2013/6/8 防府へ行ってきた
2013年6月8日 過ぎ去っていく日々の記録
防府へ行ってきた。
ぼうふじゃないよ、ほうふだよ。
そう、目的は全国競輪場巡りの一環で、防府競輪へ。
長いことやってるけど(もう10年以上かかってる、事情はある)、今の住まいから行きにくい競輪場というのがいくつかあって、防府もその一つ。
何しろ、交通が不便。最寄り駅は山陽本線の防府だが、そこに行くまで一苦労。
Yahoo!やグーグルで検索してみたが、朝5時起きだったりする。
飛行機で行こうとしても、広島からだったり、博多から新幹線で戻ったり、とどうもいい経路が出てこない。もちろん時間がかかる。
ところが、到着時刻をちょっと遅らせてみると、新幹線で朝7時過ぎに乗れば、昼前につくことを発見。経路検索も万能じゃないことを今更ながら実感。
で、みどりの窓口で切符買って、新幹線で新山口まで行くことに。
朝7時過ぎだというのに、空席が6席しかないとみどりの窓口で言われて、通路側の席になる。ところがなぜか窓側の2席が空いている。まぁ新横浜から乗ってくるんだろう。
もちろん社内は一杯で、みんな友だちやカップルでとても楽しそう。
名古屋でまたどっと降りて、どかっと乗ってくる。京都でも、新大阪でも同じ。
しかし、相変わらずとなりの席は空いている。
広島でどどどっと殆ど降りて、ガラガラになる。どうも宮島に行く人が多いようだ。そんなに人気観光地だったのか。
広島からは本当にガラガラで。
その広島から乗ってきた父子がいて、子供は3歳くらいなのだが、広島弁で喋っているのがおかしくもかわいらしい。いいなぁ、子供がいて。
新山口で降りる。券面上の最終目的地なので、乗車券は回収される。
結局となりの席はずっと空席だった。乗り遅れたんだろうか。
すぐに上りの普通列車に乗る。
山陽本線は、本線という言葉がまったく似合わないローカル線であった。どこでもそうだが、新幹線が走ると、在来線はローカル線に格落ちしちゃうんだよな。
東海道線も各駅ばっかりだし。
3つ乗ると防府。ローカル線とは言え、駅前にはイオンもあったりして、まぁ近隣では大きな街なのだろう。
まで、防府天満宮へ。お参りして遺った家族の無事を祈り、良縁祈願のお護りを求め、御朱印をお願いする。
料金表(笑)には書いてなかったので、まさかやってくれるとは思わなかった。しかも、300円からあとは気持ちで、と格安(笑)。
5月に住吉大社行ったときに買った御朱印帳なので、堂々と出せる。しかも、住吉大社の次が防府天満宮という、メジャーどころが続いて、なんでもかんでもマイナーに偏るワタシとしては、なんかうれしい。
ケータイのナビに従い、坂道をテクテク歩いて競輪場へ。
山というか丘の中腹にある、よく言えば静か、はっきり言って貧弱な競輪場であった。しかし、建物は特観席は新しく、あちこちに新しい建物も建っていて、そんなに悪いわけじゃない。ただ、飯食うところが一カ所2店しかないのが残念。川崎なんか一杯あるもんなぁ。
これで、残るは佐世保と小倉ドームの2箇所のみ。こういうのはとっとと行ってしまって、はやく済ませてサッパリしてしまいたい。
なんでこんなバカなことを始めたのかと思うが、途中挫折しそうになりながらもここまで来たらあとは何も考えずに行くだけ。
小倉はドームになる前に行ったことがあるが、有名な旦過市場を覗くこともなく、競輪場を往復するだけで終わってしまった。ここは最近はナイター競輪がメインらしいので、始まる前にちょっと街歩きなぞして、数レースやって外れ車券がたまったらとっとと飛行機で帰ってこようかと思います。
こんなバカなことをしているうちに、一宮競輪が廃止になる上に、松阪競輪が廃止の瀬戸際だったらしい。
赤字は負担して、黒字になったら松阪市と折半なんて、事業者としては不利極まりないが、そうまでして残そうとするのは、なんか意味があるんだろうな。
10月からは競輪やらない予定だったとは知らなかった。あそこは松阪大映というピンク映画館が近所にあるんだけど、そこも営業しているのかしていないのかわからないような塩梅で、もう一度行きたいなと思ってはいたが、こんなことになっていたとは。
11レースあると思ってたら10レースしかなかったのだが、9レースで止めて駅まで歩いて戻る。
種田山頭火が生まれて育った街ということで、生家跡があるというので、「山頭火の小道」というのを歩いて向かう。これがまた、農道のような細い道で、しかし多分もう死ぬまで二度とココには来ないだろうと思い、あちこち眺めながら歩く。
写真を撮りながら、デジカメ買い換えよう、と誓う。
駅まで戻ると地元のスーパーがあったので、色々と地元民のソウルフードらしきモノを見繕って買う。
もう少し遅い時間を予約していたが、駅前にみるものが殆どない(今思えば、イオンにでも行けばよかったか)ので、早めて帰ることにする。
帰りの新幹線では、古本屋で買ったまま何年も積ん読状態だった、↓の本を読む。
女子向けの本だが、最初は読みとばしていたが、段々面白くなってきたので、著者の現状をぐぐってみると、どうもパッとしない。
この本にも書いてあったが、出版社を立ち上げたものの潰れ、その後がよく分からない。最後に出た本も、もう何年も前のこと。
2ちゃんねるでも評判が悪い。読者からではなくて、本人をリアルに知っているという人からの悪評さくさく。
うーむ、もう何年も本が出ていないということは、会社つぶした影響か、本人がもうライターなどやる気がないのか。
また、こんなふうに何年も店晒しになっていた本を必死になって読むことに意味はあるのか。もうちょっと、今興味を惹かれている本を読むべきではないのか。いや、そもそも本なんか読んだって何の役にも立たないのではないか?
