さてそんなこととはあまり関係のない弊社。
しかし、アレですね(何)、会社員にもランクがありますね。
いや、会社ランクではなくて、社内でのランク。
一番エラいというか、重宝されていて上司経営陣の覚えめでたいのは、外に出て仕事取ってきたりする人たち。その中でも優秀なのは、海外勤務になったりしますね。みんな優秀な会社だと、順繰りに海外出て行って、戻ってくると1ランク偉くなっていたりしますが。
ちなみに、築地の某有名新聞社だと、その昔は、外報部員が海外支局に行って帰ってくると、家を建てられるくらいのお金が貯まったそうです。そのくらい、手当が充実してたんですね。いい会社に難しい試験突破して入社すればそういういいことが待っている会社もあるんですね。それにひきかえ我が社は(以下略)。
その次にエラいというか、会社の役に立っていると周囲が認めているのは、数字を扱う人たち。経理部に限りません。会社というのはある程度の規模になると予算というものを作り、予算と実績とを対比していきます。会社にとっての一年は1月から12月だけとは限らず、会計年度の1年も重要です。
予算は経理部が作るのではなく、各部課で作り、それを全社まとめて会社の予算となるわけですが(多分)、その各部課で予算作りを任される人は、それなりに認められ、重宝されていると思われます。
会社というのは、色々なことをやっていても結局のところは儲けを上げて、社員の給料として分配したり、翌年以降の投資に充てたり、さらに余れば株主に配当したりする所なので、一番大事なのは働いて稼いで、儲けを出すことです。そういう儲けの数字作りに携わる人は、会社の命運を握っているというのは過言ですが、重宝されていることには間違いありません。
一番役に立たないのは、このどちらにも該当せず、社内の調整役にもならず、ただ壁に向かってPC触っている人たちです。私です。
さてそんなこととは全く関係なく、今年も新入社員の皆さんに送る言葉はこの三つ。
1)生命保険には、結婚して子供が産まれるまで入る必要はない。
会社には(まともなら)健康保険、厚生年金保険、ついでに雇用保険、労災保険があります。大抵の怪我病気はこれらに賄われます。ちょっとお金のかかる病気になっても、健康保険には負担限度額があり、それ以上の費用はかからないか、たとえ払っても後で戻ってくるようになっています。
就職したときに既に結婚していて子供がいたり、逆に父母がいても既に高齢や病気などで働けず、一家の家計の担い手となっているのなら生命保険は必要になるかもしれませんが、大多数のそうでない独身の人は、あなたの給料で誰かを養うようになるまでの間は、保険は必要ありません。
2)ネット証券に口座を作って毎月1万円ずつ積立投資をしよう。
はい、ちょっとハードルの高い話になってきました。
学生時代は銀行口座なんてもってないか、あっても実家から仕送りしてもらうための郵便貯金口座だけ、なんて人もいるでしょう。ちなみに、郵便貯金はキャッシュカードが2枚作れるので(最近変わったのかな?)、仕送りに手数料がかかりません。ついでに、カードがなくても、通帳から暗証番号でお金が引き出せるので便利です。
社会人になって楽しいのは毎月給料がもらえて好きなように使えることですが、本当に好きなように使っていくとあっと言う間になくなります。
また、入社1年目は何かと買うものが多く、思ったほどお金がたまりませんでした(当社比)。
だから、これは2年目からでもいいです。
どこでもいいからネット証券に口座を作りましょう。そして、給料から毎月1万円を口座に入金します。銀行口座から自動引き落としができます。
その1万円で、毎月インデックス投信を買います。何を買うのかは人それぞれですが、それはなんか本を読んで勉強してください。いや、本当は書いてもいいけど、もう深夜2時なんでおじさんは疲れたんです。どこからか希望があれば、日を改めて教えます。
そして、賃上げのある会社なら、そのたびに少しずつ積立金額を増やしましょう。
このご時世、銀行預金だけではお金は増えません。だからといって高リスク高リターンな怪しい投資話や先物取引に騙されては、あっと言う間に貴重なお金が溶けてしまいます。
お金に対してのリテラシーを身につけていくことも、これからの長い人生、必要です。
3)頑張って仕事しましょう。
なんだかんだいいながらも定職につけたあなたは優秀なんです。大学までで学んだことはキレイさっぱり忘れて、学歴なんぞにプライドをもたず、社蓄になって働きましょう。
会社員生活は、一に辛抱、二に我慢、三四がなくて五に忍耐(山口瞳)です。
え、山口瞳を知らない?本を読め、本を。電車の中でゲームばっかやってんじゃないよ。本が無理なら週刊誌、それも無理ならせめて東スポか日刊ゲンダイくらい読みなさい。
そういや最近は中年もスマホでピコピコやってて、あまり日刊ゲンダイとか夕刊フジ読んでる人見ないような気がしますね。常磐線とか京成とか東武とかに乗るとまた違うんでしょうが(地域差別)。
皆さんの健闘を祈ります。
しかしなんで私は誰にも読まれるあてのない新入社員への手紙を毎年のように書いているんでしょうか。そんなもの書く暇があったら、とっとと寝るか、自分の仕事をすればいいのに、と思います。
さぁこれで約2,300字。おっさんは疲れた。
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しかし、アレですね(何)、会社員にもランクがありますね。
