2011/6/14 マンガの方法論1 おれ流 (コミック)
2011年6月14日 読書
毎日毎日たいした生活は送っていないのに、本だけは借りて読んでて、でもどれも時間潰しにしかならないような気がする。しかし、この本。
子供の頃から数々の大ヒット作や問題作を世に放ち続けている柳沢きみお先生の創作の秘密を余すところなく大公開、した本ではないけれど、「跳んだカップル」や「只野仁」がヒットするのもむべなるかな、というくらい、創作のアイデアは尽きないらしい。
いしかわじゅん先生の指摘を待つまでもなく、柳沢きみおの絵は下手だ。しかし、その下手さを補って余りあるだけのストーリーテリングの才能があるのだろう。
とりあえず、今は週刊新潮の毎週のエッセイを楽しみに読みつつ、「大市民」シリーズの再開を心待ちにしているのだった。
一時は、柳沢きみおの描く物から遠ざかった時期もあったが、若いころにデビューして60過ぎまで活躍しつづけている漫画家って、手塚治虫と赤塚不二夫と石ノ森章太郎と藤子不二雄とさいとうたかをと、その他数えるくらいしかしいない。
マンガ喫茶に行って柳沢きみおの昔のマンガを読み返してみると、当時の時代の風俗を結構うまいところですくい取っている。映画なら一色伸幸の脚本のモノのようだ。
結局、今も「大市民」や「只野仁」などで、相変わらず柳沢きみおの描く物を読んだり、触れたりしている。
自分のマンガに対する考えのバックボーンは、子供の頃に読んで熱中していた漫画家に規定されているのだなぁ。
どこか、「大市民」のほかにいしかわじゅんの「フロムK」を連載させるような志のある出版社はないものだろうか。コミックビームくらいか・・・
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子供の頃から数々の大ヒット作や問題作を世に放ち続けている柳沢きみお先生の創作の秘密を余すところなく大公開、した本ではないけれど、「跳んだカップル」や「只野仁」がヒットするのもむべなるかな、というくらい、創作のアイデアは尽きないらしい。
いしかわじゅん先生の指摘を待つまでもなく、柳沢きみおの絵は下手だ。しかし、その下手さを補って余りあるだけのストーリーテリングの才能があるのだろう。
とりあえず、今は週刊新潮の毎週のエッセイを楽しみに読みつつ、「大市民」シリーズの再開を心待ちにしているのだった。
一時は、柳沢きみおの描く物から遠ざかった時期もあったが、若いころにデビューして60過ぎまで活躍しつづけている漫画家って、手塚治虫と赤塚不二夫と石ノ森章太郎と藤子不二雄とさいとうたかをと、その他数えるくらいしかしいない。
マンガ喫茶に行って柳沢きみおの昔のマンガを読み返してみると、当時の時代の風俗を結構うまいところですくい取っている。映画なら一色伸幸の脚本のモノのようだ。
結局、今も「大市民」や「只野仁」などで、相変わらず柳沢きみおの描く物を読んだり、触れたりしている。
自分のマンガに対する考えのバックボーンは、子供の頃に読んで熱中していた漫画家に規定されているのだなぁ。
どこか、「大市民」のほかにいしかわじゅんの「フロムK」を連載させるような志のある出版社はないものだろうか。コミックビームくらいか・・・
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