毎年、このくらいの時期になると、煎餅蒲団のせいで、朝起きると熱がでていて、一日中だらだらと過ごして夜になると熱が引き、寝て起きるとまた熱が出て、というのを無限ループで繰り返して春になるのだが、今年はそんなことも言ってられない。
しかしもう熱が出てしまったので、仕方なく葛根湯飲んでこれ以上悪化しないように気合でなんとか持たせている。

会社行くとビルの入口に体温計があって37.5C以上だと入れないし、大騒ぎになるので(騒ぐ人がいるんです)、明日だけでもいいから37.5Cに収まりますように。
こういうとき、平熱が少し低いと助かる。ごまかせるから。だいたい、非接触式だと非正確で、この間なんか35.8Cなんてのが出た。そんなわけないだろ。

一方、ぼやーっと熱が出てだるくて仕事できなくても(普段からできませんが)、計ると36.6Cだったりする。
医者に見せると「平熱だね」なんて言われるが、熱に弱いのもあり、ほんの0.4C程度でも違うと、明らかに熱っぽいしだるい。

在宅勤務だと熱が出ていても勤務できるが(仕事ができるとは言ってない)、たまに出勤しなければならない日もあり・・・

閑話休題。
ふとやる気になり、今日も部屋の片づけにかかるが、全然片づかない。この部屋も、隣の物置部屋も全然片づかない。捨てたいものはある。捨てる気もある。しかし片づかない。20年以上前の学生時代の、夏期集中講義のレポートのためにコピーをとった国家学会雑誌の論文集なんてものがまだあるが思い入れがあるのか捨てるのをためらう。
本はほかにも一杯、というほどはないが、しかし今ある本棚は一杯。

捨てなきゃ捨てなきゃ、と思って毎週末にはごそごそと捨てるべく、「捨て本棚」にまとめていて、気が向くと隣町の古本屋まで売りに行くのだが、なんだか馬鹿馬鹿しくなってきた。

先日、まんだらけに売りに行ったときは一冊20円×3冊、しかも買取不可あり、持って帰る。
今日も売りに行ったが、引き取ってくれたのは4冊だけで10冊以上は持ち帰る。売れたといっても1,010円。お金にはなったが、なんだか。
時間と労力と効率など考えると、1,010円以上のコストがかかっているのではないか、と思う。
前にも書いたけど(かな?)、山下達郎が数万枚あるレコードを整理しようとしたこがあるらしいが、数万枚あっても、捨てられたのが5枚とか。そんな大層なコレクターではないが、1,000冊に満たない蔵書をなんとか捨てなきゃ、とせっかくの貴重な休日に悪戦苦闘しているのが馬鹿馬鹿しくなってきた。

「渡辺篤史の建もの探訪」という、「お宅拝見」番組がテレビ朝日で土曜日早朝から、BS朝日でも放送しているらしいが、新築のお宅でも、本棚が映ると、けっこう昔の、もう読まないであろう本も飾られていたりする。
野口悠紀雄教授の「超整理法」を持ち出すまでもなく、本の整理というのは誰にとっても悩み事なのだろう。
悩まなかったのは、「蔵書は100冊」と決めていた樹木希林くらいではなかろうか。

ちょっと考えましょう。

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