どこの会社が水曜日はノー残業デーなんて始めたんでしょうね。
本当は毎日ノー残業デー、月に4日は有給休暇取りたいものだが、そんなことやって誰にも何にも言われないのんきな職場は地方自治体くらいだろう。

まぁあの世界はアレはアレで競争があって大変らしいですが、それは上の方の話で、民間とは仕事のやり方が違いますからね。

みのもんたが毎週役所を叩くのは、民間では考えられない悠長なことをしているほかに、「うらやましい」ってのがあるんじゃないですかね、ってワタシは誰に言っているんでしょうか。

図書館で目についたので、再読。
以前の感想はこちら。
http://52048.diarynote.jp/201105070151496535/

おおむね同じなんだけど。金がなくって困っていたのでミニスカパブで働くのはいいとして、「金を稼がなきゃ」ということで、学校の成績は最下位に近かった(らしい)のに、名刺を作って営業して回る。これが、口ばっかりで文句言っている同級生とは違うところ。
これはその後もでてきて、儲けている人たちは明るく楽しいのに、愚痴ってばかりいるやつらは話が堂々巡りしているとか。

あとは、演劇にはまった女子大生が働いていたお店を辞めたあと、突然店が回らなくなる。彼女一人が店を回していたことに気がつく、とか。

先日「カネの話」を読んだ後だと、ちょっと読後感が変わる。
金がなくて困っていたので、なんとかして稼ごうと行動したことが今につながっている。

いまのような売れっ子漫画家を突き抜けた存在になったのには、なにより本人の努力があるんだな。

パブで(ワタシのような)ロクでもない客の接客ばかりしていて顔面神経痛になったら、店長に「バカヤロ、金もらってるんだからそのくらい当たり前だ」と喝破されて納得するくだりは、今頃になってワタシも納得。

ブラック企業は行き過ぎだけど、金もらうってことはそういうことなのかな。
今年入社のゆとり君はどう思うか知らないけど。

叙情的な線とキレイな色で語られる、サイバラの上京物語。
図書館か漫画喫茶で15分で読める。
なかなか話に重みがあるけど。

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