2012/5/17 漫画貧乏

2012年5月17日 読書
ネットで感想を書いている人がいて、大変面白そうなので読んでみた。

著者は、「ブラックジャックによろしく」とか「海猿」とかまぁ大ヒット作連発で、しかも「ブラックジャック・・・」はモーニングからスピリッツに移籍という、あまりないことでも話題になった。
ほかには、「軍鶏」とか「天才バカボン」だったか「レッツラゴン」だったか、まぁとにかくあんまりない。

で、漫画家になったものの、いかに儲からない職業か、いかに手間がかかるか、当然の権利主張をすると疎ましがられ、干されるということについて、延々と。

これは、マンガ業界だけじゃなくて、映画でも、アニメでも同じ様な話は残念ながらたくさんある。

しかし、二次使用について著作権者に無断で許諾していたとか、10パーセントの著作権料を1パーセント上げるのにものすごい苦労をしているとか、マンガ内の語句を無断で訂正して説明もなくて、その説明を求めたら逆ギレされたとか、儲かっているときはいい顔しているくせにトラブルになりそうになったら逃げ腰で責任押しつけようとするとか、その他、モーニング編集部の担当編集のいいかげんさをあげつらっているのだが、まぁその担当編集者はいい面の皮である。
面白かった。そして、こういう突破者がいないと、その世界はよくならないんだなぁと思う。

こういう、他の漫画家ではできなかった主張ができるのは、やっぱり自信があるんだろうな。自分の書いたもののクオリティへの自負と、書いたものは売れるという自信と。
その裏には、それだけの努力をしているんだと思う。ただ、「俺って天才だからさぁ」って言って鼻くそほじくっているどこかの誰か(誰?)とは違うということなんだろう。

まぁワタシには無縁の世界のハナシですが。


そんな佐藤秀峰氏が主宰しているのマンガサイトはこちら
http://mangaonweb.com/welcome.do

ブックオフで一冊100円で買うよりも、こちらのサイトで読むぶきだろうな。。

やっぱり、ブックオフには買いに行っちゃいかんなぁ。買ったとしても100円とか150円で処分している本だけだな。定価の1割で仕入れて、半額で売るというシンプルな作りだが、著作権者には金が入らないし。おっと余談。

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漫画貧乏

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