論理的に思考する技術―みるみる企画力が高まる「アウトライン発想法」
2007年4月4日 読書
ISBN:4569578985 文庫 中野 明 PHP研究所 2003/02 ¥500
すでに絶版品切れで、amazonでみたら1900円とか理不尽な価格がついていたのだが、酔狂な奴が98円で出品したら軒並み値段が下がった。ところがその98円が売れてなくなったとたんにまた値段が上がった。
アウトラインエディタ、またはアウトラインプロセッサと呼ばれるソフトウェアがある。
長い文章や論文や、本を書くときには大変便利なソフトウェアである。章、節ごとに移動させることができたり、見出しだけひょうじさせることができたり、とまぁワタシのドヘタクソな説明ではどれだけ便利なのかが伝わらないが、まぁとにかく頭の中のもやもやした発想を書き出して整理するのにも使えて、とってもいいソフトウェアである。
ベクターでも窓の杜でも、ヤフーでも、検索すればいくらでもでてくるし、2ちゃんねるのソフトウェア板にはhttp://pc11.2ch.net/test/read.cgi/software/1175556651/
専用のスレッドもある。mixiにもコミュがあるらしい。つーかあるんだけど。
前置きが長くなったが、この本は、そのアウトラインプロセッサのひとつである「アウトライナー」を利用して企画の発想をしよう!、という本なのだが・・・・・
知っている人間から見ると、著者は、アウトラインプロセッサ(アウトラインエディタ)という一般名詞と、アウトライナーという固有名詞を逆に理解している。
アウトラインプロセッサのうちのひとつがアウトライナーなのだが、66ページでは、「本書では、アウトライナーを『アウトライン作成を支援するパソコンソフト』と定義した。したがって、アウトラインプロセッサも、ワードやパワーポイントのアウトライン機能も、アウトライナーのひとつということになる。」と書いている。
逆だよ。
アウトライン作成を支援するパソコンソフトとは、アウトラインプロセッサや、ワードなどのアウトライン機能であって、「アウトライナー」とはアウトラインプロセッサのひとつの固有名詞である。
「文章を書くソフトを、これからはワードと呼ぼう。ワードパーフェクトやオアシスやEGWORDや一太郎はワードのひとつだ」と書いてあったら一般人でも違和感を覚えるところだが、著者はわざとなのかうっかりとなのか(多分前者)、そういう書き方をしている。
ワタシはこのアウトライナーの愛用者なので、著者のバカ(あ言っちゃった)が混同しているのがわかるが、使ったことない人には何がなんだかわからないだろうと思う。
出版から4年で品切れ再販未定(多分)で手に入らないというのは、売れたからなのか、それともまったく売れなかったからなのか。
ちなみに。著者が「アウトライナー」と連呼していたアウトラインプロセッサは、正式名称がnsアウトライナーといい、日本システムデベロップメント(http://www.nsd.co.jp/)が販売していた。その後フリーウェアになり、窓の杜などで入手できたが、今は公開していない。
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ここを見ている方で、欲しい方はコメントか、メールでご連絡ください。600KB程度なので、メールでお送りします。
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今からアウトラインプロセッサを使うのなら、eMemoPadとかautlaとか、ideatreeなんかがいいんじゃないですかね。
興味のある方は、2ちゃんねるなどで情報を収集してから使ってみてください。
結構便利ですよ。
今日の29797
すでに絶版品切れで、amazonでみたら1900円とか理不尽な価格がついていたのだが、酔狂な奴が98円で出品したら軒並み値段が下がった。ところがその98円が売れてなくなったとたんにまた値段が上がった。
アウトラインエディタ、またはアウトラインプロセッサと呼ばれるソフトウェアがある。
長い文章や論文や、本を書くときには大変便利なソフトウェアである。章、節ごとに移動させることができたり、見出しだけひょうじさせることができたり、とまぁワタシのドヘタクソな説明ではどれだけ便利なのかが伝わらないが、まぁとにかく頭の中のもやもやした発想を書き出して整理するのにも使えて、とってもいいソフトウェアである。
ベクターでも窓の杜でも、ヤフーでも、検索すればいくらでもでてくるし、2ちゃんねるのソフトウェア板にはhttp://pc11.2ch.net/test/read.cgi/software/1175556651/
専用のスレッドもある。mixiにもコミュがあるらしい。つーかあるんだけど。
前置きが長くなったが、この本は、そのアウトラインプロセッサのひとつである「アウトライナー」を利用して企画の発想をしよう!、という本なのだが・・・・・
知っている人間から見ると、著者は、アウトラインプロセッサ(アウトラインエディタ)という一般名詞と、アウトライナーという固有名詞を逆に理解している。
アウトラインプロセッサのうちのひとつがアウトライナーなのだが、66ページでは、「本書では、アウトライナーを『アウトライン作成を支援するパソコンソフト』と定義した。したがって、アウトラインプロセッサも、ワードやパワーポイントのアウトライン機能も、アウトライナーのひとつということになる。」と書いている。
逆だよ。
アウトライン作成を支援するパソコンソフトとは、アウトラインプロセッサや、ワードなどのアウトライン機能であって、「アウトライナー」とはアウトラインプロセッサのひとつの固有名詞である。
「文章を書くソフトを、これからはワードと呼ぼう。ワードパーフェクトやオアシスやEGWORDや一太郎はワードのひとつだ」と書いてあったら一般人でも違和感を覚えるところだが、著者はわざとなのかうっかりとなのか(多分前者)、そういう書き方をしている。
ワタシはこのアウトライナーの愛用者なので、著者のバカ(あ言っちゃった)が混同しているのがわかるが、使ったことない人には何がなんだかわからないだろうと思う。
出版から4年で品切れ再販未定(多分)で手に入らないというのは、売れたからなのか、それともまったく売れなかったからなのか。
ちなみに。著者が「アウトライナー」と連呼していたアウトラインプロセッサは、正式名称がnsアウトライナーといい、日本システムデベロップメント(http://www.nsd.co.jp/)が販売していた。その後フリーウェアになり、窓の杜などで入手できたが、今は公開していない。
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ここを見ている方で、欲しい方はコメントか、メールでご連絡ください。600KB程度なので、メールでお送りします。
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今からアウトラインプロセッサを使うのなら、eMemoPadとかautlaとか、ideatreeなんかがいいんじゃないですかね。
興味のある方は、2ちゃんねるなどで情報を収集してから使ってみてください。
結構便利ですよ。
今日の29797
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