ステイホームの在宅勤務が続いているが、家にいるとさっぱり仕事にならない、否、仕事ができない、否、仕事ができないのは前々からだから改めて言うことでもないか。

まぁとにかく汚くって、録画したまま2年間放っておいたNHK Eテレの「あしたも晴れ!人生レシピ」を観ていたら(なんでこんなの録画しておいたんだろう)、静岡在住のフリーライターの生活を追っていて、とてもスッキリしたきれいな家に住んでいる。
心がけの一つに、「床にモノを置かない」「掃除は1日30分」というのがあって、床に置かないのは掃除をしやすくするため、30分以内なのは、毎日続けていくと30分以内で出来るようになるのだそうだ。
俺みたいに3年間貯めたゴミを勢いつけて3日で片づけようというのは間違っているのだ。
それはさておき、もう読まない、必要ない、で捨てるつもりでいながらなかなか捨てられないのが、本。
「この本棚に入れた本は処分する」と入れたまま10年経っている本が多数でかつ入りきらずにあふれている。
三連休で外出せず、進まない片づけにもイライラしていたので、目についたマンガ本を持って中野のまんだらけへ。

何ヵ月ぶりだろうか。
久し振りに中野ブロードウェイの3階に上がると、まんだらけ。
買取を申込、ぶらぶら歩く。
ジャックロードが消えている、と思ったら別のところに移ったらしい。
マニア向けマンガ古本屋の向かい側に中古高級時計店が軒を並べているというミスマッチは相変わらず。前に来たときには中国人ばっかりだった。
しかしロレックスは相変わらず高値安定。100万円超えはちょっとついていけない。私みたいな平会社員では、ちょっと手が出ない。金銭的にも、身分的にも。

今から買うとしたら、ロンジン、タグ・ホイヤー、sinn、BALLくらいかなぁ。どれも20万くらいで買える。
しかし日本人ならセイコー、シチズン、オリエントを買っておけば間違いない。クオーツでも自動巻でも。
まぁ一番壊れにくく時間が正確なのはカシオ G SHOCKだけど。

査定が出来たというので確認に行く。
値段がついたのは、20円×3冊で、残りは値段がつかず。
処分してもらってもいいが、自分の手で捨てることにする。

競馬、競輪で「トリガミ」という言葉があって、ひとつのレースで馬券(車券)を買って、当たった金額が購入金額よりも少ない、要は損している、ことをいうけれど、交通費かけてわざわざ売りにいって売り上げが60円・・・・・交通費だけで1,000円はかかっているんですが。
おまけに、久し振りの外出、久し振りの盛り場、久し振りの中野、ということでブロードウェイの地下でソフトクリーム食うわ、ドライフルーツは1,000円以上買い込むわ、パン屋があればあんパン買うわ、晩飯の惣菜買って帰るわ、で、2,000円以上散財している。
わざわざ売りにいかずとも古紙回収に出した方が経済的には正解だが、どこかの誰かの手に渡ることを期待しているのと、やっぱり本を捨てるのには抵抗あるんだな。

かつて山下達郎がレコードの整理をしようとして、2万枚とも3万枚とも言われるコレクションから処分できたのが3枚だか7枚だかというのを聞いて、マニア道とはかくも捨てにくいものか、と思ったが、俺も似たようなものかもしれない。
いやいや、そんなことはない。
本棚をぼーっと眺めていると、いらない本は多数。いや、いい本だとしても、俺が持っている必要もない。
本以外に、10年以上前の部署に在籍していたときの業務メモのノートなんてものもいらない。
当時の会議のメモとか、半期に一度の社長の決算説明会のメモとか、捨てにくいのは「自分が仕事をしていた(ように思える)記録」だからだが、こんなもん、今後の人生でいらないよなぁ。

とりあえず、床が見えるようにしようと固く決意。


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