社保庁労組「ノルマのせいではない」年金不正免除 [朝日新聞]

2006年5月31日時事ニュース

05月31日付朝日新聞の報道「社保庁労組「ノルマのせいではない」年金不正免除」へのコメント：

せっかくDeltaさんからコメントをいただいたのと、昼間工場で働きながらぼーっと考えていたことをちょっと書いてみる。

社会保険庁長官は、民間出身である。損保ジャパンのえらい人だったらしい。低下する一方の国民年金保険料徴収率に悩んでいた政府(政府って誰だ)が白羽の矢を立てた人物。
で、民間出身であるから、これまで自分の経験に基づいたやり方で事を進めようとした。
誤算だったのは、損保ジャパンと社会保険事務所、社会保険庁などで働く人間の、人種があまりにも違いすぎたため、これまでの手法が通じなかったのではないか。

1)長官は、自分の考えるやり方で事を進めようとした。
2)以前勤務していた会社なら、優秀な部下が沢山いて、頑張ってやってくれた。
3)社会保険庁でも同じだろうと思って、同じやり方を進めようとした。
4)やり方についていけない人がいた。
5)結果は出せないがなんとかしなきゃ、自分の首が危ない、と考えたかどうかは知らないが、ある意味では合理的、またある意味では法制度を悪用に近いことをして帳尻合わせをしようとした。

ちょっと考えて美代。いや、考えてみよう。
損保ジャパンは、元安田生命と、どっか(忘れた)が合併してできた会社である。
最近はどうだか知らんが、損保生保は、大学生の就職希望ランキングの上位にいた。当然、希望する学生は多く、採用選考はきびしく、晴れて入社できる者は学業優秀で性格穏健というやつがほとんどである。
一方、社会保険庁、または社会保険事務所はどうか。
どうしても社会保険庁に入りたいというのはそれほど多くないのではないだろうか。さらに、社会保険事務所はどうか。

個人的には社会保険庁にも、社会保険事務所にも恨みはない。
大学の後輩で社会保険庁の事務センターに配属になった子は巨乳だったし、社会保険事務所に勤めていた同級生の女の子には、アパートに泊めてもらったことがある。もちろんやらせていただきました。だから社会保険事務所には恨みはない。

・・・・・閑話休題。

少なくとも、民間企業、それも就職人気ランキングでトップクラスの企業を志望する人と、社会保険事務所の職員になろうという人では、「人種」が違うように思う。

社会保険事務所ではこれまで徴収率のノルマが問われたことはないんだろう。徴収しなくたって、それが個人の給与額に影響する仕組みもなかったのだろう。
だから、ちょっと達成すべき数字を与えられただけで、不可能に感じてしまってごまかしに走ったのではないか。

なんだから考えがまとまらないが、もう二時なので、これで寝ることにします。あぁ、明日から怒濤の期末決算が・・・

公務員の方や公務員志望の方にはあまり面白くない文章だとは思いますか、個人攻撃を目的としているわけではありませんので。
もうちょっと深く考えて、再度書くつもりです。。。。
が、そんなことよりもっと大事なことを書かないと・・・・
いや、誰も俺に書かないと殺すぞ、なんて言っているわけではないんですが。