いや、会社ランクではなくて、社内でのランク。
一番エラいというか、重宝されていて上司経営陣の覚えめでたいのは、外に出て仕事取ってきたりする人たち。その中でも優秀なのは、海外勤務になったりしますね。みんな優秀な会社だと、順繰りに海外出て行って、戻ってくると1ランク偉くなっていたりしますが。
ちなみに、築地の某有名新聞社だと、その昔は、外報部員が海外支局に行って帰ってくると、家を建てられるくらいのお金が貯まったそうです。そのくらい、手当が充実してたんですね。いい会社に難しい試験突破して入社すればそういういいことが待っている会社もあるんですね。それにひきかえ我が社は(以下略)。
その次にエラいというか、会社の役に立っていると周囲が認めているのは、数字を扱う人たち。経理部に限りません。会社というのはある程度の規模になると予算というものを作り、予算と実績とを対比していきます。会社にとっての一年は1月から12月だけとは限らず、会計年度の1年も重要です。
予算は経理部が作るのではなく、各部課で作り、それを全社まとめて会社の予算となるわけですが(多分)、その各部課で予算作りを任される人は、それなりに認められ、重宝されていると思われます。
会社というのは、色々なことをやっていても結局のところは儲けを上げて、社員の給料として分配したり、翌年以降の投資に充てたり、さらに余れば株主に配当したりする所なので、一番大事なのは働いて稼いで、儲けを出すことです。そういう儲けの数字作りに携わる人は、会社の命運を握っているというのは過言ですが、重宝されていることには間違いありません。
一番役に立たないのは、このどちらにも該当せず、社内の調整役にもならず、ただ壁に向かってPC触っている人たちです。私です。
さてそんなこととは全く関係なく、今年も新入社員の皆さんに送る言葉はこの三つ。
1)生命保険には、結婚して子供が産まれるまで入る必要はない。
会社には(まともなら)健康保険、厚生年金保険、ついでに雇用保険、労災保険があります。大抵の怪我病気はこれらに賄われます。ちょっとお金のかかる病気になっても、健康保険には負担限度額があり、それ以上の費用はかからないか、たとえ払っても後で戻ってくるようになっています。
就職したときに既に結婚していて子供がいたり、逆に父母がいても既に高齢や病気などで働けず、一家の家計の担い手となっているのなら生命保険は必要になるかもしれませんが、大多数のそうでない独身の人は、あなたの給料で誰かを養うようになるまでの間は、保険は必要ありません。
2)ネット証券に口座を作って毎月1万円ずつ積立投資をしよう。
はい、ちょっとハードルの高い話になってきました。
学生時代は銀行口座なんてもってないか、あっても実家から仕送りしてもらうための郵便貯金口座だけ、なんて人もいるでしょう。ちなみに、郵便貯金はキャッシュカードが2枚作れるので(最近変わったのかな?)、仕送りに手数料がかかりません。ついでに、カードがなくても、通帳から暗証番号でお金が引き出せるので便利です。
社会人になって楽しいのは毎月給料がもらえて好きなように使えることですが、本当に好きなように使っていくとあっと言う間になくなります。
また、入社1年目は何かと買うものが多く、思ったほどお金がたまりませんでした(当社比)。
だから、これは2年目からでもいいです。
どこでもいいからネット証券に口座を作りましょう。そして、給料から毎月1万円を口座に入金します。銀行口座から自動引き落としができます。
その1万円で、毎月インデックス投信を買います。何を買うのかは人それぞれですが、それはなんか本を読んで勉強してください。いや、本当は書いてもいいけど、もう深夜2時なんでおじさんは疲れたんです。どこからか希望があれば、日を改めて教えます。
そして、賃上げのある会社なら、そのたびに少しずつ積立金額を増やしましょう。
このご時世、銀行預金だけではお金は増えません。だからといって高リスク高リターンな怪しい投資話や先物取引に騙されては、あっと言う間に貴重なお金が溶けてしまいます。
お金に対してのリテラシーを身につけていくことも、これからの長い人生、必要です。
3)頑張って仕事しましょう。
なんだかんだいいながらも定職につけたあなたは優秀なんです。大学までで学んだことはキレイさっぱり忘れて、学歴なんぞにプライドをもたず、社蓄になって働きましょう。
会社員生活は、一に辛抱、二に我慢、三四がなくて五に忍耐(山口瞳)です。
え、山口瞳を知らない?本を読め、本を。電車の中でゲームばっかやってんじゃないよ。本が無理なら週刊誌、それも無理ならせめて東スポか日刊ゲンダイくらい読みなさい。
そういや最近は中年もスマホでピコピコやってて、あまり日刊ゲンダイとか夕刊フジ読んでる人見ないような気がしますね。常磐線とか京成とか東武とかに乗るとまた違うんでしょうが(地域差別)。
皆さんの健闘を祈ります。
しかしなんで私は誰にも読まれるあてのない新入社員への手紙を毎年のように書いているんでしょうか。そんなもの書く暇があったら、とっとと寝るか、自分の仕事をすればいいのに、と思います。
さぁこれで約2,300字。おっさんは疲れた。
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コメント
インデックス投信についてご教授ください。
ネット証券での口座開設についても。
わたしもご教授いただきいたいです……。
分かりやすく書こうと考えすぎてワケ分からなくなっちゃいましたかね・・・・