「そんなにファンではないんだが一度見てみたい」、という歌手が何人かいて、古くは尾崎豊、河島英五、村下孝蔵だったのだが、みな見に行く前に残念ながら亡くなってしまった。
尾崎豊はともかく、河島英五は「最初はみんな座っているが段々と盛り上がり、最後には全員総立ち」という噂を聞き、村下孝蔵は、「初恋」「踊り子」などで何回も耳にしていて、テレビでギターテクニックを見て、一度コンサートで聞いてみたいと思っていたら亡くなってしまった。この時も、コンサートに行こうかどうしようか、チケット買おうかどうしようかとと考えていたら、そのコンサート直前のことだった。享年46歳。なんと若いこと。

さて、そんな「一度見ておきたい」人の一人になぎら健壱がいる。
テレビでは「アド街っく天国」や「途中下車の旅」でみせる、下町のオヤジながら、カメラ、自転車と多趣味で、本も何冊も出している。

そもそもフォークシンガーとして、「悲惨な戦い」「葛飾にバッタを見た」ほか「いっぽんでもにんじん」などなど多彩な活動歴を誇る。

で、遠路はるばる亀戸(亀有ではない)まで行ってみました。

しゃべりはやっぱりうまいですね。真似したいくらい。そして、ギターもやっぱりうまい。超絶テクニック、というのではないけれど、やっぱりプロだなぁ、と。

ゲストで浅草ジンタhttp://www.asakusajinta.com/というバンドも出てくる。
女性のクラリネット奏者がいるのだけど、コーラスでやたらに声がよく通る。

そんなこんなで、あらかじめ演奏曲順表が客全員に配られるという珍しいコンサートはアンコール2曲でお開きとなり、一人寂しくとぼとぼと帰る。

亀戸ってなんかありそうで、サンストリート以外にはなんにもないような感じだな。あ、亀戸天神があるか。今年の正月に七福神巡りをしたような記憶が。


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コメント

シゲ
2012年10月30日23:19

河島英伍は好きでアルバム2枚くらいは買いました。
ギターの弾き語りとかも良く真似てましたねぇ。「運命」という曲がけっこう好きです。
あと、祖父の島、てんびんばかり、大福餅などなど。ああ、きりがない。

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