もうずい分前に音を上げてしまったが(てへへ)、30代半ばの頃、芦原カラテを習いに行っていたことがあった。今思えば、よくもまぁあんな激務のさなかに行っていたなというのと、もうちょっとやり方工夫すれば続けられてたなというのと、今も続けていれば(色々あったので多分無理だが)黒帯は取れていただろうと思うとちょっと残念。
強くなれなくても続けることで精神修養になっていたかもしれないし。

そんな芦原カラテとは、大山倍達の創立した極真会館で修行していた芦原英幸が、極真を色々あって破門になった後に創設したカラテで、大きな特徴は「サバキ」をその技術の中心としていること。
しかし、芦原英幸氏は、ALSを発症して、平成2年に亡くなってしまう。


そんな芦原カラテをやっていた(らしい)元武道雑誌の編集長が、二代目館長である、息子の芦原英典氏に、父親のことを聞いた聞き書き、のはずなのだが、インタビュアー個人の考えを入れたために現館長の怒りを買い、今は絶版だそうです。

しかし、こういう本はどのくらい売れるんだろう。
今芦原カラテを習っている道場生だってそんなに買わないし、辞めてしまった人やただの武道オタクがそんなに買うとも思えないし。

私のネタ元の2ちゃんねる見ると、筆者は散々にけなされていたりするし。
まぁどうでもいいです。

こういう本を読む時間があったら、実際に道場通って、からだ動かして学んだ方がいいです。続けられればよかったが、外側の環境と、内側のやる気と、自分ではどうしようもないところで続けられなかったんだなぁ。
今ならできそうだから、もう一度再開したいものである。


芦原英幸伝 我が父、その魂

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