5月12日の、現実を見つめるということ

2008年5月11日過ぎ去っていく日々の記録

妹がコドモを連れてやってくる。母の日孝行の一環だろうか。
親不孝ですみませんね、いい年していつまでたっても結婚しなくて(できなくて)。
もうこのまま一生、死ぬまで独身だと思います。親が死んだらどうしよう、というのが今の悩み。いやほんと。
仕事ばっかりしていて、というか、たいした仕事もしていないのに、あんまり遊んでもいないのに、なんでこんなことになったのだろうか。出会いのない職場ではあるが。

それはさておき、「母の日に何が欲しい？」と聞いたら、「観葉植物がいい」という。なんでそんなものを、と思ったら、いままであったものが枯れたので、替わりが欲しいとのこと。

近所(でもないが)の花屋に、妹と二人で買いに行く。今日はどの花屋も混雑しているのだが、さすがに観葉植物の品揃えまではしておらず、すごすごと帰る。

ちょっと離れたところに花屋があるのを思い出し、車で買いに行く。ユッカがあったので、それにする。約5千円。

なんかサービスのいい花屋で、鉢の下に敷く皿をくれるし、サービス、といって、鉢植えのカーネーションの一種を二つくれる。
そりゃぁまぁ5千円ですから、その位サービスでくれたって、十分利益はあるのだろう。原価がいくらか知らないけれど。
あとは、店頭で電話で確認していたから、「あぁ、母の日だけど、カーネーションじゃなくて観葉植物がいいという母親なのね」とでも思ってくれたか。

その後、デパートの友の会が満期になったので、取りにいく。
ついでに本屋へ。今日の新聞に出ていた本を立ち読みしたかったのだが、なんて本だったか忘れた┐(´-｀)┌。

仕事とは関係ないことで、色々とやりたいことはあるのだがさっぱり進まず、手も出せない状況でどうしようもないなぁ、困ったなぁ。速読も習いたいのに行くヒマないなぁ、と思いながら帰る。
で、「そんなこと言ってても仕方ない、できるところからやっていこう」と少し前向きな考えがでてきて、帰宅してから、以前取り寄せていた速読教室のパンフを取り出す。

仕事もヒマではないけど、行ってみよう、と思う。「行きたいけど・・・そのうちヒマになったら・・・・」と思っているだけでは、きっといつになっても行けない。

ふとみると、送られた日付は、去年の4月27日だった。はぁ。やろうと思ってから、もう1年経ったのか。

もう人生の残り時間は少ないのだ。今やらないで、そのうちやろう、なんて思っていても、できるかどうかわからない。
それから、自分のできることなんて、そんなに沢山はない。
楽天の社長みたいに起業してデカイ会社にしたり、誰かさんみたいにミュージシャンになれるわけでもない。
それから、自分に関係ないことをいろいろと考えてぼーっとしている時間もない。

今の自分がこれでいい、このままでいいとは思わないが、できることをやるしかない。

ビジネス書で、色々な仕事を進める為のテクニックなどが紹介されている。life hacksとかね。でも、私の場合、そういうテクニックに走るのではなく(ついつい走りがちなのだが)、もっと基本的なこと、たとえば、えーと、まぁ色々あるけど省略するけど、とにかくテクニック以前に、人とのコミュニケーションとか、職場での「基本のき」とか、会社の中でのお作法の基本とか、そういうことに留意すべきなんだろう。

ちょっとした雑談をすることとか、職場の人たちとの間に、仕事の上下はあるが、人間としての上下はない(はず)だ、とか。

残りの人生で、さて、できるようになるでしょうか。

今日のカウンタ59713