キネマ旬報ベスト・テン全集 (1970-1979)
2007年4月18日 読書
ISBN:4873765633 単行本 キネマ旬報社 2001/03 ¥2,835
図書館で目についたので借りてきたのだが、「愛読者の選んだ男性・女性別ベストテンとその感想」というのが、今見ると豪華メンバー。言っとくけど、読者からの投稿ですよ。
1970年のベストテンには、 秋本鉄次 18(学生)とか
周磨 要 23(会社員)とか。で、いずれも当時の住所入り。
72年だと、新宿区矢来町13 ××方(誌面では実名) 寺脇研 19(学生)とか。
女性でも、アパートの号室までの住所入り。
今では考えられん。
で、79年になると、寺脇研は映画評論家になって、顔写真入りになっている。この頃は文部省にいたはずだが・・・・
その映画評論家の欄を見ると、おー、小森和子だ。お懐かしい。福岡翼が映画評論家だ。時代を感じるなぁ。
1974年だと、大森一樹 22歳(学生)がベストテンに投稿している。
あ、「塩田時敏 18歳(浪人)」だって。札幌出身なのか。へー。ちなみに彼の1位は「青春の蹉跌」ショーケンと桃井かおりのアレか。
76年には、坂手洋二 15(学生)が、「タクシードライバー」を1位に選んでいる。この浜部良典 22歳(学生)って、週刊プロレスの編集長の浜部? しょっちゅう引っ越してるな、75年には渋谷区鴬谷町に住んでいたのに、翌年は北区志茂。
秋本鉄次も、70年には大田区羽田在住だが、73年には世田谷区尾山台、76年には、杉並区方南町、ってバラバラやん。
村上知彦 25歳(会社員)って、チャンネル・ゼロというかマンガ編集者の村上知彦?
77年。 一瀬隆重 16 (学生) 兵庫県神戸市須磨区須磨寺町 ×の×の×(誌面では住所が載ってます)
1位 ハウス(大林のアレか)
2位 悪魔の手鞠唄(市川昆のアレか)
3位 野球狂の詩 (木ノ内みどりのアレか)
4位 宇宙戦艦ヤマト(森雪のアレか)
5位 瞳の中の訪問者(また大林だよ)
6位 突然、嵐のように(郷ひろみのアレか)
7位 幸福の黄色いハンカチ(武田鉄矢高倉健のアレか)
8位 青春の門・自立篇(五木寛之のアレか)
9位 八甲田山 (アレか)
10位 日本の仁義(今は大阪芸大の中島貞夫のアレか)
ほー。なんとなく今に繋がっているような。
「日本映画データベース」で見ると、1981年にはもう映画の自主制作をしているのだな。
別のとあるヒトの職業欄には、「トルコ支配人」。すげーな。二つの意味ですごい。ひとつは、ソープランドがまだ「トルコ風呂」だった時代ということと、なおかつ「トルコ」で話が通じること。もう一つは、その支配人が職業を堂々と書いていること。いや、もちろん職業に貴賤はないのだが。
ちなみに、1977年の洋画1位は「ロッキー」。
あー、淀川長治だ。
とまぁ、かように、ただ眺めているだけでもツッコミ処満載で飽きない。
いやー、なかなか面白かった。オレが生まれる前の話なんで(本当)、観たことない映画の話ばっかりで(本当だって)何がなんだかよくわからなかったけど。
今日のカウンタ30762
図書館で目についたので借りてきたのだが、「愛読者の選んだ男性・女性別ベストテンとその感想」というのが、今見ると豪華メンバー。言っとくけど、読者からの投稿ですよ。
1970年のベストテンには、 秋本鉄次 18(学生)とか
周磨 要 23(会社員)とか。で、いずれも当時の住所入り。
72年だと、新宿区矢来町13 ××方(誌面では実名) 寺脇研 19(学生)とか。
女性でも、アパートの号室までの住所入り。
今では考えられん。
で、79年になると、寺脇研は映画評論家になって、顔写真入りになっている。この頃は文部省にいたはずだが・・・・
その映画評論家の欄を見ると、おー、小森和子だ。お懐かしい。福岡翼が映画評論家だ。時代を感じるなぁ。
1974年だと、大森一樹 22歳(学生)がベストテンに投稿している。
あ、「塩田時敏 18歳(浪人)」だって。札幌出身なのか。へー。ちなみに彼の1位は「青春の蹉跌」ショーケンと桃井かおりのアレか。
76年には、坂手洋二 15(学生)が、「タクシードライバー」を1位に選んでいる。この浜部良典 22歳(学生)って、週刊プロレスの編集長の浜部? しょっちゅう引っ越してるな、75年には渋谷区鴬谷町に住んでいたのに、翌年は北区志茂。
秋本鉄次も、70年には大田区羽田在住だが、73年には世田谷区尾山台、76年には、杉並区方南町、ってバラバラやん。
村上知彦 25歳(会社員)って、チャンネル・ゼロというかマンガ編集者の村上知彦?
77年。 一瀬隆重 16 (学生) 兵庫県神戸市須磨区須磨寺町 ×の×の×(誌面では住所が載ってます)
1位 ハウス(大林のアレか)
2位 悪魔の手鞠唄(市川昆のアレか)
3位 野球狂の詩 (木ノ内みどりのアレか)
4位 宇宙戦艦ヤマト(森雪のアレか)
5位 瞳の中の訪問者(また大林だよ)
6位 突然、嵐のように(郷ひろみのアレか)
7位 幸福の黄色いハンカチ(
8位 青春の門・自立篇(五木寛之のアレか)
9位 八甲田山 (アレか)
10位 日本の仁義(今は大阪芸大の中島貞夫のアレか)
ほー。なんとなく今に繋がっているような。
「日本映画データベース」で見ると、1981年にはもう映画の自主制作をしているのだな。
別のとあるヒトの職業欄には、「トルコ支配人」。すげーな。二つの意味ですごい。ひとつは、ソープランドがまだ「トルコ風呂」だった時代ということと、なおかつ「トルコ」で話が通じること。もう一つは、その支配人が職業を堂々と書いていること。いや、もちろん職業に貴賤はないのだが。
ちなみに、1977年の洋画1位は「ロッキー」。
あー、淀川長治だ。
とまぁ、かように、ただ眺めているだけでもツッコミ処満載で飽きない。
いやー、なかなか面白かった。オレが生まれる前の話なんで(本当)、観たことない映画の話ばっかりで(本当だって)何がなんだかよくわからなかったけど。
今日のカウンタ30762
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