ISBN:4871772349 単行本 山本 有花 あっぷる出版社 2004/07 ¥1,575

図書館の人気ランキングでずいぶん上のほうにあって、5月に予約して、やっと先日借りられた。
借りられたのはいいんだが。

どこで読んだか覚えてないが、このひとの本は、初心者にはオススメできないそうだ。曰く、初心者に安易に信用取引をすすめているとか、チャートの説明が大雑把だとか、ようは初心者にはやさしくないということらしい。

自分としてはそういう意見にはにわかには賛同しないが、しかし昔にもこの人の本を読んだことはある。テレビにでていたのをみたこともある。
テレビでは、淡々と100万単位の取引をしていたので、「普通の主婦はこんなに簡単に100万単位の買いを入れたりはできないようなぁ」と思いながら見ていた。

ま、この本はこれから読むんだが。

読み終わった。感想。
1)文章が下手くそ。本多勝一いうところの「入れ子構造」があっちこっちにあって、読みにくい。文章そのものがヘタ。
え、「オマエが言うな」って?こりゃまた失礼いたしました。

2)「大きく儲けるには信用取引」というが、信用取引だと損も大きいことにほんのちょっとしか触れていない。
「少額だと儲けも少ない、つまらない」というけど、いきなり最初っから150円×10,000株=1,500,000円も買えるかよ。しかも専業主婦(=夫の扶養家族=夫の収入のみ)が。専業主婦なら、夫から生活費だけもらってそれでやりくりせい。夫婦とはいえ他人の稼ぎで勝負するな。

3)株式用語の説明がない。素人(=俺)のような読者に、「押し目買い」って言ったところで、「なに?」ってなもんだ。

結論。やはり素人にはお薦めできない。おとなしく吉野家で豚キムチ丼でも喰ってろ。

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