みんなの投資 投資信託でゆっくり確実に資産をつくろう!
2006年7月10日 読書
ISBN:4478620725 単行本 藤田 郁雄 ダイヤモンド社 2006/04/21 ¥1,575
ちょっと前(多分バブル経済以前)なら、何もしなくても老後の生活資金はなんとかなった。子ども教育資金を出し、マイホームを買ってローンが終われば、あとはなんとかなったもんだ。
しかし、今後はそういう時代ではなくなる。
これからは、今までのように終身雇用もないし、給料が右肩上がりということもない。年金はあてにならんし、少子高齢化は進む一方だ。消費税だって上がってく。
生涯賃金だって、以前の人よりは減っていくのだ。
お金を増やすには、銀行に預けておいただけでは、だめだ。
何らかの形で投資商品を購入していくしか、ない。
老後のお金を用意するには、つぎの三つしかない。
1)支出を減らす。
2)収入を増やす。
3)手持ちのお金を運用して増やす。
1)2)は、まぁ他の本で勉強してくれ。
この本は、3)について書いていく。
投資といっても、株式投資を勧めるわけではない。
株式、といっても、日本株だけを購入してポートフォリオを組もうと思ったら、何百万、何千万もかかる。
投資信託なら、1万円から買えるし、分散投資ができる。
長期投資と分散投資でリスクをなるべく減らして安定したリターンをめざす。そのためには、いくつかの投資信託を毎月数万円ずつ購入する。長期投資と複利の力で、30年で5,000万円くらいをめざす。
具体的には、
1)外国株として、「ステート・ストリート外国株式インデックス」
2)外国債券として「中央三井外国債券インデックスファンド」
3)日本株として「三菱UFJトピックスオープン」
の三つを、個人ごとの財布に応じて毎月少しずつ購入していく。
という本。
末尾に書かれている、ラルフ・エマーソンという人の「サクセス」という文章が、なかなか効いている。
明石家さんまは歌いました。
「しあわせーってなんだっけなんだっけ」
答えは、これ。
「よく大笑いができて
知識人たちの尊敬と子供たちの愛情を得て
まじめな批評家たちの評価を獲得し、不誠実な友人たちの裏切りに耐えて
美を鑑賞できて、他人の最もよいところを見いだして
健康な子供や庭づくり、社会条件の向上といったいくつかの改善点を世界に残して
あなたが生きていたお陰で、たとえ一人でも息をつくのが楽になったとしること
こうしたことが、つまり成功ということなのだ」
という本。
ちょっと前(多分バブル経済以前)なら、何もしなくても老後の生活資金はなんとかなった。子ども教育資金を出し、マイホームを買ってローンが終われば、あとはなんとかなったもんだ。
しかし、今後はそういう時代ではなくなる。
これからは、今までのように終身雇用もないし、給料が右肩上がりということもない。年金はあてにならんし、少子高齢化は進む一方だ。消費税だって上がってく。
生涯賃金だって、以前の人よりは減っていくのだ。
お金を増やすには、銀行に預けておいただけでは、だめだ。
何らかの形で投資商品を購入していくしか、ない。
老後のお金を用意するには、つぎの三つしかない。
1)支出を減らす。
2)収入を増やす。
3)手持ちのお金を運用して増やす。
1)2)は、まぁ他の本で勉強してくれ。
この本は、3)について書いていく。
投資といっても、株式投資を勧めるわけではない。
株式、といっても、日本株だけを購入してポートフォリオを組もうと思ったら、何百万、何千万もかかる。
投資信託なら、1万円から買えるし、分散投資ができる。
長期投資と分散投資でリスクをなるべく減らして安定したリターンをめざす。そのためには、いくつかの投資信託を毎月数万円ずつ購入する。長期投資と複利の力で、30年で5,000万円くらいをめざす。
具体的には、
1)外国株として、「ステート・ストリート外国株式インデックス」
2)外国債券として「中央三井外国債券インデックスファンド」
3)日本株として「三菱UFJトピックスオープン」
の三つを、個人ごとの財布に応じて毎月少しずつ購入していく。
という本。
末尾に書かれている、ラルフ・エマーソンという人の「サクセス」という文章が、なかなか効いている。
明石家さんまは歌いました。
「しあわせーってなんだっけなんだっけ」
答えは、これ。
「よく大笑いができて
知識人たちの尊敬と子供たちの愛情を得て
まじめな批評家たちの評価を獲得し、不誠実な友人たちの裏切りに耐えて
美を鑑賞できて、他人の最もよいところを見いだして
健康な子供や庭づくり、社会条件の向上といったいくつかの改善点を世界に残して
あなたが生きていたお陰で、たとえ一人でも息をつくのが楽になったとしること
こうしたことが、つまり成功ということなのだ」
という本。
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