これもまたAmazonの画像が出ない。10年前だとさすがに無理か。

図書館のホームページで「TOEIC900点」で検索したらヒットしたので借りてみた。結論から言うと読むだけ時間の無駄


理由
1)旧TOEICなので、現在の試験には対応していない/記述していない面がある。

2)対策本として中途半端。前半は学習法について、後半は英文を例にあげての文法事項とその解法の説明。
前半の学習法は、「すき間時間を活用しよう」「NHKラジオ講座が一番」などの一般的なことはさておき、「子供が通っている学習塾の副教材をわけてもらえ」、「AFRが一番」などと、普遍化できないおすすめを平然と延べていて賛同できない。
※AFRってナニ?と思ったら、AFNのコトだった。誰もAFRなんて言わないよ。
それから、6万円で900点突破、と歌っているのはいいのだけど、カセットテープレコーダーを2台買いましょう、というところに時代を感じる。
今なら当然iPodを買いましょう、である。カセットを取っかえ引っかえキュルキュル言わせて使っていたころに比べれば、本体だけでいくらでも録音できるなんて、夢のような技術の進歩で、これだけ技術が進歩しているのに英語(にかぎらず外国語の勉強)ができないと言っているのはやる気がないか能力がないか、時間の使い方が下手か、ということだと思う。

ワタシのばあい、やる気も能力も時間の使い方も下手だからどうしようもないのだが。

後半のような解法は、間違ったことではないのだが、しかしこんな本で繰り返し勉強するかというそんなことは多分しない。
これは人それぞれだろうが、学習法を書いた本のつけたしのような内容で、質はともかく、量としては少なくて、この本のこの部分だけを繰り返し勉強することは、多分誰もしないと思う。

なんにしても、慶応の経済出て英語塾の講師経験があるような人の体験談など、余人に普遍化できるべくもないわけで、まったくもって時間の無駄であった。

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コメント

nophoto
Jase
2011年9月6日7:41

I can’t believe you’re not playing with me--that was so hlpeful.

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