11月2日の「ラスト・プレゼント」(再編集)

2007年11月3日映画

DVD キングレコード 2005/05/25 ￥2，940 売れないお笑い芸人とその妻の、屈折した夫婦愛が泣かせるチャーミングな感動作。韓国でカリスマ的人気を誇るイ・ジョンジェと、『JSA』のイ・ヨンエの演技力が光る。 2年前に幼い愛児を亡くし、夫婦仲がギクシャクしているお笑い芸人のヨンギ（イ・ジョンジェ）とジョンヨン（イ・ヨンエ）。ある日、ヨンギはひょんなことからジョン…

タモリ倶楽部見ようとソファに横になっていたら寝てしまい、目が覚めたらこれをやっていた。20分過ぎくらいから見始め、早く寝ようと思いながら結局最後まで見てしまう。終わったら3時45分。おかげで今日はツライ。いや、今出勤中の会社から書いてます。

以前、ウッチャンナンチャンが司会の番組で（なんだったっけか）、映画の話をしていて、その番組に出ている芸人（さまぁずとか）が、大変感動した、ボロボロ泣いた、と言っていたので、借りてみたことがある。

その時には、まぁちょっとは面白いかな、くらいの感想だったのだが、今回は少し感動した（少しかよ）。

とにかく、夫婦のどっちも素直じゃないのだ。売れない芸人の夫と、子供服の店を開いて夫を助けている妻。

夫は、詐欺師に騙されてテレビへの出演料を払うため、妻の店の権利証を持ち出して換金してしまう。

妻は、夫をテレビに出そうとするため、プロデューサーの妻に付け届けを持っていく。でもそんなことは夫には言わない。

夫は、「テレビに出してやる」という詐欺師に引っかかりそうになるが（引っかかったんだっけか。途中からなので・・・）、彼らから妻が死に至る病にかかっていることを知らされる。でも、本人には優しい言葉をかけない。でも、体にいいというものを色々と持ち帰る。そのたびに、「テレビ局からギャラの代わりにもらった」と言う。
でも、素直でない妻は、それをストレートに受け取らない。

そんな妻の最後の願いは、昔の友人たちに会うこと。そして、小学校のとき、3年生で転校していった憧れの同級生に会うこと。その願いをかなえるためにあっちこっちと探し回るお人好しの詐欺師の二人。

テレビの勝ち抜きお笑い合戦で順調に勝ち抜く夫のコンビ。妻は病を押してそれを見に行き、そして・・・・・

詐欺師に徹しきれない詐欺師の二人がよい味出してます。ちなみに、その片方は、「冬のソナタ」でペ・ヨンジュンに次長と呼ばれていたクォン・ヘヒョ。

「チャングム」で一躍日本のお茶の間でも名前が売れたイ・ヨンエが好演。もともとこういう人だったんだよな。
まぁ、ストーリーなんかは私がチマチマ書くよりも、きちんとしたページを読んでもらったほうが。

http://cinemakorea.org/korean_movie/movie/present.htm

この映画のロケ地巡りをしてみたいなぁ。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/4933/sm.html
こうやってまとまっているのを見ると、来年の初夏の頃に行ってみたいと思ったりする。

この頃に輸入されていた韓国映画は、(当然のことながら)セレクトされているので、よいものが多いと思う。ここ2、3年は、なんでもかんでも入ってくる様になって、長年の韓国映画好きとしては喜ばしいのだが、まさに玉石混淆味噌も糞も一緒である。
どの国の映画だって失敗作はあるものだが、こうも沢山入ってくるとナァ(タメイキ)。
なにしろ、韓国映画は手前勝手なご都合主義が多いので。見ている内に、「おい、脚本が破綻しているぞ」と言いたくなるのだ。

これとか、「美術館の隣の動物園」とか、はよいと思いますよ。
ソウル近郊に、「美術館の隣にある動物園」は実在します。
http://home10.highway.ne.jp/badtz/museum1.html

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