取引先というか、半分同業者の人たちとのつきあいがあり、そこにいっつも馬鹿なことを言っている人がいる。
「早く帰りたい」とか「いや、もうウチ(会社のこと)なんか、そのうちつぶれますよ」とか、「早く異動になんねぇかなぁ」とか。

そんなことを言いながらも、仕事となるとキリッとして、きちんと話すし、結果も出す。

その人は、その会社では、若いのにそれなりに偉くなっている。

そういう人に、私もなりたい(宮沢賢治か)。

自分が今いるところで、自分がするべきことをきちんとする、というのが、結局は一番大事なんだなぁ。
花形部署の人がうらやましいとか、ほかの部署の人が他社のえらい人と仲良くなっているのをみてうらやましいとか思う前に、自分の仕事でのつきあいがある人ときちんとつきあうということが、今の自分(の職務として)には求められていることだし、そうするべきなんだなぁ。

そういうことがわからなかったりする。
これが、ナナメの人間関係ということなんだろうなぁ。

そう、仕事って、要は人間関係ですよ、と「エンゼルバンク」の受け売りを言ってみる。
あのエンジニアの中年(人のことは言えないが)はどのような転職を果たすのか、はたまた、商社のベテラン一般職お局女史は果たしてベンチャー企業の社長秘書になるのか、乞ご期待(ってオレは関係ないし)。

閑話休題。

久しぶりに会った人と飲みに行って話し出すと、いきなり「遅い!」と言われる。遅刻したわけではない。

「オマエ、話すのが遅くなった。いったいどうしたんだ」
身に覚えはないが、というよりも、自覚はまったくないが、頭の回転が遅くなっているらしい。
職場環境のせいだろうかと思う。
自分でもびっくりして、とりあえずその席では、なるべく喋り、一生懸命スピードを上げてしゃべってみる。
帰り際に「どうでしたか?」と聞いてみると、「最初よりはずいぶんとマシになった」と言われた。
そのせいか、今日は動作がはやい。また、いろいろなことをやる気になる。古い書類を整理したり、これまで放置していた棚を片づけたりできるようになる。

もしかしたら、数年前から徐々に頭の回転が遅くなっていたせいで、職場の書類の整理がつかなかったのでは、と思ったり。

誰かと話すというのは、大切なのだなぁ。
特にこんなふうに、長いこと(といっても半年程度)会わない人に指摘されることはありがたい。

今日のカウンタ53072

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