ISBN:4893612212 単行本(ソフトカバー) 斎藤 洋一 はまの出版 1996/10 ¥1,529

図書館で、「総記」の棚にありました。いや、べつにそれには深い意味はありません。

んーーーー。イマイチ。
著者は以前にオーストラリア大使館で商務官をしていたとかで(ところで商務官ってナニ?)、そういう、いってみれば「情報のプロ」が仕事で身につけたノウハウを一挙大公開!ということらしいのだが。

ペンの選びかた持ち方から解いているのは丁寧だ。
独自のやり方として、B5判26穴のルーズリーフの、穴の空いていない方にパンチで2穴をあけて、キングジムのGファイルに綴じる、というやり方を説明している。

あーなるほど、そういう綴じ方があるか、という感じなのだが、で、そのメモはどんなシチュエーションでとるのか、というと「インタビュー」だそうだ。
いやそりゃどこかの会社に行って営業でいろいろと話をきくというのも「インタビュー」だから、役に立つといえば立つのだが、ごめん、俺の知りたいこととは違う。

著者独自の発明という渦巻きメモというのは、今なら「メモリーツリー」とか、「マインドマップ」とか、そういうものと同じようなものだ。
頭の中に思いついたことを、罫線ノートに順に書くのではなく、つながりを重視して書くというもので、著者独自のものというわけでもない。いや、それをイチから思いついて使うのと、他人の書いた本を読んで使ってみるのとは雲泥の差である。

紙幣サイズのメモ用紙があるというのは知らなかった。それを財布の中に入れておけば、いつでもメモが取れるとか。

感想。いま一つ。

今日のカウンタ29490

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索