ISBN:488399600X 単行本 宇都出 雅巳 すばる舎 2007/01 ¥1,470

著者は東大出て留学もしてMBAもとって、と、とてもアタマのいいヒト。

その割には、「速読勉強術」のやり方というのがちっとも具体的でない。
問題集をバラして、問題と答えを近づけて(こういう書き方ではないが)使う、くらいが著者の独創で、あとはたいしたことない。

マンダラートは、著者も認めている通り、今泉浩晃氏の発想だし(この人の本の方が役に立つ)。
新書の活用、なんてのは、速読勉強術とはまったく関係ない。
新しい知識を仕入れなきゃいかん時に、新書を読むなんてのは誰でも当たり前にしていることで、今更言われるまでもない。

「どうやれば早く読めるようになるのか。」→「早く読もうとするのだ」って、それじゃ答えになってないよ。かね出して買う本じゃない。
91ページの表1枚をコピーすれば、それだけでこの本は用済み。

時間の無駄であった。

コメント

skullsberry
猿滑骸骨
2007年3月15日19:56

でも、これってもろに真実ですね。
    ↓
「どうやれば早く読めるようになるのか。」→「早く読もうとするのだ」

上記の系(?)として、
     
「どうすれば寝付けるのか」→「頃合いの良い哲学書をユックリ読めばよい」

しかし、株は難しいorz

権之助
gonzaga
2007年3月15日22:33

御意。儲かりませんな、ほんとうに。

お気に入り日記の更新

日記内を検索