職場の後輩の影響で落語を聞くようになり(まだ「聴く」には達していない)、独演会に行ったり、寄席に行ったりしているのだが、これは数年前に亡くなった春風亭柳昇の本。
この間、TBSラジオのラジオ寄席でこの人の落語が放送されていて知りました。
「大きなことを言うようですが、いまや春風亭柳昇といえば日本で私一人でありまして・・・」というのが有名だったようですが、まったく知りませんでした。勉強してまいります。

で、まぁ、色々な格言が集められているわけですが、こういうのは耳が痛かったり。
「人の噺を聞いて、自分よりも下手だなと思ったら、そいつは自分と同じ。
自分と同じくらいだなと思ったら、そいつは自分より上。
自分よりもいくらかうまいと思ったら、そいつは自分のはるか上を行っている」

これは落語の世界では有名な格言らしく、桂歌丸師匠かだれかも、同じことを言っていた。実生活、というか会社でもそうですね。



柳昇の新作格言講座

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コメント

シゲ
2012年2月10日14:18

柳昇さんお亡くなりになってたんですか。知らなかった。数年前にNHK教育かなにかで落語の番組に出ていたのを見て「まだ生きてたんや!」と思ってたんですが。(不謹慎)
落語は基本的にホールで生で見るというか聞くのが好きなので、あまりTVやDVDとかは持ってないんですが江戸落語はそういう媒体で聞くしかないのです。大阪人なもので。
まぁ最盛期の枝雀をホールで聞いたのが落語との出会いだったという衝撃的な巡り合わせで落語好きになってますので、かなりゆがんだ落語ファンなのかも知れません。
しかし「柳昇といえば日本で一人」っちゅうのは良いですね。柳昇さんのキャラなくして成立せんギャグでしょうなぁ。

権之助
2012年2月11日0:32

あー枝雀を生でですか、それは羨ましい。晩年は大変に残念なことになってしまったのが惜しまれます。

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