実は今日はすでに4日なのだが、遡って1日のハナシ。

この春風亭百栄という人は、主に新作落語をやっている人で、30過ぎて入門したという変わり種。以前はロサンゼルスで黒人のおばちゃんと一緒に寿司を握っていたという。それも、それまで日本で寿司職人の経験があって、渡米して、というのではなく、採用されて1時間で中国人に教わって働き始めたとかなんとか。ちなみに静岡県清水市出身で、これは若手落語家の星 春風亭昇太と同郷で、こんど5月9日にやる独演会のゲストは昇太師匠。

そんなことはまったく関係なくはないが、この百栄師匠がトリを取るというので、片づかない仕事を無理やり明日に回して遠路はるばるやって来ました上野は鈴本演芸場。
なにしろ残業の上にここまで遠いので、着いたらもう五街道雲助師匠の落語の途中で、入ったらすぐに中入り。
柳家小菊の小唄。キレイだなぁ、小菊さん。所作もキレイだし。独身なのかなぁ、結婚しているのかなぁ、一度上野のスターバックスで二人でお茶したいなぁ(意味不明)。

「北の三代目」みたいになった、三遊亭歌武蔵の落語、林家二楽の紙切り、ときて、春風亭百栄の出番。

この日は、新作落語をかけようか、それとも古典落語をやろうかと悩む二つ目落語家の苦悩と、上野鈴本演芸場のお席亭に寵愛される春風亭一の輔との葛藤を描く、「天使と悪魔」をやりました。

以前、CDで聞いたときよりもパワーアップしていたような。
ちなみに、その話は、このCDには入ってません。これも図書館で借りたなぁ。
昔の人の落語ならともかく、やはり落語は口演しているのを見ないと、面白さはわからないね。口だけでなく、振りというか、色々と体使って演じてもいるわけだから。

ちなみに、2日は残業で行けず、3日は休み、4日は多分無理だろう。んー、3日間行けば、手拭いがもらえるらしいのだが。いやしかし、手拭いもらったところで使わない(使えない)し、誰に見せびらかすでなし、どうせタンスの肥やしにしかならないのだが・・・でも、好きな落語家だと思うと、ついほしくなっちゃうんだな。


春風亭百栄の落語 人間国宝への道 第二章

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