そんなことを考えながらも、前日4時間睡眠が堪えたか、ウトウトしながら、ふと気がつくともう品川でした。そこからまた乗り換え乗り換え、どうにかして家にたどり着いてビール呑んだらまたくたーっと寝てしまいましたとさ。
うーんこの休日には意味があったのかなかったのか。
あったんだろうな、時間の無駄かもしれないけど、懸案事項が一つ片づいたのだから。
しかし、本当の懸案事項は、こんなふうに金払ってどこかに行ったり、何かを買ったりすれば片づくものではないのだ。
あなたに友だちがいない理由(わけ) (新潮OH!文庫)
196515
ぼうふじゃないよ、ほうふだよ。
そう、目的は全国競輪場巡りの一環で、防府競輪へ。
長いことやってるけど(もう10年以上かかってる、事情はある)、今の住まいから行きにくい競輪場というのがいくつかあって、防府もその一つ。
何しろ、交通が不便。最寄り駅は山陽本線の防府だが、そこに行くまで一苦労。
Yahoo!やグーグルで検索してみたが、朝5時起きだったりする。
飛行機で行こうとしても、広島からだったり、博多から新幹線で戻ったり、とどうもいい経路が出てこない。もちろん時間がかかる。
ところが、到着時刻をちょっと遅らせてみると、新幹線で朝7時過ぎに乗れば、昼前につくことを発見。経路検索も万能じゃないことを今更ながら実感。
で、みどりの窓口で切符買って、新幹線で新山口まで行くことに。
朝7時過ぎだというのに、空席が6席しかないとみどりの窓口で言われて、通路側の席になる。ところがなぜか窓側の2席が空いている。まぁ新横浜から乗ってくるんだろう。
もちろん社内は一杯で、みんな友だちやカップルでとても楽しそう。
名古屋でまたどっと降りて、どかっと乗ってくる。京都でも、新大阪でも同じ。
しかし、相変わらずとなりの席は空いている。
広島でどどどっと殆ど降りて、ガラガラになる。どうも宮島に行く人が多いようだ。そんなに人気観光地だったのか。
広島からは本当にガラガラで。
その広島から乗ってきた父子がいて、子供は3歳くらいなのだが、広島弁で喋っているのがおかしくもかわいらしい。いいなぁ、子供がいて。
新山口で降りる。券面上の最終目的地なので、乗車券は回収される。
結局となりの席はずっと空席だった。乗り遅れたんだろうか。
すぐに上りの普通列車に乗る。
山陽本線は、本線という言葉がまったく似合わないローカル線であった。どこでもそうだが、新幹線が走ると、在来線はローカル線に格落ちしちゃうんだよな。
東海道線も各駅ばっかりだし。
3つ乗ると防府。ローカル線とは言え、駅前にはイオンもあったりして、まぁ近隣では大きな街なのだろう。
まで、防府天満宮へ。お参りして遺った家族の無事を祈り、良縁祈願のお護りを求め、御朱印をお願いする。
料金表(笑)には書いてなかったので、まさかやってくれるとは思わなかった。しかも、300円からあとは気持ちで、と格安(笑)。
5月に住吉大社行ったときに買った御朱印帳なので、堂々と出せる。しかも、住吉大社の次が防府天満宮という、メジャーどころが続いて、なんでもかんでもマイナーに偏るワタシとしては、なんかうれしい。
ケータイのナビに従い、坂道をテクテク歩いて競輪場へ。
山というか丘の中腹にある、よく言えば静か、はっきり言って貧弱な競輪場であった。しかし、建物は特観席は新しく、あちこちに新しい建物も建っていて、そんなに悪いわけじゃない。ただ、飯食うところが一カ所2店しかないのが残念。川崎なんか一杯あるもんなぁ。
これで、残るは佐世保と小倉ドームの2箇所のみ。こういうのはとっとと行ってしまって、はやく済ませてサッパリしてしまいたい。
なんでこんなバカなことを始めたのかと思うが、途中挫折しそうになりながらもここまで来たらあとは何も考えずに行くだけ。
小倉はドームになる前に行ったことがあるが、有名な旦過市場を覗くこともなく、競輪場を往復するだけで終わってしまった。ここは最近はナイター競輪がメインらしいので、始まる前にちょっと街歩きなぞして、数レースやって外れ車券がたまったらとっとと飛行機で帰ってこようかと思います。
こんなバカなことをしているうちに、一宮競輪が廃止になる上に、松阪競輪が廃止の瀬戸際だったらしい。
松阪競輪、日本写真判定に委託 市議会提案へ
