楽天市場の上海問屋で、トランセンド製の4MBのMP3プレーヤーを9,999円で買って一年くらい経つ。
先日、そのプレーヤーが5,999円になり、8MBのプレーヤーが9,999円で発売されていた。そろそろ容量に限界を感じていたので、8MBを買おうかどうしようかと思っていた。

最近ベストセラー連発中の勝間和代氏のブログ(http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/audio_book/)で、オーディオブック専門のサイト、audibleというのを知った。(http://www.audible.com/)
が、ここはトランセンドのプレーヤーは使えず、iPodかほかのメーカーのプレーヤーが必要。
たとえば、クリエイティブとか。
件の勝間和代女史は、クリエイティブのMUVOを薦めている。

先日、某巨大量販店にさぼりに行ったら、そのクリエイティブのプレーヤーがあった。8,800円。ZEN STONE PLUS。ただし2MB。でもラジオ付。
いまさら2MBに戻れるか、と思い、「やっぱりiPod買うかなぁ、でもなんか流行に乗っているみたいでいやだなぁ、iPodにはラジオついてないしなぁ」などとブツクサ考えて、その場は何も買わずに帰る。
ちなみに、勝間女史ご推薦のMUVOも2MBだが、これにもラジオはついてない。ラジオ好きなので、できればついていたほうがいいのだ。

休日なので一日中インターネットを徘徊しているときに、クリエイティブのショップサイトに行ってみる。
http://jp.creative.com/welcome.asp
ここでも、ZEN STONE PLUSは8,800円で売っているのだが、週末特価ということで、約2,000円引きになっていた。

「へー、安いなぁ、でも会員登録が必要か、面倒だなぁ」とか、「買おうかなぁ、どうしようかなぁ、これがあるとaudible使えるし、iTunesのオーディブックを持ちだして外で聞けることもできるし、ぶつぶつ」と考える。

考えている内に、段々馬鹿馬鹿しくなってくる。考えている時間が無駄に思えてくる。
通常よりも2,000円安くなるのなら、登録する手間くらいどうってことない。
このプレーヤーは、以前にも店頭で眺めて、買おうかどうしようか、20分くらい考えていたことがあった。あの時間は、無駄だったということだ。悩んだあげくに買わなかったのに、また悩んでいる。

なんでこのプレーヤーを買いたいと思うかというと、iTunes storeにある、オーディブックを電車や車の中で聞きたいということだ。
それは、今もっているトランセンドのプレーヤーではできない。iPodか、サンディスクか、クリエイティブか、とにかくそれらのメーカーのプレーヤーでないと、聞けない。
やりたいことがまがりなりにもはっきりしているのだから、それなら買っちまえばいいじゃん、と思えてきた。

パソコンに向かい、クリエイティブショップでいくつかクリックし、メールアドレスを登録して、クレジットカード番号を入力すれば、購入完了。
これで、バラク・オバマやビル・クリントンのスピーチを購入して、通勤電車の中で聞ける。「金持ち父さん貧乏父さん」の朗読を購入して、英語の勉強方々聞くことができる。2,000円弱するが。

いやだからそういう端金を惜しむからいかんのだよ。
大学行っていたときも、教科書買う金がもったいなくって買わないで単位落としたとかあったし。そもそも講義に出ていなかったのが原因だが、教科書買わなきゃ講義にも出る気なくすよな。

それはともかく、とにかく、ここ一ヶ月くらいの、「買おうかどうしようか」が解決してホット一息。買いたかったのだよ、自分は。
ただ、金を費消するのがいやだったのだ。貧乏だから。でも、この7,000円くらいの投資で、便利なものが手に入って、英語の勉強に活用できると思えば、このくらい安いものである。

どうもこういう、貧乏性的な考え方が抜けない。欲しいと思えば買えばいいのに。我慢して10,000円程度の端金を残したところで、風俗に消えるだけなのに。

夕べもうたた寝して、4時頃目が覚めた。それからずっと起きていて、9時に出掛けようかと思いながらも、永六輔のラジオを聞きながらぼーっとする。
昼飯食ってぼーっとする。久米宏のラジオを聞きながらぼーっとする。
いかんいかん、昼前に出掛けて高速で遠出するんじゃなかったっけ、と思いながら、宮川賢のラジオを聞きながらぼーっとする。

とうとう夕方になってしまったので、このまま一日中ぼーっとしようかと思いつつ、でもまたつまらない一日になってしまうなぁ、とぼーっとしながら考え、せっかくだから銭湯に行くことにする。

これも、いつもは暗くなってから出掛けるのだが、最近は鳥目のせいか、暗くなると出掛けるのがおっくうになってきたので、なるべく早く明るい内に出掛け、明るい内に銭湯に浸かり、なるべく早く帰宅しよう、と考えるが、出掛けるのにも時間がかかるクセがやはり出てくる。

パジャマを着替えて荷物を用意したらそのまま玄関に行って出掛ければ良いものを、「ふー、疲れた、やれやれどっこいしょ」と良いながらテレビをつけてぼーっとする。
これでだいたい2時間くらい費やす。時間がなくなるわけだ。

かろうじて明るい内に出掛けるが、首都高速の混雑に巻き込まれ、現地に着いたら真っ暗。
世間の堅気のみなさんは、今頃の時間は、行楽から帰って家路に急ぐ時間だというのに、私はのこのことお出かけである。良い身分である。というか、こういうのを誰も注意してくれない(注意する人がいない)から、自分でやっていて、オカシイということをあまり強烈に認識できない。「こんなもんだ」と思っている。
これが、彼女とか妻とかがいたら「あんたなにやってんのよ、遅いわよ、お・そ・い」とか言ってくれるのだろうが。
以前は妹がそういうことを言ってくれたが、嫁に行って久しく、そういう「生活指導」をしてくれる人はいないのである。というか、イイトシなんだからいいかげんにしろよ、と思ったりする。

江戸川区の日の出湯へ。
http://www.1010.or.jp/cgi/dsearch.cgi?sel=2&;tno=23019
お遍路巡礼スタンプノートをもっていく。
http://www.1010.or.jp/main/index.shtml
帰り際に、フロントの女将さんとちょっと話す。
燃料は薪で、水は井戸水だそうだ。薪で沸かすと、湯冷めしにくいのと、お湯が柔らかい。井戸水だとなおさら。
ここも経営がラクではないということで、近所にもう一軒やっていたが、母が死んだのでここに統合して、なおかつ営業時間も短縮してやっているとか。
もう私たちで最後でしょう、息子たちはやらないし、と語る。

私にもうちょっと体力と根性と接客能力と商魂があればやりたいんですが。

高速を一之江で下りたのは失敗だったな。小松川で下りたほうがよかった。近所に3、4軒あるから、また近日中にいこう。

今日のカウンタ55781

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