ふと思い出した話。

十年以上前に会社の人とソウルに行った時の飛行機の中のこと。
となりの席に座っていた老夫婦が、入国書類の書き方を聞いてきた。
自分はその頃しょっちゅう韓国に行っていたのでよくわかるのだが、二人、特に奥さん(というかおばあさんに見えた)はよくわからなかったようだった。
字は小さいし、英語、韓国語も混ざっているし、で、人間以前だったワタシは見ず知らずというか初対面の目上の人に向かってちょっと(だと思う)きついというかトゲのある言い方をしていたのだが、今思うとあれは失礼だったなぁ。

ココにこう書くんですよ、というところまではいいとしても、何回も同じことを言う内に段々言い方がきつくなり、相手もなんかビクビクしている。すみません、あのとき隣に座った方。


どこだったか忘れたが、東北の人で、息子が韓国人の嫁と結婚したので行く、というようなコトを言っていた。

「あふれる熱い涙」という映画のことを思い出して(どっちがさきだったっけ?)、日本人の嫁の来手がないから韓国人と結婚するのかなぁ、などと短絡的なことを思ったが、事実はどうだかわからない。息子は都会でホワイトカラーかもしれないし。

親というのはありがたいものだ、ということと、韓国人の嫁と結婚した息子の幸せを想う。

親が喜ぶのは、息子(自分)が喜んで幸せな生活を送ることなんだ、と、今の自分が何をやっているのかわからないワタシはそう思う。

会社の中でえらくなることよりも、えらくなったことを喜んでいること。
結婚することそのことよりも、結婚して幸せそうな顔をしていること。



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