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013060690200642.html
赤字が続く三重県松阪市の松阪競輪の存廃問題で、市は6日、着順の写真判定を手掛ける「日本写真判定」(東京都千代田区)に7月以降の競輪事業の業務を包括委託することを決めた。市は開会中の市議会定例会に関係議案を追加提案する。
同社は経営改善策を示す今月1日の公開プレゼンテーションに唯一応募。年間の事業終了後に赤字が出た場合は同社が全額を負担し、黒字の場合は市と利益を折半すると提案した。市議会はこれまで「一般会計からの赤字補填は認められない」として、競輪事業の存続に反対。市が赤字補填しない今回の案を市議会がどう判断するか注目される。
同社が示した改善策では、他の競輪場の車券発売経費などを削減すると同時に、売り上げが好調な松阪競輪川越場外車券売場(三重県川越町)での車券販売を1・5倍に増やし、新規ファンの開拓に努めるとしている。有識者や競輪選手代表らでつくる審査委員会は「充実した提案内容で、赤字補填をしてまで受託を希望する姿勢は事業者としてふさわしい」などと、同社への委託を妥当と判断した。
委員会から6日に報告書を受け取った山中光茂市長は「行政として責任を持って新しい形の競輪場を支えていきたい」と述べた。
松阪競輪は2009年度から赤字が続き、基金を取り崩して運営している。本年度は9月までレースを開催し、10月以降はレースを行わずに他場の車券を販売する「サテライト化」する当初予算が組まれている。
赤字は負担して、黒字になったら松阪市と折半なんて、事業者としては不利極まりないが、そうまでして残そうとするのは、なんか意味があるんだろうな。
10月からは競輪やらない予定だったとは知らなかった。あそこは松阪大映というピンク映画館が近所にあるんだけど、そこも営業しているのかしていないのかわからないような塩梅で、もう一度行きたいなと思ってはいたが、こんなことになっていたとは。
11レースあると思ってたら10レースしかなかったのだが、9レースで止めて駅まで歩いて戻る。
種田山頭火が生まれて育った街ということで、生家跡があるというので、「山頭火の小道」というのを歩いて向かう。これがまた、農道のような細い道で、しかし多分もう死ぬまで二度とココには来ないだろうと思い、あちこち眺めながら歩く。
写真を撮りながら、デジカメ買い換えよう、と誓う。
駅まで戻ると地元のスーパーがあったので、色々と地元民のソウルフードらしきモノを見繕って買う。
もう少し遅い時間を予約していたが、駅前にみるものが殆どない(今思えば、イオンにでも行けばよかったか)ので、早めて帰ることにする。
帰りの新幹線では、古本屋で買ったまま何年も積ん読状態だった、↓の本を読む。
女子向けの本だが、最初は読みとばしていたが、段々面白くなってきたので、著者の現状をぐぐってみると、どうもパッとしない。
この本にも書いてあったが、出版社を立ち上げたものの潰れ、その後がよく分からない。最後に出た本も、もう何年も前のこと。
2ちゃんねるでも評判が悪い。読者からではなくて、本人をリアルに知っているという人からの悪評さくさく。
うーむ、もう何年も本が出ていないということは、会社つぶした影響か、本人がもうライターなどやる気がないのか。
また、こんなふうに何年も店晒しになっていた本を必死になって読むことに意味はあるのか。もうちょっと、今興味を惹かれている本を読むべきではないのか。いや、そもそも本なんか読んだって何の役にも立たないのではないか?
そんなことを考えながらも、前日4時間睡眠が堪えたか、ウトウトしながら、ふと気がつくともう品川でした。そこからまた乗り換え乗り換え、どうにかして家にたどり着いてビール呑んだらまたくたーっと寝てしまいましたとさ。
うーんこの休日には意味があったのかなかったのか。
あったんだろうな、時間の無駄かもしれないけど、懸案事項が一つ片づいたのだから。
しかし、本当の懸案事項は、こんなふうに金払ってどこかに行ったり、何かを買ったりすれば片づくものではないのだ。
あなたに友だちがいない理由(わけ) (新潮OH!文庫)
196515
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