からも同じくらいかかるような不便なところでしたが、住宅街で、近所には同じようなアパートもあり、静かなところでした。
近所には、店といえば小さな酒屋と生協しかないようなところでした。銭湯が歩いて3分くらいの所にありました。彼女が住み始めてすぐに、ファミリーマートが開店しました。
明治通り沿いにはモスバーガーがあり、ときどきいったことを覚えています。
眼科の診察が終わったので、とっとと帰れば良いものを、てくてくと昔の彼女のアパートのほうに歩いてみる。
昔は陸の孤島のようなところで地元住民しかみかけないような感じでしたが、久し振りに来るとずいぶん開発されていてちょっとびっくり。
「田谷」の本社まである。近所には不釣り合いなビル。郵便局や、古びた蕎麦屋はそのまんま。
今どきの若い者向けのカフェがある。中でパソコン拡げている奴がいる。こういうところではやはりMacでしょう、とおもったらバイオでした。
いわゆる裏原とは違うけど、アパレルが多いよう。でも、ちょっと歩くともう住宅街。
千駄ヶ谷小学校の信号まで来る。昔は深夜までやっている喫茶店ともレストランともつかないような店だった。今はまったく別の店が入っている。
千駄ヶ谷小学校の横の文房具屋は、まだ営業している。近所の文房具屋は昨日で廃業したのに、と思う。ここはなぜか週刊誌を売っている。本屋がないからね。
その文房具屋の角を曲がると、昔、彼女が住んでいたアパート。来るのは今日が初めてじゃない。
今回は、その昔、銭湯だったところの周りを歩いてみる。以前来たときは自転車だったので(遠かった)、ゆっくり歩き回るという感じではなかった。
商店街でもないところにぽつんとある酒屋に行く。昔、彼女が酒買ってたところだ。銭湯のあったところを聞く。生協の斜向かい、今はハイマンションっていうマンションになっていると言われる。が、わからない。近所をグルグル歩く。コインランドリーがあるが、こんなに細い道だったっけ?
埒があかないので、コンビニ沿いの自転車屋に入って聞いてみる。
「あぁ、昔の銭湯、もみじ湯ね。今はハイマンションになって、コインランドリーだけが残ってる」
もう一度行ってみると、たしかにかすかにその痕跡が。昔、車で来たこともあったんだけど、すっかり忘れている。
彼女が引っ越し、別れてから××年。自分にとってここら辺を歩いていた時代のことは封印されてしまっているけど、ここに住んでいる人はそんなこととは関係なく、ここに根を下ろしてあれから何年かの時をすごしていたのだな、と思うと、なんか心強い。
ここら辺も、店がちょぼちょぼとしかなかったのに、いわゆるマンションメーカーみたいなアパレルの店やビルが一杯ある。
オレにとってはここら辺は「過去の場所」だけど、いまここにある会社で働いている人にとっては、「今、自分がいるところ」なんだなぁ。
ちなみに、当時彼女が住んでいたアパート跡地は、3階建てのビルになり、こんな会社が入居してます。
http://www.skippers.co.jp/
今日のカウンタ73245
- スポット情報
コメント
文房具やも蕎麦屋も小学校も、私にとっては日常の風景です。
モスバーガーにはよく立ち寄りますよ。
ココだけでのお付き合いなのに、なんか不思議な気持になります。
現場ですよね?