2020/12/6 合羽橋
2020年12月6日 過ぎ去っていく日々の記録 コメント (9)そんなこんなで、突然折れてしまった包丁の替わりを買いに合羽橋まで行った。
・合羽橋の基礎知識
飲食業にかかわるほとんどのものを扱っている。ただし飲食店は少ない。
浅草から地下鉄で一駅の田原町(たわらまち)が最寄り駅。
・合羽橋の道具街は
日曜日は七割の店が休む(近所の交番の張り紙)
営業終了が早く、17時くらいから閉まり始め、19時には(おそらく)殆ど閉まる。
なんでも扱っている総合店もあれば、なにかに特化した(包丁とか)専門店もある。
一般客をメインにしている店もあるが、飲食業者を相手にしている店もあるので、そういう店ではあまり丁寧な接客はあまり期待しない。
もちろん、例外はある。
基本は、知ったかぶりしないで知らないことは聞く。教えてもらう。
前回歩いたのは、ここの近くの銭湯帰りで真っ暗だった。明るい内に歩いたのは、何年ぶりだろうか。しかも土曜日なんで、コロナ禍といえども若い女性やらカップルやら夫婦やら、そこそこ人通りはあり。
あちこち寄っていると楽しそうなものが目について、街全体が料理道具専門の東急ハンズみたいですな。
実は、包丁は包丁専門店でなくてもあちこちの店で売っている。
総合店(という言い方は変か)に行くと、包丁コーナーがある。ただし、モノの善し悪しを判断できない人は近寄らないが吉。ヨドバシカメラみたいに相談員がウロウロしているわけでもないから。
で、今回は包丁専門店に行く。
包丁専門店は数軒ある。
以前買ったことがあるのは「つば屋」というお店だったが、メインストリートを歩いていると、通りの左右に4,5軒ほどある。
重要だと思ったのは、お店に行く前の下調べ。
しょっちゅう買うものでも、頻繁に買い換えるものでも、情報が世の中にあふれているものでもないから、いきなり買いに行っても、どこのメーカーがいいのかわからないし、価格の相場もわからない。
そんなときに便利なのがインターネット。
私は「包丁 どこで買う」で検索してお勉強してみた。
https://www.o-uccino.jp/article/posts/44576
https://xn--68jza6c6j4c9e9094b.jp/category24/entry2556.html
https://knife-japan.hatenablog.com/entry/good-brands-for-begginer
https://knife-japan.hatenablog.com/entry/not-recommend
https://knife-japan.hatenablog.com/entry/good-brands-for-begginer
https://knife-japan.hatenablog.com/entry/not-recommend
https://knife-japan.hatenablog.com/entry/good-brands-for-begginer
https://knife-japan.hatenablog.com/entry/misono
https://wow-j.com/jp/Allguides/other/sightseeing/00060_jp/
ここら辺が参考になった。
各店舗色々あるけど、やはりお店の人に話しかけてみる。
今回は、家庭用、使うのは私(このおっさん)、三徳、予算は1万円以下、できれば8千円以下程度で。
行ったお店で色々見せてもらいました。
ネットに出ていたブランドでは、グローバル、藤次郎、misono、藤寅、なんてところを見せてもらいましたが、「うちのオリジナルです」っていうのが結構どこの店でも扱っている。
つば屋もそうだけど、それ以外の店でもあります。
もちろん、店で鋼から作っているわけではなくて燕三条あたりのメーカーに作らせているんだろうけど。
燕三条のメーカーがお店開いていたりもする。越乃一刀、というところで、ここのものもよかったと思う。
また、包丁で大事なのはブランドよりも素材。
モリブテン綱、ダマスカス綱、V1、V10、などなど色々ありますが、素人でたまに包丁買う人にはわからないから、ある程度、の知識を仕入れておくといいかも。
あとは、やっぱりその場で聞いてみる。
午後2時半から回りだしたので、あまり時間がなく、端から専門店回って話を聞いていたら、さすがに疲れてきて、最初の方の店に戻って買う気力と体力がなくなってしまった。
件のつば屋は、合羽橋道具街の中程にあるのだが、そこに行くまで5、6軒は回っただろうか。
今回、商品知識ほぼゼロで突撃したので、一軒一軒回ることで段々知識がついてきたが、それはちょっと時間の無駄だったか。
または、私の場合、一度行って一通り回って話を聞いて、一旦帰って、後日日を改めて出直す、という買い方をよくするのだが、これは時間と手間がかかる。
包丁一本にそこまでする価値はあるとは思うが、とにかく早く買わないと、というので今回は買って帰るつもりだった。
結局、買ったのは7,800円(税込み)のもので、帰宅して思い返すと、最初にTDI(というお店)で見せてもらった「藤次郎」の4,950円のでも、最後の店で見せられた5,700円のものでも十分だったかな、と思うけど、10年使うと仮定すれば年780円と570円と495円。
実際には、問題なければ20年は使えるだろう。それに毎日使うものだし。
そう無理やり考えれば、3千円の違いなんか誤差。
だいたい、20年先まで生きているかどうかわからない(多分生きてない)し、そもそも自分で作ることだけ考えずに誰か作ってくれる人を見つければいいのだよ(あぁ、懐かしの「私作る人、僕食べる人」論争が・・・・)。
ちなみに、つば屋では、店頭に並んでいるのは11,500からだが、話してると6,500円、9,500円の三徳を出してくれた。
しかし、応対してくれた店員の話によると、売れるいて、自分も使っていていいのは16,500円のもの、とのこと。
いい包丁はそれなりの値段がする、上を見ればきりがない、しかし安くても悪いわけではない、ブランド名のついているものが悪いはずないが、店舗オリジナルでもいいものはある。
こんな処でしょうか。
結局買ったのは、つば屋のお向かいのユニオンというお店のオリジナルでした。
しかし家帰って改めて見てみると、明らかにオーバークオリティ。かっこよすぎ。仰々しい。まぁ誰に見せるわけでもないからいいか。
当分刃こぼれもしそうにないし、刃が折れることもないだろうから、死ぬまでこの包丁使うんだろうな・・・・・
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コメント
あ、あと京セラの砥ぎ器はおススメです。
クロムさん同様良い勉強になりました。
夫の実家が蕎麦屋を営んでいたので合羽橋にはよく行っていたそうですが、私は一度ついて行ってだけなので詳しい事は知りませんが。なんでも揃うところですよね。
私の育った蔵前の隣町ではないですか…。
懐かしい❣
良い包丁がゲットできて、よかったですね♪
私も、三徳、愛用してます。(^_-)-☆
素晴しい 物を 手に入れましたね 20年程前は 墨田区菊川とか 亀沢に住んでたので 懐かしく 読ませて 頂きました
素晴しい 物を 手に入れましたね 20年程前は 墨田区菊川とか 亀沢に住んでたので 懐かしく 読ませて 頂きました
「わからないことはグーグル先生に聞け」ということで。
って、高い包丁使ってるじゃないですかー。
一生使えますよ、きっと。
京セラの研ぎ器、覚えときますね。
ご主人の実家がお蕎麦屋さんでしたか。
蕎麦道具専門店もありました。
寄ると出てこられなくなるので、今回は近寄らないようにしましたが。
蔵前のご出身ですか。
この間、腕時計の修理で蔵前に行きました。
時計修理の会社が数軒あるんですよ。
最近は珈琲の店が増えてます。
ちょっとワタシには高すぎたかもしれません・・・
家帰ってよく見ると、料理の腕(とも呼べませんが)に比較すると明らかにオーバークオリティですが、このくらい高い方が元取る気になるかもしれません・・・
隅田川沿いはいいところですね・・・・