03月03日付 朝日新聞の報道「荒川に報奨金200万円 日本スケート連盟」へのコメント:

天才少女と呼ばれて。あ、ここで切るんじゃなかった。
6歳で水泳四泳法すべて泳げて、あとはタイムを縮めるだけ、というので面白くなくって、スケートに転向したと聞く。
12歳で三回転飛べたのに、大会では「小学生にできるわけがない」ということにされたという伝説もある(多少違うかも)。

週刊文春には、「荒川静香金メダル貧乏伝説」というのが載っているらしい。しかも喋ったのが両親とか。

金メダル獲ったのは本人の努力の成果であって、とても素晴らしいことなのだが、こういうものは、ただ名声を讃えるだけではなく、何かで報いることが必要だろう。要は、金、である。
口でどんなに素晴らしかっただの、「感動をありがとう」だの言ったって、それでは飯は食えん。一枚のメダルの裏には本人の努力のほかに、長い年月と多額の費用がかかっている。

話が難しくなってきたんで簡単に言うと、「金メダル獲れば、金(カネ)がもうかる」ということになれば、もっと力が入るだろう、ということだ。

それにしても、この「感動をありがとう」って誰が言い出したんだろう。未だに馴染めない。彼ら選手たちは、僕たちを感動させようとしているわけではないだろう。いや、そりゃ感動するよ。特に女子カーリングとか、特に林弓枝とか。しかし彼女らは自分たちのためにやっているんであって、僕たちを感動させようとしているわけではない。
ただ一言「感動しました!」でいいんじゃないかな、といつも思う。

荒川静香がえらいな、すごいな、と思ったのは、インタビューで、「日本のため」「ファンのため」「日の丸のため」というような、一昔前の日本選手が使っていたことばを一言も発しなかったことだ。自分のベストを尽くすことだけを考え、最高の演技をして、その結果が金メダルになったというだけのことなのだろう。

で、何が言いたいかというと、女子カーリング選手団にも金銭的に報いてあげたいな、ということである。
流氷の流れ着くオホーツク海のそばの常呂町から、青森へ行くって、北海道民にとってみれば、一大決心のはず。
4人が北海道出身なのに「チーム青森」として活動して、これだけの成果をあげてるんだから、青森市はスポーツ栄誉賞とかを急遽作ってあげる位なら、ついでに副賞として1千万くらい用意してやれ。金がないなら俺が出す。

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